ポーラ五反田ビル
表示
ポーラ五反田ビル | |
---|---|
情報 | |
用途 | オフィス |
設計者 | 日建設計(林昌二)造園:中島健 (造園家) |
施工 | 竹中工務店 |
建築主 | 有限会社鈴木忍総本社 |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 2,514 m² [1] |
建築面積 | 1,047 m² [1] |
延床面積 | 11,720 m² [1] |
階数 | 地上10階、地下2階、塔屋3階 |
高さ | 49.75m |
竣工 | 1971年3月 |
所在地 |
〒100-0005 東京都品川区西五反田二丁目2番3号 |
座標 | 北緯35度37分39.68秒 東経139度43分16.24秒 / 北緯35.6276889度 東経139.7211778度座標: 北緯35度37分39.68秒 東経139度43分16.24秒 / 北緯35.6276889度 東経139.7211778度 |
ポーラ五反田ビル(ポーラごたんだビル)は、東京都品川区西五反田二丁目に所在するオフィスビルである。化粧品メーカーのポーラが本社を置く[2]。
建築
[編集]設計担当は日建設計の林昌二。有限会社鈴木忍総本社(現 株式会社ピーオーリアルエステート。ポーラ・オルビスホールディングスの100%子会社で、ポーラが所有する物件などのオフィス賃貸業務を営む)を建設主とし、1971年に竣工した。両サイドにエレベーターや階段を収納したコアシャフトを配し、両コア間38mに鉄骨製の梁を渡している。これにより、オフィス部分に無柱空間を確保した[3]。山手線の線路に面した正面側最上階はカンチレバーで前方にせり出している[4]。1階は正面・背面ともガラス張りのロビーで、正面側から建物裏手の植栽を見通すことができる[5]。本ビルは1973年に日本建設業連合会主催の第14回BCS賞[1]、2013年にDOCOMOMO Japanより日本におけるモダン・ムーブメントの建築[6]に選定された。林昌二と矢野克巳は、本ビルの設計により1971年に第23回日本建築学会賞作品賞を受賞している。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 倉方俊輔、斉藤理『東京建築ガイドマップ 明治大正昭和』エクスナレッジ、2007年2月20日、121頁。ISBN 978-4-7678-0531-3。
- 宮元健次『世界に誇れる東京のビル100』エクスナレッジ、2013年11月2日、16-17頁。ISBN 978-4-7678-1671-5。
- 松田力『東京建築さんぽマップ』エクスナレッジ、2016年1月1日、209頁。ISBN 978-4-7678-2088-0。