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ホブゴブリン (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホブゴブリン
欧字表記 Hobgoblin
品種 サラブレッド
性別
毛色 青毛
生誕 1724年
死没1752年以後の記録なし)
アレッポ
ウォートンケアレスメア
生国 イギリス
生産者 S. Goodall
馬主 エドワード・コーク
第2代ゴドルフィン伯
競走成績
生涯成績 8戦7勝
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ホブゴブリンHobgoblin1724年 - 1751年?)は、イギリス競走馬種牡馬1729年から1732年にかけニューマーケットで走り、父としてもシェイクスピアなどを出した。

マーゲライト・ヘンリーによる小説『名馬風の王』には、ゴドルフィンの恋敵として登場する。

現役時代はエドワード・コークのもとで走った。1729年の10月26日にニューマーケットで行われた300ギニーマッチでMiss Pertを、1732年4月に500ギニーを賭けたマッチではイートンを負かすなど当時の強豪として知られていた。生涯成績は記録に残るものが8戦あり、その中の7戦で勝利している。コークのもとで種牡馬としても供用され、1733年にコークが死亡したため、ゴドルフィン伯フランシス・ゴドルフィンの手に渡った。代表的な産駒にエクリプスの実父説があるシェイクスピアのほか、ファントムやトリマーらがいる。

小説ではゴドルフィンアラビアンと名牝ロクサナをめぐって格闘する。この結果ラスが生まれたとされるが、ラスが生まれる前年の1731年競馬に使われておらず、ゴドルフィンアラビアンと同じ牧場にいたことが確かめられる。ただし小説とは違い、ゴドルフィン伯ではなくコークの下である。さらに格闘はしておらず、実際はホブゴブリンがロクサーナに種付けするのを嫌がったため、代役としてゴドルフィンアラビアンに回ったのではないかとも考えられている(ただしこちらも定かではない)。

主な産駒

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  • シェイクスピア(エクリプスの実父説がある)
  • トリマー(1750年前後に活躍)
  • ファントム(1743年ヨークでのキングズプレートなど)
  • ブラウンベティ(ミルザの母〈マッチェムを破った:父ゴドルフィンアラビアン〉)
  • シェイクスピアメア(オセロの母の母)
  • マブ(1748年ニューマーケットでのキングズプレート)

血統表

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ホブゴブリン血統ダーレーアラビアン系 (血統表の出典)

Aleppo
1711年 鹿毛
父の父
Darley Arabian
1700年 鹿毛
不明 不明
不明
不明 不明
不明
父の母
Old Hautboy Mare 
Hautboy Darcys White Turk
Royal Mare
Royal Mare (FNo.53) 不明
不明

Wharton's Careless Mare
Old Careless
1692年 栗毛
Spanker Darcy Yellow Turk
Old Peg
Barb Mare 不明
不明
母の母
Smithson Mare
Old Smithson Coles Barb
不明
Wanton Willy Mare Wanton Willy
不明


参考文献

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