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マリウス葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マリウス よう
マリウス 葉
本名 葉 マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ[1]
生年月日 (2000-03-30) 2000年3月30日(24歳)
出生地 ドイツの旗 ドイツ
バーデン=ヴュルテンベルク州
ハイデルベルク[2]
身長 183 cm[3][4]
血液型 O型[5]
職業歌手、元俳優、元タレント、元アイドル
ジャンル テレビドラマ映画バラエティ番組
活動期間 2011年9月29日- 2022年12月31日
著名な家族 燁明(母)
事務所 ジャニーズ事務所(2011年 - 2022年)
主な作品
テレビドラマ
コドモ警察』シリーズ
備考
アイドルグループSexy Zoneの元メンバー
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マリウス 葉(マリウス よう[5]、Marius Yo[5]2000年〈平成12年〉3月30日[5] - )は、日本の元歌手、元俳優、元タレント男性アイドルグループSexy Zoneの元メンバー[5]。2020年12月から活動を休止[6]、2022年12月31日を以って芸能界を引退した(詳細後述)。本名、葉 マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ

ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルク出身[5]。元ジャニーズ事務所所属。

来歴

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2000年3月30日、ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルクで生まれる。6歳の時、元タカラジェンヌである母親[7][2]に憧れてダンスを始める[8]

10歳の時に来日して観たSMAPのコンサートに感化され、ドイツからジャニーズ事務所に履歴書を送る[8]。数日後、履歴書を見た事務所の社長・ジャニー喜多川から直接電話を受け[8]2011年1月にジャニーズ事務所に入所する[7]。マリウスは当初、ドイツに在住で仕事のあるときだけ日本を訪れていたが、本格的な芸能活動のためにSexy Zone結成発表の3か月前に家族と日本に移住している[2]。同年9月29日、Sexy Zoneの結成とともに同年11月のCDデビューが発表された[7]。マリウスは当時11歳で、ジャニーズ事務所における史上最年少デビューとなった[9]

2013年1月期のテレビドラマ『コドモ警視』で、連続テレビドラマ初主演をつとめる[10]

2014年5月のSexy Zone全国ツアーの横浜公演で、Sexy Zoneの弟分ユニットSexy Boyzの結成を発表した[11]。メンバーはマリウスの他、ジャニーズJr.岩橋玄樹神宮寺勇太の3人[11]2015年12月発売のシングル「カラフル Eyes」から再びSexy Zoneとして活動を再開[12]

2016年8月、「Johnnys' Summer Paradise 2016」内で初めて松島聡と2人でコンサート公演を行う[13]

2018年3月に東京都内の高校のインターナショナルコースを卒業後、同年4月に上智大学国際教養学部AO入試の合格を経て進学する[14]

2020年12月2日、体調不良に伴い芸能活動を休止することが発表された[6]。2021年9月にスペインの大学に編入[15]

2022年12月27日、同年12月31日の『ジャニーズカウントダウン2022-2023』への出演をもってSexy Zoneを卒業し、ジャニーズ事務所を退所、芸能界からも引退することを発表した[16]

2023年からは、マリウス成龍葉名義でInstagramを開設し、メッセージを公開している[17]

人物

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父がドイツ人、母が台湾出身で日本育ち[18]日本人[1][7]。本名は祖父母が台湾人であることからアジアの名前“成龍”も含めた「葉 マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ」と長い名前であることを明かしている[1]鳳蘭とは遠縁にあたる[19]

11歳で来日するまではドイツの公立小学校でドイツ語、家ではドイツ語と日本語を使用[18]。週1回日本語学校に通い、読み書きや漢字も学んだ[18]。しかし世界で活躍するためには英語も必要と考え、日本ではインターナショナルコースに転入し、英語も習得[18]。現在は日本語ドイツ語英語を話すことができるトリリンガルでもある[1][2][18]

語学力を生かし、海外ドラマに出演したり[20]2017年7月28日 - 8月5日に、アメリカハーバード大学で行われた世界各国の高校生28人によるサミットにも参加するなど、グローバルな活動も視野に入れて活動している[21][22]

美術に造詣が深く、高校2年生の時にはアートヒストリーで論文も書く。2018年には大塚国際美術館の「Holiday at the Museum2018」のアンバサダーに選出され、就任した[23]

出演

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グループでの活動についてはtimelesz#出演Sexy Boyzを参照。 太字表記の役はマリウス葉が主演したもの。

テレビドラマ

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配信ドラマ

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映画

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バラエティ番組

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特別番組

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コンサート

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舞台

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ミュージカル

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CM・広告

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イベント

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雑誌連載

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  • 集英社SPUR
    • 「One step at a time 一歩ずつ進もう」(2020年5月号[42][43] - 2021年2月号[44]
    • 「One step at a time」(2024年4月号[45] - )

作品

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ソロ曲

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  • ダンケ・シェーン(作詞:MiNE 作曲:Takuya Harada・Andreas Ohrn・Henrik Smith)
  • Welcome to the paradise(作詞:Komei Kobayashi 作曲:馬飼野康二
  • Déjà-vu(作詞:Komei Kobayashi 作曲:Hjalmar Wilen・Sebastian Krantz・Susumu
  • Keep On(作詞:EMI K. Lynn 作曲:Simon Janlöv /Funk Uchino 編曲:Simon Janlöv)
    • Sexy Zoneの6枚目のアルバム『PAGES』通常盤に収録
  • all this time(作詞:Marius Yo/Kanata Okajima、作曲:Andy Love/Andreas Oberg/Christoffer Semelius、編曲:Andreas Oberg/Christoffer Semelius)
    • Sexy Zoneの7枚目のアルバム『POP × STEP!?』通常盤に収録

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d Sexy Zoneマリウス葉、皇族も遊びに…“超セレブ”な家柄に驚愕の声殺到 本名も話題に”. モデルプレス (2017年9月28日). 2018年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c d “ジャニーズ初ハーフ マリウス葉、母は元宝塚”. デイリースポーツonline (神戸新聞社). (2011年9月30日). オリジナルの2012年6月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120626055541/http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/09/30/0004513397.shtml 2014年3月9日閲覧。 
  3. ^ duet』2016年12月号28頁、ホーム社
  4. ^ 10月21日(月)GUEST : Sexy Zone”. Music Bit. FM OH! (2019年10月21日). 2020年1月13日閲覧。
  5. ^ a b c d e f PROFILE”. Sexy Zone Official Site. ポニーキャニオン. 2013年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月28日閲覧。
  6. ^ a b “SexyZone・マリウス葉、体調不良で芸能活動休止 完璧目指す姿勢が「自身に対する過度のプレッシャー」に”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年12月2日). https://www.oricon.co.jp/news/2178266/full/ 2020年12月2日閲覧。 
  7. ^ a b c d “セクシーさ売りにジャニーズに新ユニット”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2011年9月30日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110930-842678.html 2012年11月28日閲覧。 
  8. ^ a b c Sexy Zoneマリウス葉、SMAPコンサートでジャニーズ入り決意 夢への覚悟決まった出来事とは”. モデルプレス. ネットネイティブ (2019年3月21日). 2019年3月26日閲覧。
  9. ^ “Sexy Zoneマリウス葉、母は真矢みきと同期の元タカラジェンヌ”. デイリースポーツonline (神戸新聞社). (2011年9月30日). https://www.daily.co.jp/gossip/flash/20140329628.shtml 2015年6月28日閲覧。 
  10. ^ “Sexy Zoneマリウス葉、連ドラ初出演 『コドモ警察』から新シリーズ”. ORICON STYLE (オリコン). (2012年11月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2019027/full/ 2013年1月15日閲覧。 
  11. ^ a b “Sexy Zone新ユニット発表、1万7000人ファン歓喜”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2014年5月5日). オリジナルの2014年8月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140821105757/http://www.sanspo.com/geino/news/20140505/joh14050514370001-n1.html 2015年6月28日閲覧。 
  12. ^ Sexy Zoneがデビュー5周年 少年から大人への成長、個々のキャラ確立…5人が歩んだ軌跡を辿る”. モデルプレス (2016年11月16日). 2017年8月18日閲覧。
  13. ^ a b “ピュアでハッピー2人だけのコンサート セクゾ松島&マリウス”. CHUNICHI Web. (2016年8月9日). オリジナルの2016年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160808235423/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2016080902000152.html 2017年6月10日閲覧。 
  14. ^ “セクゾ・マリウス葉が上智入学 日独英3か国語堪能”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年4月7日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201804060001011.html 2018年4月7日閲覧。 
  15. ^ マリウス葉(インタビュアー:Hiromi Sato)「【マリウス葉】さんにインタビュー。「自分をより深く知る時間が今の僕には大事」」『SPUR.JP』、集英社、2024年3月18日https://spur.hpplus.jp/culture/marius_yo/2024-03-07-ZOK9uw/2024年3月19日閲覧 
  16. ^ 活動休止中のマリウス葉、Sexy Zone卒業 カウコン出演をもって芸能界引退へ”. ORICON NEWS. 2022年12月27日閲覧。
  17. ^ 元Sexy Zoneマリウス葉、プライド月間に寄せたメッセージ公開。「私は真の誇り(プライド)とは何かを学び続けている」”. All About ニュース. オールアバウト (2023年6月30日). 2024年3月20日閲覧。
  18. ^ a b c d e マリウス葉(インタビュアー:阿部桃子)「日英独トリリンガルのSexy Zoneマリウス葉 親に心配されるほど勉強した理由」『AERA dot.』、2018年7月21日https://dot.asahi.com/articles/-/99620?page=12018年11月24日閲覧 
  19. ^ “鳳蘭&セクゾ・マリウス 遠い親戚だった…マリウスの曽祖父と鳳の子供の曽祖母が…”. デイリースポーツonline. (2018年6月4日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/06/04/0011324294.shtml 2019年3月26日閲覧。 
  20. ^ Sexy Zoneマリウス葉、海外ドラマ初出演決定 「フルハウス」の“続編”「フラーハウス」〈コメント到着〉”. モデルプレス (2017年8月18日). 2017年8月18日閲覧。
  21. ^ “マリウス葉 ハーバード講義でさらに成長 松島聡とライブ”. Sponichi Annex. (2017年8月18日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/08/18/kiji/20170817s00041000333000c.html 2017年8月18日閲覧。 
  22. ^ a b マリウス葉、海外留学のうわさを否定 キャンパスで行われたサミットに参加”. エンタメOVO. 共同通信社 (2017年8月18日). 2017年8月18日閲覧。
  23. ^ a b マリウス葉、ゴッホに「運命的な出会い」大塚国際美術館アンバサダー就任”. マイナビニュース. マイナビ (2018年11月3日). 2018年11月27日閲覧。
  24. ^ ゲストコメント”. 吾輩の部屋である. 日本テレビ (2017年). 2017年11月16日閲覧。
  25. ^ Sexy Zone・マリウス葉、『フラーハウス』出演に歓喜「ドイツの家族にも姿を見せられる」”. ORICON NEWS. オリコン (2017年8月18日). 2017年8月18日閲覧。
  26. ^ “Sexy Zonw・マリウス葉、人生初2役「楽しみに待っててね」”. スポーツ報知. (2013年8月6日). オリジナルの2014年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140315105618/http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/entertainment/johnnys/news/20130806-OHT1T00029.htm 2018年4月29日閲覧。 
  27. ^ “Sexy Zone・マリウス葉&NYC・中山優馬、初仕事でのお互いの印象は?”. webザテレビジョン (角川マガジンズ). (2012年9月20日). https://thetv.jp/news/detail/33340/ 2017年3月24日閲覧。 
  28. ^ SexyZoneマリウス葉が大苦戦…「第九」の合唱に初挑戦する姿に完全密着”. テレビドガッチ (2018年12月26日). 2018年12月30日閲覧。
  29. ^ Johnny's Summer Paradise 2016”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2016年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月11日閲覧。
  30. ^ Summer Paradise 2017”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2017年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月16日閲覧。
  31. ^ シアタークリエ『Live House ジャニーズ銀座』”. 東宝. 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月23日閲覧。
  32. ^ ジャニーズJr.がクリエ公演で初座長!”. ザテレビジョン (2015年4月26日). 2017年3月24日閲覧。
  33. ^ スケジュール”. ガムシャラ! サマーステーション. EX THEATER ROPPONGI 公式サイト (2015年). 2015年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月18日閲覧。
  34. ^ 中山優馬、菊池風磨、マリウス葉の『ドリームボーイズ』開幕! 結婚発表の国分太一に「ご夫婦で見に来て」”. エンタメOVO. 共同通信社 (2015年9月13日). 2017年8月18日閲覧。
  35. ^ “マリウス葉、“少年たち”特別出演「兵隊の役も楽しい」”. スポーツ報知. (2016年9月4日). オリジナルの2016年9月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160910034747/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160904-OHT1T50169.html 2017年10月24日閲覧。 
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  38. ^ ジャニーズJr. > Media”. Johnnys net. ジャニーズ事務所. 2011年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月22日閲覧。
  39. ^ マリウス葉、「オランジーナ」で初の単独CM出演 - 撮影中の通訳も”. マイナビニュース (2017年3月23日). 2017年3月24日閲覧。
  40. ^ マリウス葉さん、アンバサダーで初参加 食品ロス削減の取り組みに杏・EXILE USAらも応援”. モデルプレス. ネットネイティブ (2023年9月29日). 2024年3月20日閲覧。
  41. ^ “Sexy Zone・佐藤勝利のイベントにマリウス葉と松島聡が特別出演! ジャニーズJr.からは35人が登場!!”. webザテレビジョン (角川マガジンズ). (2013年8月22日). https://thetv.jp/news/detail/40657/ 2017年3月24日閲覧。 
  42. ^ Sexy Zoneマリウス葉、社会問題を考える 『SPUR』で新連載スタート「一歩ずつ進んでいきたい」”. ORICON NEWS. オリコン (2020年3月16日). 2020年3月18日閲覧。
  43. ^ マリウス葉さんの連載、継続決定しました!!”. マガジントピックス. 集英社 (2020年10月16日). 2020年10月17日閲覧。
  44. ^ 休養中・Sexy Zoneマリウス葉「SPUR」連載休載発表「一歩ずつ、進んでいきましょう」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2020年12月17日). 2021年3月15日閲覧。
  45. ^ マリウス葉が『SPUR』4月号から新連載「One step at a time」を4年越しに再スタート”. THE FIRST TIMES (2024年2月26日). 2024年3月1日閲覧。

外部リンク

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