ブリリアント・コーナーズ
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『ブリリアント・コーナーズ』 | ||||
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セロニアス・モンク の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1956年10月9日-12月7日 ニューヨーク | |||
ジャンル | ジャズ、ハードバップ | |||
時間 | ||||
レーベル | リバーサイド・レコード | |||
プロデュース | オリン・キープニュース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
セロニアス・モンク アルバム 年表 | ||||
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『ブリリアント・コーナーズ』(Brilliant Corners)は、ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクが1957年に発表したアルバム。モンクの代表作に挙げられることが多い。
解説
[編集]旧知の仲であるソニー・ロリンズやマックス・ローチを迎えて制作されたアルバム。
タイトル曲の「ブリリアント・コーナーズ」は、不協和音を多用したイントロ、7小節単位の展開、頻繁なテンポ・チェンジといった、モンクの先進的な作曲能力が発揮されている。ピアノ独奏による「アイ・サレンダー、ディア」は、元々はビング・クロスビーの歌で大ヒットした曲で、ルイ・アームストロング等も取り上げたスタンダード・ナンバー。「ベムシャ・スウィング」は、メンバーが他の曲と違うが、プロデューサーのオリン・キープニュースの話によれば、モンクがベーシストのオスカー・ペティフォードと対立したため、12月7日のセッションではメンバーを替えたとのこと。
収録曲
[編集]- ブリリアント・コーナーズ - "Brilliant Corners"(Thelonious Monk) - 7:42
- バルー・ボリヴァー・バルーズ・アー - "Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are"(T. Monk) - 13:24
- パノニカ - "Pannonica"(T. Monk) - 8:50
- アイ・サレンダー、ディア - "I Surrender, Dear"(Clifford, Barris) - 5:25
- ベムシャ・スウィング - "Bemsha Swing"(T. Monk, D. Best) - 7:42
演奏メンバー
[編集]- セロニアス・モンク - ピアノ、チェレスタ
- ソニー・ロリンズ - テナー・サクソフォーン(4.を除く)
- アーニー・ヘンリー - アルト・サクソフォーン(on 1.2.3.)
- クラーク・テリー - トランペット(on 5.)
- オスカー・ペティフォード - ベース(on 1.2.3.)
- ポール・チェンバース - ベース(on 5.)
- マックス・ローチ - ドラム、ティンパニ(4.を除く)