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ボツフィヨール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボツフィヨール市
Båtsfjord kommune
ボツフィヨール市の市章
市章
位置
フィンマルク県の位置の位置図
フィンマルク県の位置
ボツフィヨールの位置の位置図
ボツフィヨールの位置
座標 : 北緯70度29分31秒 東経29度56分20秒 / 北緯70.49194度 東経29.93889度 / 70.49194; 29.93889
行政
 ノルウェー
  フィンマルク県
 市 ボツフィヨール市
首長 ガイル・クヌートセン(2011年 - )
労働党
地理
面積  
  市域 1,435.12[1] km2
    陸上   1,416.59 km2
    水面   18.53 km2
人口
人口 (2024年現在)
  市域 2,113人
    人口密度   1.5人/km2
  備考 [2]
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
公式ウェブサイト : www.batsfjord.kommune.no/

ボツフィヨールノルウェー語: Båtsfjord)は、ノルウェーフィンマルク県にある基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と表記する)。行政の中心地はボツフィヨール村である。面積は1,435平方キロメートル[1]、人口は2,113人(2024年[2])。

ボツフィヨール村

1868年にヴァードーからヴァードー・ヘレ(ヴァードー農村地域)として分立し、1957年にボツフィヨールに改称された。半島の北東部分は1964年1月1日にヴァードーへ返還された。

アメリカのテレビアニメ「メタロカリプス」の第一回 The Curse of DethKlok の舞台になった。

基礎情報

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地名

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地名は古ノルド語で「フィヨルドの奥」という意味の Botnsfjorðr からきている。

紋章

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現在の紋章は1985年4月19日に制定された。この地域における漁業ならびに水産加工業の重要性を表すため、釣り針が描かれている。針の形状はこの地で出土した石器時代のものを模した[3]

地理

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ヴァランゲル半島英語版の北東部に位置する。かつては不毛な沿岸部に複数の村があったが、後に入り江のボツフィヨルド町に集約された。近年ではボツフィヨルド空港が開港し、港に沿岸急行船「フッティルーテン」も停泊する予定。

ハムニングベルグ

海沿いにはハムニングベルグという廃漁村がある。村の木造住宅は多くが19世紀に建てられたが、第二次世界大戦の空襲を免れたため今でもよく保存されており、人気の観光スポットになっている。夏には滞在もできる。

市内には県内最高峰のオルド山 (400m) がある。また、シルテフィヨールズタウランには世界最北のカツオドリの営巣地がある。その数は1961年の2羽から次第に増え、今では300つがい以上が生息している。

脚注

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  1. ^ a b 09280: Areal av land og ferskvatn (km²) (K) 2007 - 2024”. Statistisk sentralbyrå. 2024年7月16日閲覧。
  2. ^ a b 07459: Alders- og kjønnsfordeling i kommuner, fylker og hele landets befolkning (K) 1986 - 2024”. Statistisk sentralbyrå. 2024年7月16日閲覧。
  3. ^ Norske Kommunevåpen (1990年). “Nye kommunevåbener i Norden”. 2008年12月8日閲覧。