ボンド・ストリート駅
ボンド・ストリート駅 Bond Street station | |
---|---|
ウェスト・ワン・ショッピングセンターに併設された西口 | |
セントラル・ロンドンの地図上でのボンド・ストリート駅の位置 | |
所在地 | オックスフォード・ストリート |
行政区 | シティ・オブ・ウェストミンスター |
運営 | ロンドン地下鉄 |
路線 |
セントラル線 ジュビリー線 エリザベス線 |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム数 | 4 |
ゾーン | 1 |
地下鉄年間乗降員数 | |
2010 | 36.87百万人[1] |
2011 | 36.02百万人[1] |
2012 | 38.07百万人[1] |
2013 | 39.65百万人[1] |
鉄道会社 | |
開設時の所属会社 | セントラル・ロンドン鉄道 |
歴史 | |
1900年 | セントラル線開業 |
1979年 | ジュビリー線開業 |
2022年 | エリザベス線開業 |
WGS84 | 北緯51度30分50秒 西経0度09分00秒 / 北緯51.514度 西経0.15度座標: 北緯51度30分50秒 西経0度09分00秒 / 北緯51.514度 西経0.15度 |
ボンド・ストリート駅(ボンド・ストリートえき、英語: Bond Street station)はロンドン地下鉄セントラル線とジュビリー線及びエリザベス線の駅である。オックスフォード・ストリートとニュー・ボンド・ストリートの交差点の下に駅はあるが、駅出入口はニュー・ボンド・ストリートから200メートルほど離れた、オックスフォード・ストリートとデーヴィース・ストリートの交差点にあるウエスト・ワン・ショッピングセンター内にあることに注意を要する。
当駅はセントラル線マーブル・アーチ駅とオックスフォード・サーカス駅の間、ジュビリー線ベイカー・ストリート駅 とグリーン・パーク駅の間にあり、トラベルカード・ゾーン1に含まれる。
歴史
[編集]ボンド・ストリート駅は1900年9月24日にセントラル・ロンドン鉄道(後のセントラル線の一部)によって設置された。駅の開設はセントラル線開業の3か月後である[2]。駅の地上建造物は他のセントラル・ロンドン鉄道の駅同様建築家ハリー・ベル・メジャーズによって設計された。ボンド・ストリート駅はセントラル・ロンドン鉄道の当初計画には含まれておらず、代わりにデーヴィース・ストリートへの駅設置が計画されていた[2]。
1909年、ハリー・セルフリッジは当駅西側に建設されるセルフリッジ・デパートに直結する地下道を設け、駅名を「セルフリッジズ」に改称することを提案したが、猛反対によって断念している。
当駅では数次にわたる改修工事が行われている。1回目の工事ではエレベーターが撤去されてエスカレーターが設置され、半地下の出札口とチャールズ・ホールデン設計によるファサードが設けられ、1926年6月8日に供用を開始した。このファサードは1980年代にウエスト・ワン・ショッピングセンターの建設によって解体されたが、駅東側の入り口に遺構が残っている。1979年にはジュビリー線乗り入れに伴う改修が行われた。
2007年には近代化工事が行われ、1980年代の改修でセントラル線のホームに設けられた壁画が撤去された。壁画の跡は白いタイルが貼られ、1980年代開設の他の駅とよく似た姿になっている。
2022年10月24日にクロスレール・エリザベス線のボンド・ストリート駅が開業した。[3]
バス路線
[編集]ロンドンバス2、6、7、10、13、23、30、73、74、82、94、98、137、139、159、189、274、390の各系統と、深夜バスN2、N7、N13、N73、N98、N207が当駅を経由する。
駅周辺施設
[編集]- ボンド・ストリート
- カーリジズホテル
- ハンデル・ハウス博物館(ブルックストリート)
- ウォレス・コレクション(マンチェスター・スクエア)
- ウィグモア・ホール(ウィグモア・ストリート)
- アメリカ大使館(グロヴェノア・スクエア)
ギャラリー
[編集]-
セントラル線西行ホーム。東を向いて撮影
-
セントラル線西行ホームの駅名標
-
ジュビリー線ホームのタイル模様
隣の駅
[編集]- ロンドン交通局
- ロンドン地下鉄
- ■セントラル線
- マーブル・アーチ駅 - ボンド・ストリート駅 - オックスフォード・サーカス駅
- ■ジュビリー線
- ベーカー・ストリート駅 - ボンド・ストリート駅 - グリーン・パーク駅
- ■セントラル線
- クロスレール
- ■エリザベス線
- パディントン駅 - ボンド・ストリート駅 - トテナム・コート・ロード駅
脚注
[編集]- ^ a b c d “Multi-year station entry-and-exit figures” (XLS). London Underground station passenger usage data. ロンドン交通局 (2014年). 2015年3月31日閲覧。
- ^ a b Henry Eliot and Tom Meltzer (9 January 2013). “What to see near Bond Street: a guide to London by tube”. ガーディアン 14 January 2014閲覧。
- ^ “Bond Street’s new Elizabeth line station now open - Crossrail” (英語). Cross Rail. 2022年11月6日閲覧。
外部リンク
[編集]