ポーラ美術館
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(ポーラ美術振興財団から転送)
ポーラ美術館 POLA MUSEUM OF ART | |
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エントランス | |
施設情報 | |
収蔵作品数 | 約10,000点[1] |
館長 | 野口弘子[2] |
管理運営 | 公益財団法人ポーラ美術振興財団 |
建物設計 | 株式会社日建設計[3] |
延床面積 | 8,098.04m2[3] |
開館 | 2002年9月 |
所在地 |
〒250-0631 日本神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 |
位置 | 北緯35度15分24.1秒 東経139度1分16.42秒 / 北緯35.256694度 東経139.0212278度座標: 北緯35度15分24.1秒 東経139度1分16.42秒 / 北緯35.256694度 東経139.0212278度 |
外部リンク | https://www.polamuseum.or.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
ポーラ美術館(ポーラびじゅつかん)は、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にある美術館。公益財団法人ポーラ美術振興財団が運営している。館長は野口弘子[2]。印象派絵画のコレクションは日本最大級。富士箱根伊豆国立公園に位置し、ブナやヒメシャラなどが見られる遊歩道を有する。
沿革・コレクション
[編集]ポーラ化粧品で知られるポーラ創業家2代目であった鈴木常司が数十年にわたって収集した美術品約9500点を展示するため、「箱根と自然と美術の共生」のコンセプトのもと、2002年9月に開館した[1]。現在の収蔵作品数は約10,000点。
鈴木常司が1950年代後半から40数年かけて集めたコレクションは、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具などを含む。
収蔵品の中核を成すのは、モネ、ルノワール、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ピカソといった西洋絵画を中心に、黒田清輝、岸田劉生、杉山寧など日本の絵画、東洋陶磁やガラス工芸から現代アートまで、世界的な評価の高い作品が多数。
常設展示のほか、各種の企画展示、講演会、ギャラリートークなどの普及活動を行っている[4]。
大日本印刷(DNP)子会社と協力して2018年より、所蔵作品の画像データ貸し出しを行っている[5]。
2013年に富士箱根伊豆国立公園の立地を生かした遊歩道「風の遊ぶ散歩道」をオープンした。広葉樹林のなかに全長約1kmの木道が設置されている。
主な収蔵作品
[編集]- ルノワール『レースの帽子の少女』(1891年)
- モネ『睡蓮の池』(1899年)
- エドガー・ドガ『休息する二人の踊り子』(1900 - 1905年頃)
- セザンヌ『砂糖壷、梨とテーブルクロス』(1893 - 1894年)
- ジョルジュ・スーラ『グランカンの干潮』(1885年)
- アンリ・ルソー『エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望』(1896 - 1898年)
- シャガール『私と村』(1923 - 1924年頃)
- アメデオ・モディリアーニ『ルニア・チェコフスカの肖像』(1917年)
- ゴッホ『アザミの花』(1890年)
- ゴーギャン『異国のエヴァ』(1890 - 1894年)
- パブロ・ピカソ 『海辺の母子像』(1902年)
- 黒田清輝『野辺』(1907年)
- 岡田三郎助『あやめの衣』[6](1927年)
- 杉山寧『洸』(1992年)
- 関根正二『子供』(1918年)
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ゴッホ『ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋』1888年
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マネ『ベンチにて』1879年(パステル)
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モネ『花咲く堤、アルジャントゥイユ』1877年
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ゴッホ『草むら』1889年
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ゴッホ『アザミの花』1890年
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ゴーギャン『異国のエヴァ』1890/1894年
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アンリ・ルソー『ムーラン・ダルフォール』1895年頃
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黒田清輝『野辺』1907年
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岡田三郎助『あやめの衣』1927年
交通概要
[編集]- JR東海道本線・東海道新幹線・小田急小田原線小田原駅または小田急箱根箱根湯本駅よりタクシー利用。
- 箱根登山鉄道強羅駅とポーラ美術館を結ぶ無料送迎バスが1日13便、約30分間隔で運行しています。
- 小田急箱根強羅駅より観光施設めぐりバスにて「ポーラ美術館」下車 徒歩0分。
- 箱根登山バス・小田急ハイウェイバス「仙郷楼前」より観光施設めぐりバスに乗り換える方法もある。
建築概要
[編集]- 竣工 - 2002年5月25日[3]
- 設計 - 日建設計(担当の安田幸一は現在、東工大教授)
- 施工 - 竹中工務店[3]
- 敷地面積 - 56,919.91m2[3]
- 建築面積 - 3,389.04m2[3]
- 延床面積 - 8,098.04m2
出典
[編集]- ^ a b “ポーラ美術館”. 株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス. 2014年2月2日閲覧。
- ^ a b “ポーラ美術館 館長交代のお知らせ”. ポーラ美術館 (2023年6月30日). 2023年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e f “BCS賞受賞作品”. 一般社団法人 日本建設業連合会. 2014年2月2日閲覧。
- ^ ポーラ美術振興財団
- ^ DNPアートコミュニケーションズ ポーラ美術館所蔵品の画像データ貸出サービスを開始大日本印刷(2018年6月1日)2018年8月4日閲覧。
- ^ サザンオールスターズ2015 official site,ビクターエンタテインメント,アミューズ,タイシタレーベルミュージック
関連項目
[編集]- 美術館の一覧
- 箱根町の博物館・美術館
- 木島俊介 - 2014年7月から2023年7月まで館長を務めた。