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ブルーフォード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブルーフォード
Bruford
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル フュージョン
ジャズ・ロック
プログレッシブ・ロック
カンタベリー・ロック
活動期間 1977年 - 1980年
レーベル EGレコード
メンバー ビル・ブルーフォード
アラン・ホールズワース
デイヴ・スチュワート
ジェフ・バーリン
ジョン・クラーク

ブルーフォードBruford[注釈 1]は、イングランドジャズ・フュージョン志向のロックバンドである。

1970年代後半、プログレッシブ・ロック・バンド「イエス」「キング・クリムゾン」の元ドラマーのビル・ブルーフォードのソロ・プロジェクトとして活動した。

概要・略歴

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主宰者ビル・ブルーフォード(2004年撮影)

1977年当時、ジャズ・ロック・バンド「ナショナル・ヘルス」に在籍していたビル・ブルーフォードは、デイヴ・スチュワート(キーボード)、ジェフ・バーリン(ベース)、アラン・ホールズワース(ギター)というカンタベリー・ロック人脈を集めてソロ・プロジェクトを開始。デビュー・ソロ・アルバム『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』をリリースする[注釈 2]

同年、ナショナル・ヘルスを脱退してホールズワースと共にプログレッシブ・ロック・バンド「U.K.」の結成に参加。翌1978年にホールズワースと同時に脱退した後、ソロ・プロジェクトに専念してバンド「ブルーフォード」に発展させる。

1979年、ほぼインストゥルメンタルで構成されるアルバム『ワン・オヴ・ア・カインド』をリリースした[注釈 3]。同年のライブ・アルバム『ザ・ブルーフォード・テープス』[注釈 4]と、その時期の関連ツアーにてホールズワースが降板し、元Quasarのジョン・クラーク(John Clark)[1]が後任を務めた。

1980年、アルバム『グラデュアリー・ゴーイング・トルネード』[注釈 5]をリリース。主宰者ビル・ブルーフォードは、キング・クリムゾン時代の同僚ロバート・フリップに誘われてバンド「ディシプリン[注釈 6]に参加するため、この年でブルーフォードの活動を解消した。

2017年10月、リマスター・リミックス・未発表曲を含む音源をまとめた8枚組ボックス・セット『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー』がリリースされた[2]。未発表の素材は、ロンドンの「The Venue」で録音されたライブ音源と、1980年に所属していたEGレコードから降ろされたので実現しなかった4枚目のスタジオ・アルバムの制作の為に準備されていた18曲の短いトラックや断片で構成されている[3]

歴代メンバー

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主なサポート(アルバム参加)

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』 - Feels Good to Me (1977年、EGレコード) ※ソロ名義
  • 『ワン・オヴ・ア・カインド』 - One of a Kind (1979年、EGレコード)
  • 『グラデュアリー・ゴーイング・トルネード』 - Gradually Going Tornado (1980年、EGレコード) ※旧邦題『トルネード』

ライブ・アルバム

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  • 『ザ・ブルーフォード・テープス』 - The Bruford Tapes (1979年、EGレコード) ※旧邦題『ブラフォード・ライヴ』
  • 『ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ』 - Rock Goes To College (2006年、Winterfold Records) ※同名DVDもある

コンピレーション・アルバム

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  • 『マスター・ストロークス '78-'85』 - Master Strokes 1978-1985 (1985年、EGレコード)
  • 『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー』 - Seems Like A Lifetime Ago (2017年、Winterfold) ※CD&DVDボックス

脚注

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注釈

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  1. ^ 長年「ブラッフォード」という表記が使用されて来たが、近年、ビル・ブルーフォードの名前の表記変更に伴なって「ブルーフォード」とされるようになった。
  2. ^ ボーカルをアネット・ピーコック、管楽器をケニー・ホイーラーが担当。
  3. ^ U.K.のヴァイオリン奏者のエディ・ジョブソンが客演。
  4. ^ 元はラジオ局のWLIRで放送されたライブ音源。
  5. ^ ベース奏者のジェフ・バーリンがボーカルも兼任。
  6. ^ 後にキング・クリムゾンに改名。
  7. ^ 1977年から1978年までサポート・メンバーを務めた。

出典

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  1. ^ Discogs”. 2024年7月20日閲覧。
  2. ^ Discogs”. 2024年7月24日閲覧。
  3. ^ 名ドラマー、ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)率いるブルーフォード(Bruford)のキャリアを包括する数量限定豪華BOXセット”. TOWER RECORDS (2017年10月13日). 20120-11-10閲覧。

外部リンク

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