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ボビー・ポーティス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボビー・ポーティス
Bobby Portis
ミルウォーキー・バックスでのポーティス
(2021年)
ミルウォーキー・バックス  No.9
ポジション PF / C
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1995-02-10) 1995年2月10日(29歳)
出身地 アーカンソー州の旗 アーカンソー州リトルロック
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 113kg (249 lb)
ウィングスパン 218cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
大学 アーカンソー大学
NBAドラフト 2015年 / 1巡目 / 全体22位[1]
経歴
20152019シカゴ・ブルズ
2017ウィンディシティ・ブルズ
2019ワシントン・ウィザーズ
2019–2020ニューヨーク・ニックス
2020ミルウォーキー・バックス
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ホビー・ポーティス・ジュニアBobby Portis Jr.1995年2月10日 - )は、アメリカ合衆国アーカンソー州リトルロック出身のプロバスケットボール選手。NBAミルウォーキー・バックスに所属している。ポジションはパワーフォワード

来歴

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アーカンソー州の2013年度の"ミスター・バスケットボール"に選出され、同年のマクドナルド・オール・アメリカンゲームにも出場したポーティスは、大学は地元のアーカンソー大学に進学。2年生時の2014-15シーズンに平均17.8得点8.9リバウンドを記録し、サウスイースタン・カンファレンスの最優秀選手に選出されるなど、同大学出身のコーリス・ウィリアムソンジョー・ジョンソン以来のスター選手として注目されるようになる。ポーティスは2年間プレーした後に2015年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明。22位でシカゴ・ブルズから指名された[2][3]

シカゴ・ブルズ

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ルーキーシーズンとなった2015-16シーズンは、パウ・ガソルジョアキム・ノアタージ・ギブソンといった実力者の前に出場機会を得られていないものの、2015年12月19日のニューヨーク・ニックスでは22得点10リバウンドを記録し、初のダブル・ダブルを達成した[4]

ジミー・バトラーなどを放出し、中心選手として期待されていた2017-18シーズン開幕前、ポーティスは全体練習中に以前から不仲状態だったというニコラ・ミロティッチと乱闘騒ぎを起こし、その際ミロティッチに顔面骨折の重傷を負わせたとして、チームから8試合の出場停止処分を課せられた[5]

2018年2月22日に行われたフィラデルフィア・76ers戦でキャリア・ハイとなる38得点を記録、試合はブルズが116-115で敗れた[6]

ワシントン・ウィザーズ

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2018-19シーズン開幕前、ブルズとの契約交渉が不調に終わり、2019年2月6日にワシントン・ウィザーズに放出された。オフにウィザーズからのクオリファイング・オファーも提示されず、完全FAとなった。

ニューヨーク・ニックス

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2019年7月1日、ニューヨーク・ニックスと2年3100万ドルで契約した[7]

2019-20シーズンのオフにチームオプションを破棄され、FAとなった。

ミルウォーキー・バックス

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2020年11月21日にミルウォーキー・バックスと2年750万ドルで契約した[8]。2年目はプレイヤーオプションとなる。

2020-21シーズンは控えのビッグマンとしてバックスの優勝に大きく貢献。またムードメイカーとしてファンから絶大な人気を誇った[9]。オフにプレイヤーオプションを破棄してFAとなり、バックスと2年900万ドルで再契約した[10]マイアミ・ヒートダラス・マーベリックスからバックスよりも高額なオファーを受けていたが、これを断った[11]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン  

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 CHI 62 4 17.8 .427 .308 .727 5.4 .8 .4 .4 7.0
2016–17 64 13 15.6 .488 .333 .661 4.6 .5 .3 .2 6.8
2017–18 73 4 22.5 .471 .359 .769 6.8 1.7 .7 .3 13.2
2018–19 22 6 24.1 .450 .375 .780 7.3 1.3 .5 .4 14.1
WAS 28 22 27.4 .440 .403 .809 8.6 1.5 .9 .4 14.3
2019–20 NYK 66 5 21.1 .450 .358 .763 5.1 1.5 .5 .3 10.1
2020–21 MIL 66 7 20.8 .523 .471 .740 7.1 1.1 .8 .4 11.4
2021–22 72 59 28.2 .479 .393 .752 9.1 1.2 .7 .7 14.6
2022–23 70 22 26.0 .496 .370 .768 9.6 1.5 .4 .2 14.1
2023–24 82 4 24.5 .508 .407 .790 7.3 1.3 .8 .4 13.8
通算 605 146 22.6 .479 .385 .759 7.1 1.2 .6 .4 11.8

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017 CHI 6 0 20.1 .515 .462 --- 6.0 1.2 .5 .5 6.7
2021 MIL 20 2 18.3 .464 .346 .720 5.0 .6 .7 .4 8.8
2022 12 5 24.8 .417 .298 .773 10.0 .8 .4 .3 10.6
2023 5 2 21.4 .488 .278 1.000 8.2 1.2 .6 .4 9.6
2024 6 6 31.1 .484 .250 .615 11.3 1.0 .5 .2 16.5
通算 49 15 22.0 .462 .324 .730 7.4 .8 .6 .3 10.0

脚注

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  1. ^ Bobby-Portis”. draftexpress.com (2015年). 2017年10月閲覧。
  2. ^ BULLS GO BIG IN DRAFT WITH BOBBY PORTIS
  3. ^ BULLS SIGN BOBBY PORTIS
  4. ^ Knicks beat weary Bulls 107-91 for 4th straight win
  5. ^ Bobby Portis apologizes to Bulls teammates for punching Nikola Mirotic
  6. ^ Mike McGraw (2018年2月23日). “Portis scores 38, but Chicago Bulls give it away late and lose to Sixers” (英語). dailyherald.com. Daily Herald. 2018年2月23日閲覧。
  7. ^ ボビー・ポーティス ニックスと2年契約合意 | NBA SWEETDAYS -最新ニュースやハイライト動画ブログ”. nba-sweetdays.com. 2020年5月18日閲覧。
  8. ^ Portis, Augustin reach multiyear deals with Bucks” (英語). ESPN.com (2020年11月21日). 2020年11月21日閲覧。
  9. ^ Legend continues to grow for Bucks fan favorite Bobby Portis” (英語). www.nba.com. 2021年10月20日閲覧。
  10. ^ Report: Bobby Portis Re-Signing with Bucks on 2-year, $9 million Deal” (英語). www.brewhoop.com. 2021年10月20日閲覧。
  11. ^ Ong, Mico. “Bucks rumors: Portis rejected deals from contenders to stay in Milwaukee” (英語). 2021年10月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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