ブルゴーニュ伯
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ブルゴーニュ伯(仏:Comté de Bourgogne )は、現在のフランス東部、フランシュ=コンテを支配した諸侯。ブルゴーニュ自由伯、ブルゴーニュ宮中伯、ブルグント伯などとも呼ばれる。ブルゴーニュ公やブルグント王とは異なるので注意を要する。ブルゴーニュ伯は、神聖ローマ皇帝への臣従義務を免除されていたので、ドイツ語でFreigrafschaft Burgund「フライ・グラーフシャフト(=自由伯領)」ブルグントと呼ばれていた。これがフランス語では、Franche-Comté「フランシュ・コンテ」と称されるのである。
ブルゴーニュ伯一覧
[編集]ブルゴーニュ=イヴレ家
[編集]- オット=ギヨーム(986年 - 1026年)
- ルノー1世(1026年 - 1057年)
- ギヨーム1世(1057年 - 1087年)
- ルノー2世(1087年 - 1097年)
- エティエンヌ1世(1065年 - 1102年) 1097年以降は名目のみ
- ルノー3世(1102年 - 1148年) 1127年までは名目のみ
- ベアトリス1世(1148年 - 1184年)
ホーエンシュタウフェン家
[編集]- フリードリヒ1世 (神聖ローマ皇帝) (1156年 - 1190年) ベアトリス1世の夫
- オトン1世(1190年 - 1200年)
- ジャンヌ1世(1200年 - 1205年)
- ベアトリス2世(1205年 - 1231年)
アンデクス家
[編集]- オトン2世(1208年 - 1231年) ベアトリス2世の夫、アンデクス公、メラーノ公
- オトン3世(1231年 - 1248年) メラーノ公
- アリックス(1248年 - 1279年)
- ユーグ・ド・シャロン(1248年 - 1266年) アリックスの最初の夫
- フィリップ・ド・サヴォワ(1267年 - 1279年) アリックスの2番目の夫、サヴォイア伯
シャロン家(ブルゴーニュ=イヴレ家)
[編集]カペー家
[編集]- フィリップ5世 (フランス王) (1315年 - 1322年) ジャンヌ2世の夫
- ジャンヌ3世(1330年 - 1349年)
カペー=ブルゴーニュ家
[編集]カペー家
[編集]- マルグリット1世(1361年 - 1382年)
ダンピエール家
[編集]ヴァロワ=ブルゴーニュ家
[編集]- フィリップ2世(1384年 - 1404年) ブルゴーニュ公
- ジャン1世(1404年 - 1419年) ブルゴーニュ公
- フィリップ3世(1419年 - 1467年) ブルゴーニュ公
- シャルル(1467年 - 1477年) ブルゴーニュ公
- マリー(1477年 - 1482年) ブルゴーニュ女公(名目のみ)
ハプスブルク家
[編集]- マクシミリアン1世 (神聖ローマ皇帝) (1477年 - 1482年) マリーの夫
- フェリペ1世 (カスティーリャ王) (1482年 - 1506年)
- カール5世 (神聖ローマ皇帝) (1506年 - 1558年)
- フェリペ2世 (スペイン王) (1558年 - 1598年)
- フェリペ3世 (スペイン王) (1598年 - 1621年)
- フェリペ4世 (スペイン王) (1621年 - 1665年)
- カルロス2世 (スペイン王) (1665年 - 1678年)