ヘルベルト・プルチョウ
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ヘルベルト・プルチョウ(ドイツ語: Herbert E. Plutschow, ドイツ語: Herbert Eugen Plutschow[1]、1939年9月8日[2] – 2010年6月24日[3])は、スイス生まれのアメリカ合衆国の日本文化研究者。日本文学・日本史・漢文学などを講じた[3]。
スイス・チューリッヒ生まれ。イギリス、スイス、スペインで高等学校教育を受け、1962年パリ大学東洋語学部ロシア語専攻を卒業[4]。1964年文部省の国費留学生として来日し[4]、1966年早稲田大学大学院日本文学比較文学専攻修士課程修了[4]。1968年コロンビア大学日本研究部日本文学科博士課程修了[4]。1973年、コロンビア大学で日本中世旅文学の論文により博士号を取得[4]。1984年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授[4]、2005年同大学名誉教授[4]、城西国際大学人文学部教授[4]。2008年城西国際大学国際人文学部学部長[4]。
著書
[編集]- Introducing Kyoto(京都案内)講談社インターナショナル、1979.
- Historical Kyoto, with Illustrations and Guide Maps(京都の歴史)ジャパンタイムズ、1983
- Historical Nara : with Illustrations and Guide Maps(奈良の歴史)ジャパンタイムズ、1983
- 『旅する日本人 日本の中世紀行文学を探る』武蔵野書院 武蔵野文庫、1983
- Historical Chanoyu (茶の湯の歴史)ジャパンタイムズ、1986
- Chaos and Cosmos : Ritual in Early and Medieval Japanese Literature(カオスとコスモス-古代中世日本文学の儀礼) Leiden ; New York : E.J. Brill, 1990.
- Japan’s Name Culture : the Significance of Names in a Religious, Political, and Social Context(日本の名前)Sandgate, Folkestone, Kent : Japan Library, 1995.
- Matsuri : the Festivals of Japan(祭り)Richmond, Surrey : Japan Library, 1996.
- 『「ニッポン通」の眼 異文化交流の四世紀』淡交社、1999
- 『外国人が見た十九世紀の函館』武蔵野書院、2002
- 『グランド・ティー・マスター 15代千宗室家元の茶道』淡交社、2002
- A reader in Edo Period Travel Folkestone, Kent, UK : Global oriental, 2006
- 『江戸の旅日記 「徳川啓蒙期」の博物学者たち』集英社新書、2005
- Philipp Franz von Siebold and the opening of Japan : a re-evaluation(シーボルトと日本の開国) Folkestone, UK : Global Oriental, 2007.
- 『茶道と天下統一 ニッポンの政治文化と「茶の湯」』篠田綾子訳 日本経済新聞出版社、2010
共編著
[編集]- 『日本紀行文学便覧 紀行文学から見た日本人の旅の足跡』福田秀一共編著 武蔵野書院、1975
- Introduction to Japan [1-3] (日本案内)ドナルド・リチー、ベン・シモンズ共著 講談社インターナショナル、1988-1994