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ポーキュパイン・ツリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポーキュパイン・ツリー
Porcupine Tree
イタリア ローマ公演(2023年)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
ハートフォードシャー州ヘメル・ヘムステッド
ジャンル プログレッシブ・ロック
プログレッシブ・メタル
サイケデリック・ロック(初期)
活動期間 1987年 - 現在
レーベル Delerium Records
Kscope
Snapper Music
Lava Records
ロードランナー・レコード
アトランティック・レコード
公式サイト www.porcupinetree.com
メンバー スティーヴン・ウィルソン (Vo/G/Key)
リチャード・バルビエリ (Key)
ギャヴィン・ハリソン (Ds)
旧メンバー クリス・メイトランド (Ds)
コリン・エドウィン (B)

ポーキュパイン・ツリー[1] (Porcupine Tree)は、イングランド出身のプログレッシブ・ロックバンド

1990年代の新しいサイケ/プログレ・スタイルとして注目され、その陰鬱なサウンドが第二の「ピンク・フロイド」と評価された[2]。後年はプログレッシブ・メタルに接近し、音楽性を進化させている。

概要

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[3]1987年No-Manスティーヴン・ウィルソンのソロ・プロジェクトとして始まり1991年デビュー。1993年に元ジャパンリチャード・バルビエリらを迎えてバンド名義となった。

サウンド的には初期の「ピンク・フロイド」のサイケデリック的な作風に近いとされるが、トランスやアンビエントといったプログレ以降のサウンドと、硬質なギターサウンドや多彩なリズム解釈といったモダンなロックのアプローチを融和させた独特の音楽性を志向しており、1990年代に勃興した新しいプログレッシブ・ロックの担い手として活躍した。

2006年、初来日公演[4]

2007年、ギャヴィン・ハリソンが「キング・クリムゾン」に加入[5]2010年以降、中心人物スティーヴン・ウィルソンはソロ活動に専念。他のメンバーも別プロジェクトを掛け持ちしている事情もあり、バンドは事実上の活動休止。

2021年11月1日に、2022年6月の新アルバムの発売と2022年10月からのツアーを発表した。再起動メンバーはスティーヴン・ウィルソンギャヴィン・ハリソンリチャード・バルビエリの3人。

メンバー

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※2022年2月時点

現ラインナップ

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旧メンバー

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  • クリス・メイトランド (Chris Maitland) - ドラムス (1993年-2001年)
  • コリン・エドウィン (Colin Edwin) - ベース (1993年-2010年)

ディスコグラフィ

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オリジナル・アルバム

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  • 『オン・ザ・サンデイ・オブ・ライフ』 - On The Sunday Of Life... (1991年)
  • 『アップ・ザ・ダウンステアー』 - Up the Downstair (1993年)
  • 『ザ・スカイ・ムーヴズ・サイドウェイ』 - The Sky Moves Sideways (1995年)
  • 『シグニファイ』 - Signify (1996年)
  • 『スチューピッド・ドリーム』 - Stupid Dream (1999年)
  • 『ライトバルブ・サン~太陽電球』 - Lightbulb Sun (2000年)
  • 『イン・アブセンティア』 - In Absentia (2002年)
  • デッドウイング』 - Deadwing (2005年)
  • 『フィアー・オブ・ア・ブランク・プラネット』 - Fear of a Blank Planet (2007年)
  • 『ジ・インシデント』 - The Incident (2009年)
  • 『クロージャー / コンティニュエイション』 - Closure/Continuation (2022年)

ライブ・アルバム

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  • 『コーマ・ディヴァイン』 - Coma Divine - Recorded Live In Rome (1997年)
  • Warszawa - Recorded Live In Poland (2005年)
  • 『ライヴ〜オクタン・トゥイステッド(ジ・インシデント・コンサート)』 - Octane Twisted (2012年)[6]
  • Closure/Continuation Live (2023年)

EP/ミニ・アルバム

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  • 『ニル・リカーリング-虚無循環』 - Nil Recurring (2007年)

コンピレーション

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  • 『メタトニア』 - Metanoia (1998年)
  • 『ヴォヤージ34:ザ・コンプリート・トリップ』 - Voyage 34: The Complete Trip (2000年)
  • Recordings (2001年)
  • 『スター・ダイ』 - Stars Die : The Delerium Years 1991-1997 (2002年) ※未発表曲を含むベスト盤

キング・クリムゾンとの関連

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スティーヴン・ウィルソンはキング・クリムゾンの過去作品の5.1ch化のスーパーヴァイザーである。また、ギャヴィン・ハリソンは2007年より、パット・マステロットと共にキング・クリムゾンの正式ドラマーを務めるようになった[5]

脚注

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外部リンク

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