マッスルファイト
ジャンル | 2D対戦型格闘ゲーム |
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対応機種 | Microsoft Windows 95/XP |
開発元 | またやん |
人数 |
1人 2人(対戦) |
メディア | ダウンロードゲーム |
発売日 | 1999年 |
最新版 | 2018年5月6日 |
エンジン | 2D格闘ツクール95 |
その他 | フリーウェア |
『マッスルファイト』ないし『キン肉マン Muscle Fighting』は、1999年にフリーウェアとして公開された2D格闘ツクール95製の対戦型格闘ゲームである。『キン肉マン』のキャラクターを題材とする二次創作作品であり、制作者であるまたやんの公式サイトにおいてシステムデータなどが公開され、制作への参加を希望するクリエイターが新たなキャラクターなどを作り登録できるようになっている。
『PCキャラゲームインディーズ』(英知出版)には本作が収録され、8頁分の紹介記事が掲載された。そこでは「原作ものの格闘ゲームは数多く登場してきたが、どうしても登場できないキャラや技が多かった」とし、「完全移植とうたわれても、使えないキャラや技があるのは当たり前」という常識を覆した作品であるとされている[1]。
『タダで楽しむ!最強ゲーム100 Windows』(インフォレスト)では、「主要キャラからマイナーなキャラに至るまで、それぞれの個性・特性に合わせた作り込みは商業ソフトでも困難なレベル」であり、「各キャラクターの特徴を捉えた技の数々とシステムは、ファンによる制作ならではと言える」と評している。二次創作のゲームであるため著作権の問題はあるが、「流通や営利の枠に捕らわれず無償の創作意欲で制作されるフリーゲームだからこそ、ファンから大きな支持を受けている」と考察している。そして登録制によって、「最初は受け取り手だったユーザー側」の協力で「よりソフトが発展していく」という「フリーゲームならではの新しいコミュニケーションが成立している例」であるとされている[2]。
『フリーゲームマニアックス』(晋遊舎)のコラム「裏ゲームの世界。」では、「かなりの完成度を誇るキン●マンの格ゲー」として紹介されており、「かなり昔から開発が進んでいた」ゲームであり、主要キャラクターがすべて登場し「圧倒的なボリューム感」が「他の追随を許さない」と評している[3]。
出典
[編集]- ^ 『無料で遊べる PCキャラゲームインディーズ』英知出版、2003年、10頁。ISBN 978-4-7542-5408-7
- ^ 『タダで楽しむ!最強ゲーム100 Windows』インフォレスト、2003年、2頁。ISBN 978-4-901981-63-7
- ^ 『フリーゲームマニアックス』晋遊舎、2003年、32頁。ISBN 978-4-88380-369-9
外部リンク
[編集]- 2D BATTLE - 公式サイト。
- Fan of Muscle Fighting-wiki - コマンド表を中心としたマッスルファイトの総合情報サイト。