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プライベート・アイ・ドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プライベート・アイ・ドル
ジャンル アドベンチャーゲーム
対応機種 PCエンジンSUPER CD-ROM2
開発元 ヒューネックス
発売元 NECホームエレクトロニクス
人数 1人
メディア CD-ROM:1枚
発売日 1995年8月11日
その他 アーケードカード対応
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プライベート・アイ・ドル』 (Private eye dol) は、1995年8月11日PCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。全3話構成。

コンピュータRPGのような2Dのトップビュー形式のマップ内を、SD化されたヒロインのメイを操作しながら歩き回り、各所で会う人物達と会話を重ねることでシナリオが進行する。推理を要する部分もあるので、選択肢を総当たりすれば必ずハッピーエンドに辿り付ける、という作りではない。

ストーリー

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近未来を舞台に、人気上昇中のアイドル探偵の美少女メイ・スターが、パートナーである立体映像人工知性体ナビと共に、様々な事件を解決していく。

スタッフ

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主題歌

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登場人物

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メイ・スター
声:小野寺麻理子
ナビ
声:かないみか
柳 素子
声:永島由子
立花 綾華
声:久川綾
三原 かんな
声:丹下桜
幻条 優子
声:小山茉美
立花 次郎
声:大場真人
沢田 重樹
声:江川央生
笹木 忠雄
声:置鮎龍太郎
朝霧 正臣
声:太田真一郎
朝霧 温子
声:大塚瑞恵
木原 尚子
声:新山志保
武藤 ミネ
声:江森浩子
声:岸野幸正
渡部 吟次
声:宮内幸平
園木 葉
声:柳瀬洋美
仁科 友美
声:山口由里子
榊 弘司
声:関智一
大瀧 剛
声:佐藤正治

備考

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  • PCエンジン版の発売に先行する形で、アニメ雑誌の『アニメージュ1995年3月号から5月号まで小説版が連載されていた。PCエンジン版の第1話シナリオは、この小説版を元にしたもの。
  • PCエンジン版の開発とほぼ平行する形で、設定をそのまま活かしたアニメ版『FX連続アニメ プライベート・アイ・ドル』が制作され、PC-FXの『アニメフリークFX』Vol.1からVol.3まで全3話が連載されていた。アニメーション制作はスタジオコメット、監督と演出は福田己津央。このアニメ版は後に、スクリーンセーバー壁紙を追加した『Private eye dol in Windows95』として、Windows 95へも移植されている。
  • 劇中に登場する架空の会社「MEC」とメイが所持しているとされている同社のゲーム機「PPエンジン」は、それぞれ日本電気の略称であるNECとPCエンジンのもじり[1]
  • 本ソフトはアーケードカード、メモリーベース128及びセーブくんに対応しておりメモリーベース128やセーブくんを使うとセーブ領域が大幅に増える。また本ソフトには『エメラルドドラゴン』や『ぽっぷるメイル』と同様のデータ管理ユーティリティが内蔵されている。アーケードカードを使うとロードが軽減されるが、アニメーションとセリフが若干ずれる欠点がある。
  • CD-ROM2で、本体のBIOSのバージョンが3.0未満の時にこのソフトを起動した時の警告画面はユニークなものになっている。メイがシステムカードVer2.0を使って起動したところを新聞に「メイ!! SYSTEM CARDを間違える!!」の見出しでスクープされ、それを見たナビがメイを叱り、さらに素子にもそそのかされるという内容。この画面はSCDシステム一体型であるDuoシリーズ(Duo・Duo-R・Duo-RX)SUPER CD-ROM2レーザーアクティブPCエンジン用パック(LD-ROM2でもBIOSのバージョンが2.1以下のシステムカードをHuCARDスロットに入れた際にも見ることができる。
  • このソフトのCD-ROMをプレイヤー(本体のCD-DA再生機能含む)で再生すると警告メッセージが流れるが、その後半で早口言葉ショーを聞ける。この際メイは「農林水産省主催新人歌手新春シャンソンショー」とかなりのハイレベルな早口言葉を披露している。また、PC-FX『アニメフリークFX』Vol.1の警告メッセージにも本ソフトからメイ、ナビ、かんななどが声で登場している。なお、Vol.2以降はPC-FXイメージキャラクターのロルフィー(声 - 大野まりな)が担当。

脚注

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  1. ^ 実際にPCエンジンを製造販売しているのはかつて存在したNECの系列会社の日本電気ホームエレクトロニクス(略称NEC-HE)である。

関連項目

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