ペンギン・ランダムハウス
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種類 | LLC |
---|---|
略称 | PRH |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク |
設立 | 2013年7月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 出版業 |
主要株主 | ベルテルスマン 100% |
外部リンク | https://global.penguinrandomhouse.com/ |
ペンギン・ランダムハウス(Penguin Random House)は、アメリカ合衆国に本社を置く、世界最大の出版社である。
概要
[編集]電子書籍の台頭に伴うビジネスの変化に対応するため[1]、2013年7月1日に、イギリスのピアソン傘下にあるペンギン・グループと、ドイツ・ベルテルスマン傘下のランダムハウスの合併により設立された。合併後もそれぞれが独立した編集体制を持ち、アメリカをはじめ、ヨーロッパ・南アメリカ・南アフリカ・中国などに拠点を置く。
沿革
[編集]- 2012年10月29日 - それぞれの親会社であるピアソンとベルテルスマンが、両者の合併で合意[1]。
- 2013年2月14日 - アメリカ司法省が合併を承認[2]。
- 2013年4月5日 - 欧州委員会が合併を承認[3]。
- 2013年7月1日 - 合併完了。
- 2020年11月25日 - アメリカの大手出版社サイモン&シュスターが、ペンギン・ランダムハウスに21億7500万ドルで売却されることが報道された[4]。ペンギン・ランダムハウスがアメリカのメディア企業バイアコムCBS傘下の大手出版社サイモン&シュスター社の買収を発表。
- 2022年10月31日 - ペンギン・ランダムハウスによるアメリカのメディア企業パラマウント・グローバル傘下の大手出版社サイモン&シュスター社の買収は、米国連邦裁判官フローレンス・Y・パンによって阻止された[5][6][7][8]。
脚注
[編集]- ^ a b “米ランダムハウスと英ペンギン合併、出版最大手に”. 日本経済新聞電子版 (2012年10月29日). 2014年12月20日閲覧。
- ^ “ペンギンとランダムハウスの合併を承認 米司法省”. CNN (2013年2月15日). 2014年12月20日閲覧。
- ^ “EUがペンギングループとランダムハウスの合併を承認”. ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (2013年4月8日). 2014年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月20日閲覧。
- ^ “サイモン&シュスター、ペンギンに売却 米出版1位と3位が統合”. CNN (2020年11月26日). 2020年12月4日閲覧。
- ^ Alter, Alexandra; Lee, Edmund (25 November 2020). “Penguin Random House to Buy Simon & Schuster”. The New York Times November 30, 2020閲覧。
- ^ Whitten, Sarah (November 25, 2020). “ViacomCBS sells Simon & Schuster to Penguin Random House for $2 billion”. CNBC. November 6, 2022閲覧。
- ^ Lauer, Douglas Busvine, Klaus (2020年11月25日). “Bertelsmann buys Simon & Schuster for $2.2 billion in U.S. publishing play” (英語). Reuters 2020年11月25日閲覧。
- ^ Alter, Alexandra; Harris, Elizabeth A. (2022年10月31日). “Judge Blocks a Merger of Big Publishers” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2022年10月31日閲覧。