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ベトナム鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベトナム鉄道公社
現地語社名
Tổng công ty Đường sắt Việt Nam
ラテン文字名
Vietnam Railway
種類
国営企業
業種 運輸業
事業分野 鉄道事業、それに関連する諸事業など
前身 鉄道総局 → ベトナム鉄道連合
設立 2003年
創業者 インドシナ総督
本社 ホアンキエム区レ・ズアン街118号、
事業地域
ベトナム国内一円
売上高 8兆1720億ドン[1] (2017年)
利益
1540億ドン[1] (2017年)
所有者 ベトナム政府
従業員数
26546人[1] (2017年)
ウェブサイト http://vr.com.vn
ベトナム鉄道公社
Tổng công ty Đường sắt Việt Nam
路線地図
路線範囲 ベトナム社会主義共和国
運行 1881–現在
軌間 1,000 mm (3 ft 3+38 in)
標準軌
三線軌条(1000 mmと標準軌
全長 2,632 km
本社 ハノイ
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ベトナム鉄道公社(ベトナムてつどうこうしゃ、ベトナム語Tổng công ty Đường sắt Việt Nam)は、ベトナムの鉄道事業者である。総本部はハノイ市ホアンキエム区レ・ズアン街118号に存在し、2003年に設立された。総延長は2,632kmであり、うち標準軌は222km、三線軌条は292km、残りはメーターゲージである[要出典]

沿革

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1881年、フランスインドシナ総督により、ベトナムで初めての鉄道が開業した。ベトナム独立後、鉄道総局が設立され、ベトナム国内の鉄道を運営することとなった。1990年、鉄道総局からベトナム鉄道連合(Vietnam Railway Federation)になり、権限を中央本部から付属機関に分散し、北部・中部・南部の3つの担当区域にインフラ管理と鉄道運行の責任を負う形態に移行した。1995年、上下分離方式が実施され、インフラとその保守改良の費用を政府が負担する一方、列車の運行とインフラの保守管理は ベトナム鉄道連合が行うこととなった。その後、鉄道輸送は、ハノイ旅客鉄道会社、サイゴン旅客鉄道会社、貨物輸送会社の3社が行うことになった。鉄道輸送を行う各3社およびインフラ保守会社の会計はベトナム鉄道連合の会計に従属していた。2003年、ベトナム鉄道公社が設立され、傘下に公社の会計に依存する「会計依存会社」、政府100%出資の会計独立会社、政府株保有会社、本社付属組織より構成されるようになった。また同時に、鉄道事業者を監督する機関として鉄道局が設立された[2]

年表

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  • 1881年 - ベトナム最初の鉄道(サイゴンミトー間、全長71km)が開通
  • 1936年 - 全長2600kmのベトナム鉄道網が完成
  • 1955年 - 鉄道総局が設立される
  • 1976年 - ハノイとホーチミン間の路線(南北線)が再結合
  • 1990年4月10日 - 鉄道総局をベトナム鉄道連合に改組
  • 1995年 - 上下分離方式が実施される[3]
  • 2003年 - ベトナム鉄道連合を改組し、ベトナム鉄道公社が設立される。ベトナム運輸交通省内に鉄道の監督を行う鉄道局が設置される[4]
  • 2005年 - 鉄道法が可決される
  • 2010年 - ベトナム鉄道公社を国営有限責任会社に転換

ベトナム鉄道公社沿革(ベトナム語)より)

事業内容

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ベトナム国内の鉄道および諸形式の輸送及び国際輸送、運輸代理業、鉄道施設の修理と保守、鉄道や他の機械製品のための新車両、設備、部品に関するコンサルタント、調査、設計、製造及び修理など[2]

路線

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計画線

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2021年に公布された首相決定第1769号/QD-TTgによる計画線は以下の通りである[5]

脚注

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  1. ^ a b c Dau Tu Online (19 January 2018). ベトナム最新情報 (PDF) (Report). TOHO CO.,LTD. 2019年1月6日閲覧
  2. ^ a b 独立行政法人国際協力機構社会開発部 2007, p. 21.
  3. ^ 独立行政法人国際協力機構社会開発部 2007, p. 20.
  4. ^ 独立行政法人国際協力機構社会開発部 2007, pp. 34.
  5. ^ 鉄道システム開発計画、30年までに鉄道9路線を整備 首相が承認”. Viet jo (2021年10月22日). 2022年1月7日閲覧。

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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