プライオリティ・パス
種類 | 外国会社 |
---|---|
本社所在地 |
イギリス Cutlers Exchange, 123 Houndsditch, London, EC3A 7BU |
設立 | 1992年 |
業種 | サービス業 |
主要株主 | Collinson Group |
外部リンク |
www |
プライオリティ・パス(英: Priority Pass)は、空港ラウンジに関するサービスを提供する企業である。また、同社が提供するサービスの名称である。
概要
[編集]空港又は空港ターミナルビルと提携し、サービスを提供している。クレジットカードの空港ラウンジとの最大の相違点は、空港での保安検査場を超えた場所に、ラウンジが立地している点である。
会員
[編集]空港ラウンジを利用するには、会員となる必要がある。会員プランは、3つの種類があり、空港ラウンジの利用頻度に応じて申し込む事が出来る。
なお、提携しているクレジットカードの会員は、年会費が無料又は通常の年会費より安い年会費で入会する事が出来る。また、日本航空(JAL)のJALマイレージバンクの会員は、40,000マイルと交換する事で、会員資格が1年間有効な「プレステージ」を取得する事が出来る[1]。
会員プラン
[編集]空港ラウンジの利用形態に応じて3つの種類が設けられている。会員プランは次表の通り(金額の単位は米ドル)。年7〜14回利用する人はスタンダード・プラスが得で、年15回以上利用する人はプレステージが得である。
プラン | 年会費 | 都度料金(会員) | 都度料金(同伴者) |
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スタンダード | $99 | $32 | $32 |
スタンダード・プラス | $299 | 無料(10回目以下) $32(11回目以降) |
$32 |
プレステージ | $429 | 無料 | $32 |
会員証
[編集]会員には、プラスチック製の会員カードが発行される。また、iOS・Androidのアプリケーションソフトウェアをダウンロードすると、デジタル会員証を利用する事が出来る。会員カード及びデジタル会員証は、会員本人のみ利用する事が出来る。
空港ラウンジを利用する際は、会員カード又はデジタル会員証を提示する必要がある。ただし、一部の空港ラウンジはデジタル会員証に対応していない。
利用可能空港
[編集]会員は、世界の1200ヶ所以上[2]の空港ラウンジを利用する事が出来る。利用する事が出来る空港ラウンジは、ウェブサイト又はiOS・Androidのアプリケーションソフトウェアで確認する事が出来る。1つの空港において複数のラウンジを利用する事も可能であり、例えばシンガポールのチャンギ国際空港はターミナル1から3で計11箇所のラウンジに入る事を可能としている。
ラウンジは、空港やラウンジ運営会社の有料の空港ラウンジ(Plaza Premium Loungeなど)や、航空会社や航空連合の空港ラウンジのうち、指定されたラウンジを利用する。
日本
[編集]同種のサービス
[編集]- Airport Angel
- DragonPass
- Lounge Club
- LoungeKey
- Lounge Pass
脚註
[編集]- ^ 『世界最大規模の空港ラウンジ・アクセス・プログラム「プライオリティ・パス」とJALが業務提携』(プレスリリース)日本航空、2016年10月6日 。2016年10月13日閲覧。
- ^ 世界に広がるプライオリティ・パス・ラウンジ | プライオリティ・パス
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- プライオリティ・パス (prioritypasscommunity) - Facebook
- Priority Pass (@prioritypasscom) - X(旧Twitter)