マット・リンドランド
基本情報 | |
---|---|
本名 |
マシュー・ジェームス・リンドランド (Matthew James Lindland) |
通称 | ザ・ロー (The Law) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1970年5月17日(54歳) |
出身地 | オレゴン州オレゴンシティ |
所属 | チーム・クエスト |
身長 | 183cm |
体重 | 84kg |
リーチ | 188cm |
階級 | ミドル級 |
バックボーン | レスリング |
獲得メダル | ||
---|---|---|
アメリカ合衆国 | ||
男子 レスリング・グレコローマン | ||
オリンピック | ||
銀 | 2000 シドニー | 76kg級 |
レスリング世界選手権 | ||
銀 | 2001 パトラ | 85kg級 |
レスリングパンアメリカン選手権 | ||
銀 | 1997 サンフアン | 76kg級 |
金 | 1999 ウィニペグ | 76kg級 |
金 | 2000 カリ | 76kg級 |
男子 レスリング・フリースタイル | ||
レスリングパンアメリカン選手権 | ||
金 | 1994 メキシコシティ | 74kg級 |
マット・リンドランド(Matt Lindland、1970年5月17日 - )は、アメリカ合衆国の男性レスリング選手、総合格闘家、政治家。オレゴン州オレゴンシティ出身。チーム・クエスト所属。ブラジリアン柔術黒帯。2000年シドニーオリンピック男子グレコローマン76kg級銀メダリスト。
2008年からはオレゴン州共和党の議員を務めている[1]。
来歴
[編集]15歳からレスリングを始め、クラッカマス・コミュニティ・カレッジ時代にはNJCAA王者になり、ネブラスカ大学時代はNCAAディビジョン1で活躍した。大学卒業後の1997年にプロ総合格闘技デビュー。
1997年2月24日、総合格闘技デビュー。
1997年9月20日、IFCミドル級トーナメント決勝でトラビス・フルトンと対戦し優勝を果たす。
オリンピック銀メダル獲得
[編集]2000年9月、シドニーオリンピックに出場し、レスリンググレコローマン76kg級で銀メダルを獲得した。
UFC
[編集]2000年12月16日、UFC初参戦となったUFC 29で安生洋二と対戦し、マウントパンチでTKO勝ちを収めた。
世界選手権銀メダル獲得
[編集]2001年11月、レスリング世界選手権に出場し、レスリンググレコローマン85kg級で銀メダルを獲得した。
2002年5月10日、UFC 37でムリーロ・ブスタマンチの持つ世界ミドル級王座に挑戦し、フロントチョークで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。
2003年6月6日、UFC 43でファラニコ・ヴァイタレと対戦。投げを繰り出した際に自ら後頭部をマットに強打して失神し、TKO負けとなった。
2007年4月14日、ロシアで開催されたBodogFightでPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。
2008年7月19日、Affliction旗揚げ戦Affliction: Bannedでファビオ・"ネガォン"・ナシメントと対戦し、3-0の判定勝ち[2]。
2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningでビクトー・ベウフォートと対戦し、左ストレートでダウンしたところにパウンドを追撃され、失神KO負けを喫した[3]。
Strikeforce
[編集]2009年12月19日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Evolutionでホナウド・ジャカレイと対戦し、肩固めで一本負けを喫した[4]。
2010年12月4日、Strikeforce: Henderson vs. Babaluでロビー・ローラーと対戦し、右フックで失神KO負けを喫した[5]。
2011年5月21日、KSW 16でマメッド・ハリドヴと対戦し、ギロチンチョークで一本負け。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
31 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
22 勝 | 8 | 7 | 6 | 1 | 0 | 0 |
9 敗 | 4 | 4 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | マメッド・ハリドヴ | 1R 1:35 ギロチンチョーク | KSW 16: Konfrontacja | 2011年5月21日 |
× | ロビー・ローラー | 1R 0:50 KO(右フック) | Strikeforce: Henderson vs. Babalu | 2010年12月4日 |
○ | ケビン・ケーシー | 3R 3:41 TKO(パウンド) | Strikeforce Challengers 8 | 2010年5月21日 |
× | ホナウド・ジャカレイ | 1R 4:18 肩固め | Strikeforce: Evolution | 2009年12月19日 |
× | ビクトー・ベウフォート | 1R 0:37 KO(左ストレート→パウンド) | Affliction: Day of Reckoning | 2009年1月24日 |
○ | ファビオ・"ネガォン"・ナシメント | 5分3R終了 判定3-0 | Affliction: Banned | 2008年7月19日 |
× | エメリヤーエンコ・ヒョードル | 1R 2:58 腕ひしぎ十字固め | BodogFight: Clash of the Nations | 2007年4月14日 |
○ | カーロス・ニュートン | 2R 1:43 フロントチョーク | IFL: Houston | 2007年2月2日 |
○ | ジェレミー・ホーン | 2R 0:21 TKO(パンチ連打) | IFL: Portland | 2006年9月9日 |
× | クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン | 5分3R終了 判定1-2 | WFA 4: King of the Streets | 2006年7月22日 |
○ | マイク・ヴァン・アースデイル | 1R 3:38 フロントチョーク | Raze MMA Fight Night | 2006年4月29日 |
○ | ファビオ・レオポルド | 3R 3:25 チョークスリーパー | Gracie FC: Team Gracie vs. Team Hammer House | 2006年3月3日 |
○ | ニーノ・"エルビス"・シェンブリ | 3R 3:33 TKO(パウンド) | Cage Rage 14: Punishment | 2005年12月3日 |
○ | ジョー・ドークセン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 54: Boiling Point | 2005年8月20日 |
○ | トラヴィス・ルター | 2R 3:13 フロントチョーク | UFC 52: Couture vs. Liddell 2 | 2005年4月16日 |
○ | ランドン・ショウォルター | 1R 2:43 腕ひしぎ十字固め | SportFight 8: Justice | 2005年1月8日 |
○ | マーク・ウィアー | 1R終了時 TKO(ドクターストップ) | Cage Rage 9: No Mercy | 2004年11月27日 |
× | デビッド・テレル | 1R 0:25 KO(左フック→パウンド) | UFC 49: Unfinished Business | 2004年8月21日 |
○ | トニー・フリックランド | 5分3R終了 判定3-0 | Rumble on the Rock 5 | 2004年5月7日 |
○ | ファラニコ・ヴァイタレ | 3R 4:23 TKO(マウントパンチ) | UFC 45: Revolution | 2003年11月21日 |
× | ファラニコ・ヴァイタレ | 1R 1:56 TKO(バスター) | UFC 43: Meltdown | 2003年6月6日 |
○ | フィル・バローニ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 41: Onslaught | 2003年2月28日 |
○ | アイヴァン・サラベリー | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 39: The Warriors Return | 2002年9月27日 |
× | ムリーロ・ブスタマンチ | 3R 1:33 フロントチョーク | UFC 37: High Impact 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2002年5月10日 |
○ | パット・ミレティッチ | 1R 3:09 TKO(マウントパンチ) | UFC 36: Worlds Collide | 2002年3月22日 |
○ | フィル・バローニ | 5分3R終了 判定2-0 | UFC 34: High Voltage | 2001年11月2日 |
○ | ヒカルド・アルメイダ | 3R 4:21 反則(蹴り上げ) | UFC 31: Locked and Loaded | 2001年5月4日 |
○ | 安生洋二 | 1R 2:57 TKO(マウントパンチ) | UFC 29: Defense of the Belts | 2000年12月16日 |
○ | トラビス・フルトン | 1R 22:13 チョーク | IFC 6: Battle at Four Bears 【ミドル級トーナメント 決勝】 |
1997年9月20日 |
○ | マーク・ウォータース | 1R 2:20 ギブアップ(パンチ連打) | IFC 6: Battle at Four Bears 【ミドル級トーナメント 1回戦】 |
1997年9月20日 |
○ | カロ・ダヴティアン | 1R 8:34 TKO(パンチ連打) | World Fighting Federation | 1997年2月24日 |
獲得タイトル
[編集]- IFC 6ミドル級トーナメント 優勝(1997年)
- 2000年シドニーオリンピック 男子グレコローマン76kg級 準優勝(2000年)
- レスリング世界選手権 男子グレコローマン85kg級 準優勝(2001年)
表彰
[編集]- SHERDOG ファイト・オブ・ザ・イヤー(2003年)
- 全米レスリング 殿堂入り(2013年)
出演
[編集]- Once I Was a Champion (2011)
脚注
[編集]- ^ 【Challengers】リンドランドが多弁になった試合はドレ? MMAPLANET 2010年5月21日
- ^ 【Affliction】ブーイングもリンドランドがウィナーコール MMAPLANET 2008年7月20日
- ^ 【Affliction】ベウフォート、リンドランドを完全失神KO MMAPLANET 2009年1月25日
- ^ 【Strikeforce】ジャカレ衝撃デビュー、華麗に一本勝ち MMAPLANET 2009年12月20日
- ^ 【Strikeforce】ローラー、リンドランドを相手に圧巻のKO劇 MMAPLANET 2010年12月5日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- UFC 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- マット・リンドランドの戦績 - SHERDOG
- マット・リンドランド - International Wrestling Database
- マット・リンドランド - Olympedia