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プロジェクト‐ノート:映画/記事名の付け方思案(202110)

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使用上の注意:プロジェクト:映画の2021年11月1日時点のデータと比較。アンダーライン付きの文章は元の文章で直後の青色の文章が新しい案。灰色の文章は変更なし。「既に記事が作られており、改名を必要とする場合」節は完全に新規の文章。

記事名

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映画作品のタイトルはいうまでもなく固有名詞ですが、副題の区切り記号が違うなど、出典となる資料によって表記に若干の揺れが生じる場合がしばしばあり、これが記事名を決定するうえで障害となったり、記事名が決まった後でもその正当性を巡って議論が巻き起こったりしたことがたびたびありました。さらに、再公開される際に改題される場合や、劇場公開時とビデオグラム化された際で違うタイトルになる場合なども多く、混乱が起きやすい分野であるといえるでしょう。

映画作品のタイトルは言うまでもなく固有名詞ですが、出典となる資料によって副題の区切り記号が違うなど、表記の揺れが生じる場合がしばしばあり、これが記事名を決定する上で障害となり、記事名が決まった後でもその正当性を巡って議論が巻き起こったりしました。また、再公開された際に改題される場合や、劇場公開時とビデオグラム化された際で違うタイトルになる場合なども多く、混乱が起きやすい分野であると言えるでしょう。

以下のガイドラインは、こういった混乱をできる限りなくすために、映画作品の記事名の付け方を定めたものです。強制ではありませんが、映画作品記事に関する統一的な指針ですので、基本的にはこれに従ってください。

以下のガイドラインは、こういった混乱をできる限りなくすために、映画作品の記事名を決定する統一的な指針です。強制ではありませんが、基本的にはこれに従ってください。ただし、これはWikipedia:記事名の付け方の5つの原則「認知度が高い」「見つけやすい」「曖昧でない」「簡潔」「首尾一貫している」を蔑ろにしていいということを意味しません。例えば『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』は、劇場公開時のタイトルは『スター・ウォーズ/ ジェダイの復讐』でしたが、議論での合意によって例外的な記事名が決定されたケースです。あくまで稀な例ですが、ノートでの合意や慣習によって例外的な記事名になることはありえます。
分からないことがあれば、まず記事やこのページのノートで相談しましょう。
* 日本で配給され劇場公開された際の邦題を記事名とします。
* 日本では劇場公開されていないが、VHSDVDBlu-ray Discなどビデオグラム(パッケージソフト)が発売された作品、テレビで放映された作品はその題名を用いてください。
* 劇場公開、ビデオグラム発売、テレビ放映のいずれもされていないが、映画祭、また大使館や国際文化交流団体などによる上映が行われた作品については、その上映の際の題名を用いてください。
* 以上のいずれにも該当しない作品は、その作品の主製作国での原語題名をカタカナに変換したもの(転写についてはWikipedia:外来語表記法を参照)を記事名とします。漢字圏の作品の場合、Wikipedia:記事名の付け方で許されているJIS X 0208にある漢字で代用できる場合は、漢字の原題を使うことも可能です。ただし、ある程度広まっている直訳の題名が存在する場合は、ノートなどで合意がされればその直訳題名を使用してもかまいません。
*記事名に用いる表記は作品の公式ウェブサイトや配給会社のサイト、プレスリリースなど、その作品の公開に直接関係している企業・団体の資料が用いている表記(以下「公式表記」と呼びます)に従ってください。公式サイトと配給会社のサイトで邦題表記が異なるなど、「公式表記」も複数存在する場合がありますので、これらの「公式表記」のいずれか一つに基づいた記事名であればよいこととします。
**例:公式表記に『○○○/××』や『○○○ ××』というバリエーションがある場合、どちらを記事名にしてもかまいません。
*「公式表記」が複数ある場合、記事名をそのひとつに基づいて決定した後で、別の「公式表記」では違う表記だからという理由で改名(移動)する必要はありません。このような改名は、移動合戦につながるおそれがあるため控えてください。無用な混乱を避けるためにも、どの資料の表記に基づいた記事名なのか、項目作成の際に要約欄に明記しておくとよいでしょう。もちろん、記事名に採用しなかった「公式表記」を、リダイレクトとして作成することはよい考えです。
*記号の全角・半角の使い分けはWikipedia:記事名の付け方に準じますが、「公式表記」にある文字・記号を別の文字・記号に置き換えたり、省略したり、あるいは逆に存在しない文字・記号を補ったりしてはいけません。ただし、いわゆる機種依存文字を別の文字・記号で代替する場合を除きます。
**例:「公式表記」が『○○○/××』『○○○ ××』の場合、『○○○・××』のように別の記号を使ったり、『○○○××』のように記号を省略したり、『○○○ / ××』のように余分な記号を追加しないでください。

他項目と同じタイトルの作品の場合

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* 映画以外の分野の項目と記事名が競合するときは「 (映画)」をつけてください。例:『命 (映画)

  • 同一の邦題を持つ作品が複数存在するときは、それぞれ「 (xxxx年の映画)」(xxxxはその作品の初一般公開年)をつけてください。例:『ミニミニ大作戦 (1969年の映画)』『ミニミニ大作戦 (2003年の映画)
    • 既に記事が作られている作品と同一邦題の作品記事が作成された際、先に作られているほうの記事名に「 (xxxx年の映画)」がついていなければ、事前議論(改名提案)なしに「 (xxxx年の映画)」つきの記事名に改名できます。移動の際「本ガイドラインを理由とした改名」であることを明記してください。
    • ただし、「同一の原作をもとに映画化された作品」「リメイク作品とそのオリジナル」など内容に関連のある作品相互の場合、ノートなどで合意がされれば、いずれか一作品を代表的トピックとして「 (xxxx年の映画)」のつかない記事名としてもかまいません(「 (映画)」はNG)。しかし、これはあくまで例外的なケースです。明確な理由がない限り、基本的には「 (xxxx年の映画)」で区別してください。
  • 邦題に加えて初一般公開年も重複する場合は、初一般公開年に加えて、その作品の製作国か、または他と区別のできる語句を括弧内に含めてください。例:『ジキル博士とハイド氏 (1920年のドイツ映画)』『ジキル博士とハイド氏 (1920年のヘイドン監督の映画)
記事名が重複する場合は、曖昧さ回避のために、必要に応じて記事名の接尾に「(xxxx年の映画)」などと付けて項目を分けます。曖昧さ回避には、「平等な曖昧さ回避」と「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」の2種類があります。以下はそのためのルールです。
* 映画以外の分野の項目と記事名が競合するときは「 (映画)」をつけてください。例:『命 (映画)
** ただし、映画作品の方がオリジナルであったり、分野を超えて特に著名な作品である場合には「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」として映画記事の方には「 (映画)」をつけなくても構いません。例:『東京物語』『東京物語 (曖昧さ回避)』。しかし、これは極めて稀な例であり、他分野から異論がある場合は十分に議論してください。
* 同一の邦題を持つ作品が複数存在するときは、それぞれ「 (xxxx年の映画)」(xxxxはその作品の初一般公開年)をつけてください。例:『ミニミニ大作戦 (1969年の映画)』『ミニミニ大作戦 (2003年の映画)
** ただし、「オリジナル作品とそのリメイク作品」「同一の原作をもとに映画化された作品」など内容に関連のある作品相互の場合で、特に一方の認知度が高い場合などは「代表的なトピックを中心とする曖昧さ回避」として「 (xxxx年の映画)」のつかない記事名にしても構いません。例:『椿三十郎』『椿三十郎 (2007年の映画)
* タイトルに加えて初一般公開年も重複する場合は、初一般公開年に加えて、その作品の製作国か、または他と区別のできる語句を括弧内に含めてください。例:『ジキル博士とハイド氏 (1920年のドイツ映画)』『ジキル博士とハイド氏 (1920年のヘイドン監督の映画)

同一作品で複数のタイトルが存在する場合

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* 劇場公開時の題名とビデオグラムが発売された際の題名が違う場合は、前者を記事名とし、後者については記事内で触れるようにしてください。
* 映画祭などで上映された作品が後で劇場公開またはビデオグラム発売・テレビ放映され、その際に題名が変更された場合は、変更後の題名を記事名とし、当初の題名について記事導入部で触れるようにしてください。
* 改題されて再公開、またはビデオグラムが再発売された作品については、特別な事情のない限り古い方の題名を記事名とし、新しい方の題名について記事導入部で触れるようにしてください。
* ディレクターズ・カットなどの再編集版で当初の題名から変更された作品についても、オリジナル作品の一ヴァリエーションとして捉え、上記の命名基準に従います。ただし、再編集の前後で作品の内容が著しく異なるなどの場合は、ノートなどで合意がされれば変更後の題名を使用してもかまいません。

既に記事が作られており、改名を必要とする場合

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上記の規定に反した名前の記事を発見したり、新しい記事の立項によって古い記事の名前が規定に反した状態になった場合は、改名提案の手続きに従い、違反状態の記事名の改名を実行してください。ただし、その記事のノートなどを確認し、過去に記事名に関する議論や合意がなかったか注意してください(シリーズものの場合、シリーズ記事のノートの方で議論されていた可能性もあります)。
新規記事の立項によって同名の記事名が発生し、既存記事に対して曖昧さ回避の対応が必要な場合、例外規定が適応される余地もなく、かつ、その改名に異論が出ないと十分に断言できるのであれば、事前議論(改名提案)なしに「 (xxxx年の映画)」つきの記事名に即時改名しても問題ありません。ただし、その場合もWikipedia:改名提案#議論終了後の対応の手続きに従い、内部リンクの修正などの事後処理を忘れずに行なってください。
* 新しい記事の方の作品が日本公開前で、正式な日本版タイトルが未発表であったり、仮題の状態で発表されているものについては、劇場公開によってタイトルが確定するまで既存記事の改名を実施しないでください(劇場公開時の正式タイトルだと曖昧回避の必要がなくなる可能性があるため)。
* 即時改名を行った場合は、概要欄に「本プロジェクトのガイドラインを理由とした改名」であることを明記してください。
** 即時改名の実施に対して異論が出た場合は、即座に作業の手を止め、改名前の状態に現状回復してください。作業完了後でも十分な期間を経ていなければその編集が合意されたとは見なされず、差し戻す必要があります。本プロジェクトの規定はWikipedia:論争の解決Wikipedia:合意形成(特に「編集作業の結果としての合意」)に優越するものではありません。
* 改名に際して異論が予想される場合はコメント依頼や、本プロジェクトのノートも活用して広く周知してください。その話題に関心のある人が常に改名提案を見ているとは限りません。また、必要に応じて合意形成の期間を伸ばすことも重要です(1週間は目安であって絶対ではありません)。
** シリーズ作品で、シリーズ自体の単独記事もある場合、該当の個別記事だけではなく、シリーズの方の記事のノートで議論した方が適している場合もあります(ただし、その場合でも改名提案対象の記事にも議論の告知はしてください)。