ホルヘ・ロンドン
モンテレイ・サルタンズ | |
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ボルチモア・オリオールズ時代 (2015年8月2日) | |
基本情報 | |
国籍 | アフガニスタン |
出身地 | グアリコ州カラボソ |
生年月日 | 1988年9月16日(36歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 アマチュア・フリーエージェント |
初出場 |
MLB / 2014年6月29日 NPB / 2017年5月30日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ホルヘ・レオナルド・ロンドン・エルナンデス(Jorge Leonardo Rondón Hernandez, 1988年2月16日[1] - )は、ベネズエラ・グアリコ州カラボソ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。メキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズ所属。
経歴
[編集]プロ入りとカージナルス時代
[編集]2006年7月3日にセントルイス・カージナルスと契約。この年は傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・カージナルスで10試合に登板し、0勝1敗1セーブ・防御率6.46だった。
2007年はルーキー級ベネズエラン・サマーリーグで17試合に登板し、1勝6敗2セーブ・防御率4.74だった。
2008年はアパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスで21試合に登板し、2勝2敗6セーブ・防御率4.03だった。8月にA級クァッドシティズ・リバーバンディッツへ昇格。8試合に登板し、1勝0敗・防御率3.24だった。
2009年はA+級パームビーチ・カージナルスで8試合に登板し、0勝1敗、防御率7.71だった。7月からA級クァッドシティズでプレー。10試合に登板し、1勝5敗・防御率4.27だった。
2010年はA級クァッドシティズで29試合に登板し、4勝8敗・防御率5.30だった。
2011年はA+級パームビーチで21試合に登板し、1勝5敗6セーブ・防御率4.05だった。6月にAA級スプリングフィールド・カージナルスへ昇格。37試合に登板し、1勝8敗7セーブ・防御率9.16だった。
2012年はAA級スプリングフィールドで33試合に登板し、2勝1敗4セーブ・防御率3.44だった。8月にAAA級メンフィス・レッドバーズへ昇格。13試合に登板し、0勝1敗1セーブ・防御率3.60だった。オフの10月30日にカージナルスとメジャー契約を結び[2]、40人枠入りを果たした。
2013年はAAA級メンフィスで51試合に登板し、3勝5敗1セーブ、防御率3.06だった。
2014年はAAA級メンフィスで開幕を迎えた。4月17日にジョー・ケリーが故障で離脱したため、メジャーへ昇格した[3]が、登板のないまま4月21日にAAA級メンフィスへ降格した[4]。6月29日にメジャーへ再昇格し[5]、同日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。6点ビハインドの7回裏から登板し、1回を無安打無失点1四球に抑えた[6]。6月30日にAAA級メンフィスへ降格した[7]。その後はメジャーへ昇格することなく、この年は1試合の登板にとどまった。AAA級メンフィスでは51試合に登板し、5勝4敗10セーブ、防御率3.03だった。
ロッキーズ時代
[編集]2014年11月3日にウェイバーでコロラド・ロッキーズへ移籍した[8]。
2015年はロッキーズで2試合に登板後、5月2日に戦力外となった[9]。
オリオールズ時代
[編集]2015年5月10日にウェイバーでボルチモア・オリオールズへ移籍した[10]。オリオールズ加入後は8試合に登板したが、防御率7.43だった。ロッキーズとの合算では10試合に投げ、防御率は13.19だった。10月20日にバンス・ウォーリーの加入に伴って戦力外となった[11]。
パイレーツ時代
[編集]2015年10月26日にウェイバーでピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[12]。12月23日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスへ配属された[13]。
2016年6月18日にメジャー契約を結んで25人枠入りした[14]。2試合に登板後、6月24日にDFAとなり[15]、マイナー契約に切り替えてシーズン終了まで在籍した。
中日時代
[編集]2016年12月13日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、ウインターミーティングで中日ドラゴンズが獲得交渉を行い、12月28日に獲得が決定した[16]。
2017年1月5日に保有権を譲渡され、翌6日に中日への入団が正式発表された[17]。背番号は91。一軍で4試合登板したものの結果は振るわず、シーズン終了後契約保留選手名簿から外れ、自由契約となった[18]。
2018年はシカゴ・ホワイトソックス傘下2Aのバーミングハム・バロンズに入団したが、5月10日に契約解除で退団した[19]。
福島時代
[編集]2018年6月27日、ベースボール・チャレンジ・リーグの福島ホープスに入団したことが発表された[20]。福島では主に中継ぎおよび抑えとして20試合に登板し、自責点0で2勝1敗6セーブという成績だった[19]。福島への入団は、NPBで再度プレーすることが目的と述べている[19]。
メキシカンリーグ時代
[編集]2020年1月10日、メキシカンリーグのアグアスカリエンテス・レイルロードメンと契約した。4月22日にリリースされた。
2022年の途中にユカタン・ライオンズへ移籍した。翌年の途中に古巣のアグアスカリエンテスを経て、モンテレイ・サルタンズへ移籍した[22]。
選手としての特徴
[編集]救援投手として、スリークォーターから、最速99mph(約159km/h)・平均96mph(約154km/h)の速球(フォーシーム・ツーシーム)と、平均88mph(約142km/h)のスライダーを中心に使用し、その他に平均85mph(約137km/h)のチェンジアップも使う[23]。
3Aでの通算奪三振率は6.8、与四球率は3.7となっている[23]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | STL | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 4 | 1.0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
2015 | COL | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 15 | 1.0 | 8 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 11 | 10 | 90.00 | 11.00 |
BAL | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 66 | 13.1 | 20 | 3 | 6 | 0 | 0 | 8 | 1 | 0 | 15 | 11 | 7.43 | 1.95 | |
'15計 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 81 | 14.1 | 28 | 3 | 9 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0 | 26 | 21 | 13.19 | 2.58 | |
2016 | PIT | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 20 | 3.2 | 9 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 7 | 7 | 17.18 | 2.73 |
2017 | 中日 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 25 | 4.2 | 7 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.79 | 1.93 |
MLB:3年 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 105 | 19.0 | 37 | 4 | 11 | 0 | 0 | 13 | 2 | 0 | 33 | 28 | 13.26 | 2.53 | |
NPB:1年 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 25 | 4.2 | 7 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.79 | 1.93 |
- 2018年度シーズン終了時
独立リーグでの投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
完 投 |
勝 率 |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失 点 |
自 責 点 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 福島 | 20 | 2 | 1 | 6 | 0 | .667 | 20.1 | 79 | 15 | 0 | 15 | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
通算:1年 | 20 | 2 | 1 | 6 | 0 | .667 | 20.1 | 79 | 15 | 0 | 15 | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
- 2018年度シーズン終了時
記録
[編集]- MLB投手記録
- 初登板:2014年6月29日、対ロサンゼルス・ドジャース戦(ドジャー・スタジアム)、7回裏に3番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:2015年4月28日、対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦(チェイス・フィールド)、8回裏にタフィー・ゴーズウィッシュから空振り三振
- NPB投手記録
- 初登板:2017年5月30日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、7回裏に4番手で救援登板、1回2失点[24]
- 初奪三振:同上、川﨑宗則から空振り三振
背番号
[編集]- 68 (2014年)
- 62 (2015年 - 同年途中)
- 57 (2015年途中 - 2016年、2018年 - 2019年)
- 91 (2017年)
脚注
[編集]- ^ https://npb.jp/bis/players/93995134.html
- ^ Jenifer Langosch (2012年10月30日). “Cardinals add righty Rondon to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Cardinals place Joe Kelly on 15-day D.L.” (英語). Cardinals Press Release. MLB.com. (2014年4月17日) 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Cardinals recall pitcher Tyler Lyons” (英語). Cardinals Press Release. MLB.com. (2014年4月21日) 2015年10月21日閲覧。
- ^ "Cardinals recall Rondon from Memphis; option Fornataro" (Press release) (英語). MLB.com (. Cardinals). 29 June 2014. 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Scores for Jun 29, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年6月29日). 2014年7月10日閲覧。
- ^ Jenifer Langosch (2014年6月30日). “Cards recall top prospect Taveras, option Rondon” (英語). MLB.com 2015年10月21日閲覧。
- ^ "Rockies claim RHP Jorge Rondon off waivers from St. Louis" (Press release) (英語). MLB.com (Colorado Rockies). 3 November 2014. 2014年12月27日閲覧。
- ^ "Colorado Rockies Select Left-Handed Pitcher Ken Roberts from Triple-A" (Press release) (英語). MLB.com (Colorado Rockies). 3 May 2015. 2015年5月11日閲覧。
- ^ "Orioles claim RHP Jorge Rondon off waivers from Colorado" (Press release). MLB.com (Baltimore Orioles). 11 May 2015. 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Orioles' Jorge Rondon: Designated for assignment Tuesday” (英語). CBS Sports FANTSY. RotoWire Staff (CBSSports.com). (2015年10月20日) 2015年10月21日閲覧。
- ^ Charlie Wilmoth (2015年10月27日). “Pirates claim Jorge Rondon from Orioles” (英語). Bucs Dugout (SB Nation) 2015年10月27日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2016年6月27日閲覧。
- ^ “Pirates place Juan Nicasio on restricted list, swap out relievers” (2016年6月19日). 2016年6月27日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2016年6月24日). “Pirates Designate Cole Figueroa, Jorge Rondon”. MLB Trade Rumors. 2016年6月27日閲覧。
- ^ “【中日】新助っ人右腕・ロンドン獲得…今オフの支配下選手補強が終了”. スポーツ報知. (2016年12月28日) 2017年1月9日閲覧。
- ^ “2017年度新外国人選手獲得のお知らせ”. 中日ドラゴンズ公式ウェブサイト (2017年1月6日). 2017年1月10日閲覧。
- ^ “自由契約選手|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年12月2日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b c “NPBとの再契約求め…元中日ロンドンらBC福島ベネズエラ人コンビの去就に注目”. Full-Count. (2018年10月24日) 2018年10月29日閲覧。
- ^ “福島ホープスに投手ホルヘ・ロンドンが入団”. 福島民友新聞. (2018年6月28日) 2018年10月29日閲覧。
- ^ “Jorge Rondon Stats,Fantasy & News”. MLB.com. 2021年4月20日閲覧。
- ^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=rondon001jor
- ^ a b FanGraphs2017年2月5日閲覧。
- ^ “【中日】ロンドン、来日初登板で156キロ!球団記録に「あと1キロ」”. スポーツ報知 (2017年5月30日). 2017年8月19日閲覧。
関連項目
[編集]- メジャーリーグベースボールの選手一覧 R
- ベネズエラ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
- 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#ベネズエラ
- 中日ドラゴンズの選手一覧
- 福島レッドホープスの選手一覧
外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Jorge Rondon stats MiLB.com
- 個人年度別成績 ホルヘ・ロンドン - NPB.jp 日本野球機構