シーキングザゴールド
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シーキングザゴールド | ||||||||||||
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欧字表記 | Seeking the Gold | |||||||||||
品種 | サラブレッド | |||||||||||
性別 | 牡 | |||||||||||
毛色 | 鹿毛 | |||||||||||
生誕 | 1985年4月7日 | |||||||||||
死没 | 2016年7月28日[1] | |||||||||||
父 | Mr.Prospector | |||||||||||
母 | Con Game | |||||||||||
母の父 | Buckpasser | |||||||||||
生国 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生産者 | Ogden Phipps | |||||||||||
馬主 | Ogden Phipps | |||||||||||
調教師 | Claude R McGaughey III | |||||||||||
競走成績 | ||||||||||||
生涯成績 | 15戦8勝 | |||||||||||
獲得賞金 | 2,307,000ドル | |||||||||||
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シーキングザゴールド(Seeking the Gold、1985年4月7日 - 2016年7月28日)はアメリカ合衆国の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍は1988年のドワイヤーステークス、スーパーダービー。
馬名は「金を探している」という意で父のミスタープロスペクター(探鉱者)からの連想である。
産駒はおもにスプリント戦 - マイル戦を得意としていたが、本馬は現役時代おもに中距離を得意としていた。種牡馬としても成功を収め、日本でも1998年のスプリンターズステークスで産駒が1着と2着を占める(1着マイネルラヴ、2着シーキングザパール)など馬場に適応している。
また、北アメリカのリーディングサイアーで日本でもユートピアなどを輩出したフォーティナイナーや、日本に種牡馬として輸入され成功を収めたブライアンズタイム、牝馬でケンタッキーダービーを勝ったウイニングカラーズとは同期である。
2008年、この年の繁殖シーズン後に23歳という高齢とそれにともなう生殖能力の低下を理由に種牡馬を引退した。2016年7月28日、老衰のため安楽死となった。
競走成績
[編集]- 1987年(1戦1勝)
- メイドン戦
- 1988年(12戦6勝)
- ドワイヤーステークス (G1) 、スーパーダービー (G1) 、ピーターパンステークス (G2)
- 1989年(2戦1勝)
- アローワンス
代表産駒
[編集]アメリカ調教馬
[編集]- Heavenly Prize(フリゼットステークス、テストステークス、アラバマステークス、ガゼルハンデキャップ、ベルデイムステークス、アップルブロッサムハンデキャップ、オグデンフィップスハンデキャップ、ゴーフォーワンドハンデキャップ、パーソナルエンスンハンデキャップ)
- Flanders(ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ)
- Pleasant Home(ブリーダーズカップ・ディスタフ)
- Jazil(ベルモントステークス)
他多数
アメリカ国外調教馬
[編集]- Dubai Millennium(ジャック・ル・マロワ賞、クイーンエリザベス2世ステークス、ドバイワールドカップ、プリンスオブウェールズステークス、種牡馬)
- シーキングザパール(NHKマイルカップ、モーリス・ド・ゲスト賞)
- マイネルラヴ(スプリンターズステークス、種牡馬)
- ゴールドティアラ(マイルチャンピオンシップ南部杯)
- オープニングテーマ(中日スポーツ賞4歳ステークス)
- シーキングザベスト(武蔵野ステークス、種牡馬)
- シーチャリオット(東京ダービー、羽田盃、京浜盃、平和賞)
- ダージー(種牡馬)
母父としての主な産駒
[編集]- シーキングザダイヤ(ニュージーランドトロフィー、日本テレビ盃、浦和記念、アーリントンカップ、兵庫ゴールドトロフィー)
- グレイスフルリープ(コリアスプリント、JBCスプリント、サマーチャンピオン、東京スプリント、兵庫ゴールドトロフィー)
- マイネルモルゲン(ダービー卿チャレンジトロフィー、京成杯オータムハンデキャップ2回)
- マルブツトップ(佐賀記念)
- バーディバーディ(兵庫チャンピオンシップ、ユニコーンステークス)
- ゴルトブリッツ(帝王賞、アンタレスステークス2回、マーキュリーカップ)
- ローブデコルテ(優駿牝馬)
- ケイアイパープル(佐賀記念、白山大賞典)
- ロードプラチナム(函館記念)
- アルキメデス(朝日チャレンジカップ)
- キョウワロアリング(北九州記念)
- ケイアイドリー(北海道スプリントカップ)[2]
血統表
[編集]シーキングザゴールドの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 Mr. Prospector 1970 鹿毛 |
父の父 Raise a Native1961 栗毛 |
Native Dancer | Polynesian | |
Geisha | ||||
Raise You | Case Ace | |||
Lady Glory | ||||
父の母 Gold Digger1962 鹿毛 |
Nashua | Nasrullah | ||
Segula | ||||
Sequence | Count Fleet | |||
Miss Dogwood | ||||
母 Con Game 1974 黒鹿毛 |
Buckpasser 1963 鹿毛 |
Tom Fool | Menow | |
Gaga | ||||
Busanda | War Admiral | |||
Businesslike | ||||
母の母 Broadway1959 鹿毛 |
Hasty Road | Roman | ||
Traffic Court | ||||
Flitabout | Challedon | |||
Bird Flower | ||||
母系(F-No.) | (FN:5-c) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Bull Dog・Sir Gallahad 5×5×5、Discovery 5×5、Blue Larkspur 5×5 | [§ 4] | ||
出典 |
父ミスタープロスペクター、母父バックパサー(またはトムフール系)という血統はニックスとして有名であり、同じ配合の馬に種牡馬として成功したミスワキ、ウッドマンなどがいる。
脚注
[編集]- ^ Eric Mitchell. “Seeking the Gold Dies at 31”. The Blood-Horse. 17 December 2016閲覧。
- ^ “ケイアイドリー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月1日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Seeking the Gold(USA)”. JBISサーチ. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年11月5日閲覧。
- ^ a b “Seeking the Goldの血統表”. netkeiba.com. 2018年11月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post