ブルックリー・ハン
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2016年四大陸選手権での演技 | ||||||||||
生誕 |
1995年7月6日(29歳) アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ビヴァリー | |||||||||
居住地 | アメリカ合衆国 バージニア州ベッドフォード | |||||||||
身長 | 149 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | オーストラリア | |||||||||
コーチ |
ペーター・ケイン ダーレーン・ケイン エフゲニー・ネミロフスキー | |||||||||
所属クラブ | Boondall FSC Queensland | |||||||||
練習拠点 | アメリカ合衆国 テキサス州ユーレス | |||||||||
開始 | 2000 | |||||||||
引退 | 2019 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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ブルックリー・ハン(英: Brooklee Han、1995年7月6日 - )は、アメリカ合衆国、マサチューセッツ州出身。オーストラリアの元フィギュアスケート選手(女子シングル)。
オーストラリア人の父を持つ。
2014年ソチオリンピックオーストラリア代表。2013年ボルボオープンカップ優勝。
経歴
[編集]アメリカのマサチューセッツ州で生まれる。5歳でスケートを始め[1]、12歳の時にキャンプで出会ったセルヒーイ・ベイパンに指導を受けるようになった。ベイパンに出会ってから1年で2回転ジャンプを習得し、2年で3回転ジャンプを降りられるようになった[2]。
2010-2011シーズンから国際大会に出場するようになり、2012年メラーノ杯では銅メダルを獲得。3度出場した世界ジュニア選手権では2013年大会の16位が最高成績だった。ソチオリンピックへの出場権を懸けた世界選手権では21位となり、枠獲得には順位が一つ及ばなかった。
2013-2014シーズン、ソチオリンピックの最終予選であるネーベルホルン杯に出場。結果は5位で出場枠獲得が懸かった国では1位の成績でオーストラリアの出場枠を獲得した。ボルボオープンカップでは優勝。同国のシャンテル・ケリーにより、「スケート連盟からの許可を得ずにスケートクラブの大会に出場したために、オリンピックへの出場権は無い。」との訴えがオーストラリアスポーツ仲裁裁判所に提出された[3]。12月の審理でハンの大会出場には問題がなく、オリンピックへの出場は可能との見解が下され、ケリーの訴えは棄却された[4]。男子シングルとアイスダンスの代表発表から遅れること2週間、ハンのオリンピック代表が内定した。オリンピックでは20位という成績を残した。
2016年8月にコーチの変更を発表し、ペーター・ケイン/ダーレーン・ケイン夫妻の元へ移った。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2010 -11 |
2011 -12 |
2012 -13 |
2013 -14 |
2014 -15 |
2015 -16 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
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冬季オリンピック | 20 | ||||||||
世界選手権 | 21 | 19 | 35 | ||||||
四大陸選手権 | 12 | 14 | 17 | 17 | 14 | 14 | WD[5] | ||
オーストラリア選手権 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | |||
GPエリック杯 | 10[6] | ||||||||
GPスケートカナダ | 8 | ||||||||
CSフィンランディア杯 | 8 | ||||||||
GPスケートアメリカ | 10 | ||||||||
CSオータムクラシック | 7 | 10 | |||||||
CSゴールデンスピン | 11 | ||||||||
CSネーベルホルン杯 | 8 | 5 | 4 | 7 | 11 | 9 | |||
CSデンスタ杯 | 6 | ||||||||
CS USクラシック | 6 | 10 | 7 | ||||||
CSアルペン杯 | 3 | ||||||||
レイキャヴィークインターナショナル | 2 | ||||||||
ネスレ杯 | 8 | ||||||||
ボルボオープン | 1 | ||||||||
メラーノ杯 | 3 | ||||||||
トリグラフトロフィー | 6 | ||||||||
世界Jr.選手権 | 21 | 30 | 16 | ||||||
JGPチェコスケート | 11 | ||||||||
JGPメキシコ杯 | 8 | ||||||||
JGPレークプラシッド | 8 | ||||||||
JGPボスポラス | 12 | ||||||||
JGPブリスベン | 8 | ||||||||
JGP W.ロンバルディ杯 | 13 | ||||||||
JGP B.シュベルター杯 | 17 | ||||||||
JGP J.カリー記念 | 10 | ||||||||
ババリアンオープン | 2 J |
詳細
[編集]2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年11月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズアルペントロフィー(インスブルック) | 2 62.14 |
7 103.26 |
3 165.40 |
2018年9月26日 - 29日 | ISUチャレンジャーシリーズネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 9 49.71 |
9 91.10 |
9 140.81 |
2018年9月20日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズオータムクラシック(オークビル) | 8 54.05 |
12 76.39 |
10 130.44 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2018年1月22日 - 27日 | 2018年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 13 52.29 |
14 98.36 |
14 150.65 |
2017年10月6日 - 8日 | ISUチャレンジャーシリーズフィンランディア杯(エスポー) | 7 55.40 |
10 105.71 |
8 161.11 |
2017年9月20日 - 23日 | ISUチャレンジャーシリーズオータムクラシック(ピエールフォン) | 4 57.65 |
7 101.16 |
7 158.81 |
2017年9月13日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 8 45.93 |
7 85.09 |
7 131.02 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2017年2月14日 - 19日 | 2017年四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) | 16 48.44 |
14 103.61 |
14 152.05 |
2017年2月3日 - 5日 | レイキャヴィーク・インターナショナル・ゲームスフィギュアスケート競技(レイキャヴィーク) | 3 46.82 |
2 76.95 |
2 123.77 |
2016年12月7日 - 10日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) | 9 53.65 |
12 85.70 |
11 139.35 |
2016年11月25日 - 12月2日 | オーストラリアフィギュアスケート選手権(メルボルン) | 1 59.45 |
2 91.27 |
2 150.72 |
2016年9月22日 - 24日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 12 44.53 |
10 76.73 |
11 121.26 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年2月16日 - 21日 | 2016年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 14 52.80 |
17 82.95 |
17 135.75 |
2016年1月6日 - 10日 | 2016年メンターネスレネスクイックトルン杯(トルン) | 12 42.92 |
7 86.85 |
8 129.77 |
2015年11月28日 - 12月4日 | オーストラリアフィギュアスケート選手権(ペンリス) | 3 46.18 |
2 86.33 |
2 132.51 |
2015年11月13日 - 15日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(ボルドー) | 10 47.65 |
中止 | 10 |
2015年10月20日 - 25日 | ISUチャレンジャーシリーズ デンコヴァ・スタビスキー杯(ソフィア) | 5 50.95 |
6 94.21 |
6 145.16 |
2015年9月23日 - 26日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 6 51.92 |
7 99.98 |
7 151.90 |
2015年9月16日 - 20日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 10 50.25 |
9 90.29 |
10 140.54 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年3月23日 - 29日 | 2015年世界フィギュアスケート選手権(上海) | 35 35.54 |
- | 35 |
2015年2月9日 - 15日 | 2015年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 18 40.68 |
17 73.34 |
17 114.02 |
2014年11月28日 - 12月5日 | オーストラリアフィギュアスケート選手権(ブーンダル) | 1 58.80 |
2 93.39 |
2 152.19 |
2014年10月31日 - 11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) | 11 51.55 |
8 95.25 |
8 146.80 |
2014年10月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | 11 47.38 |
8 102.99 |
10 150.37 |
2014年9月24日 - 27日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 5 52.41 |
5 97.28 |
4 149.69 |
2014年9月10日 - 14日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 8 42.74 |
6 89.90 |
6 132.64 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年3月24日 - 30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 18 53.20 |
19 91.08 |
19 144.28 |
2014年2月6日 - 22日 | ソチオリンピック(ソチ) | 22 49.32 |
18 94.52 |
20 143.84 |
2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 14 52.55 |
14 97.62 |
14 150.17 |
2013年11月30日 - 12月6日 | オーストラリアフィギュアスケート選手権(メルボルン) | 1 58.61 |
1 102.81 |
1 161.42 |
2013年11月7日 - 10日 | 2013年ボルボオープンカップ(リガ) | 1 53.95 |
1 97.81 |
1 151.76 |
2013年10月2日 - 6日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 11 47.09 |
10 88.36 |
11 135.45 |
2013年9月25日 - 28日 | 2013年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 10 48.74 |
5 98.42 |
5 147.16 |
2013年9月4日 - 8日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 16 39.01 |
7 80.97 |
8 119.98 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年3月10日 - 17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 20 50.62 |
20 91.26 |
21 141.88 |
2013年2月25日 - 3月3日 | 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミラノ) | 15 47.20 |
17 78.42 |
16 125.62 |
2013年2月6日 - 11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 11 48.54 |
12 86.36 |
12 134.90 |
2012年12月1日 - 7日 | オーストラリアフィギュアスケート選手権(ブリスベン) | 2 41.35 |
5 56.07 |
2 97.42 |
2012年11月16日 - 18日 | 2012年メラーノ杯(メラーノ) | 5 43.54 |
3 85.13 |
3 128.67 |
2012年9月27日 - 29日 | 2012年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 6 49.08 |
8 92.94 |
8 142.02 |
2012年9月19日 - 23日 | ISUジュニアグランプリ ボスポラス(イスタンブール) | 15 37.24 |
9 77.34 |
12 114.58 |
2012年8月29日 - 9月2日 | ISUジュニアグランプリ レークプラシッド(レークプラシッド) | 7 44.96 |
8 83.96 |
8 128.92 |
2011-2012 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2012年4月4日-8日 | 2012年トリグラフトロフィー(イェセニツェ) | - | 13 40.44 |
4 87.26 |
6 127.70 |
2012年2月27日-3月4日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミンスク) | 5 82.05 |
30 35.37 |
- | 30 |
2011年10月5日-9日 | ISUジュニアグランプリ ワルテル・ロンバルディ杯(ミラノ) | - | 15 37.68 |
11 71.38 |
13 109.06 |
2011年9月7日-11日 | ISUジュニアグランプリ ブリスベン(ブリスベン) | - | 11 37.53 |
7 77.96 |
8 115.49 |
2010-2011 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2011年2月28日-3月6日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(江陵) | 12 68.49 |
23 38.28 |
20 68.70 |
21 106.98 |
2011年2月10日-13日 | 2011年ババリアンオープン ジュニアクラス(オーベルストドルフ) | - | 2 37.80 |
4 70.69 |
2 108.49 |
2010年10月6日-10日 | ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯(ドレスデン) | - | 14 38.72 |
18 63.43 |
17 102.15 |
2010年9月29日-10月3日 | ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念(シェフィールド) | - | 8 40.42 |
11 66.78 |
10 107.20 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2018-2019 | 夢やぶれて (ミュージカル『レ・ミゼラブル』より) 作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク |
ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』より 作曲:レナード・バーンスタイン |
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2017-2018[7] | ポル・ウナ・カベサ 作曲:カルロス・ガルデル 作詞:アルフレード・レ・ペラ |
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2016-2017[8] | 映画『危険なプロット』サウンドトラックより 作曲:フィリップ・ロンビ |
Day of Wrath 作曲:Bogdan Ota |
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2015-2016 | 揚げひばり 作曲:レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ |
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2014-2015 | 映画『シングルマン』より 作曲:アベエル・コジェニオウスキ、梅林茂 映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』より 作曲:アベエル・コジェニオウスキ |
映画『言えない秘密』サウンドトラックより 作曲:周杰倫 |
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2013-2014 | Prayer for Taylor 作曲:マイケル・W・スミス タイタニック・シンフォニー 演奏:リチャード・クレイダーマン |
Come Away With Me 曲:ノラ・ジョーンズ | |
2012-2013 | カッチーニのアヴェ・マリア 作曲:ウラディーミル・ヴァヴィロフ |
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2011-2012 | テイク・ファイヴ アンスクエア・ダンス 作曲:デイヴ・ブルーベック |
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2010-2011 | When My Mother Sings 作曲:ジェームス・ラスト 演奏:リチャード・クレイダーマン |
脚注
[編集]- ^ Redding's Brooklee Han Aims To Skate In Sochi Olympics
- ^ Austaralian Olympic Team Brookle Han
- ^ Brooklee Han on Australian team after appeal dismissed
- ^ Australian skater loses Olympic appeal Archived 2013年12月26日, at the Wayback Machine.
- ^ 左足の負傷により棄権。https://twitter.com/ISU_Figure/status/1094028763203923968
- ^ パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった。
- ^ Capellazzi, Gina (2017年5月17日). “Brooklee Han and Aimee Buchanan settle in Texas with the Cains as coaches”. Figure Skaters Online
- ^ Olympic Figure Skater From Redding Looks To Grow With Move To Texas
参考文献
[編集]- 国際スケート連盟によるブルックリー・ハンのバイオグラフィー
- ブルックリー・ハン - Olympedia
- ブルックリー・ハン (@brookleeh95) - X(旧Twitter)
- ブルックリー・ハン (@brookleeh95) - Instagram