プラネット・エックス (アルバム)
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『プラネット・エックス』 | ||||
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デレク・シェリニアン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ハリウッド・ヒルズ The Leopard Room[1] | |||
ジャンル | プログレッシブ・メタル、インストゥルメンタル | |||
時間 | ||||
レーベル | マグナ・カルタ・レコード | |||
プロデュース | デレク・シェリニアン、トム・フレッチャー[1] | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
デレク・シェリニアン アルバム 年表 | ||||
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『プラネット・エックス』(Planet X)は、アメリカ合衆国のキーボーディスト、デレク・シェリニアンが1999年に発表した、ソロ名義では初となるスタジオ・アルバム。
解説
[編集]本作で共演したシェリニアンとヴァージル・ドナティは、トニー・マカパインと共に本作と同名のバンド「プラネット・エックス」を結成し、2000年にファースト・アルバム『ユニヴァース』を発表している[2]。なお、3部構成の組曲「アトランティス」はプラネット・エックス名義のライヴでも演奏され、アルバム『ライヴ・フロム・オズ』(2002年)にも収録された[3]。
スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「作曲に関しては、キング・クリムゾン等プログレッシブ・ロックの大物達による複雑でテンポ・チェンジが多い作風と並び、スティーヴ・ヴァイからの影響もそこかしこに表れている」と評している[4]。
キーボーディストの難波弘之は、ユーロ・ロック・プレス(VOL.3)において、(シェリニアンの)音の使い方がエディ・ジョブソンっぽい。冒頭の組曲「アトランティス」をはじめ、小品もそれぞれ力作。ヴァージル・ドナティがうまいせいか、フュージョン風でもあると評した。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はデレク・シェリニアンとヴァージル・ドナティの共作。
- アトランティス パート1 "アポカリプス 1470 B.C." - "Atlantis: Part 1. "Apocalypse 1470 B.C."" - 6:59
- アトランティス パート2 "シー・オヴ・アンティクァティ" - "Atlantis: Part 2. "Sea of Antiquity"" - 4:18
- アトランティス パート3 "ロスト・アイランド" - "Atlantis: Part 3. "Lost Island"" - 5:38
- クラブ・ネビュラエ - "Crab Nebulae" - 4:07
- ボックス - "Box" - 5:05
- マネー・ショット - "Money Shot" - 4:26
- デイ・イン・ザ・サン - "Day in the Sun" - 4:58
- ステイト・オヴ・デリリウム - "State of Delirium" - 2:48
- スペース・マティーニ - "Space Martini" - 3:47
- ブルネイ・バビロン - "Brunei Babylon" (Derek Sherinian, Virgil Donati, Brett Garsed) - 5:39
参加ミュージシャン
[編集]- デレク・シェリニアン - キーボード
- ヴァージル・ドナティ - ドラムス
- ブレット・ガースド - ギター
- トニー・フランクリン - ベース
脚注・出典
[編集]- ^ a b Derek Sherinian - Planet X (CD, Album) at Discogs
- ^ Hill, Gary. “Planet X - Biography & History”. AllMusic. 2016年12月30日閲覧。
- ^ Couture, François. “Live from Oz - Planex X”. AllMusic. 2016年12月31日閲覧。
- ^ Huey, Steve. “Planet X - Derek Sherinian”. AllMusic. 2016年12月30日閲覧。