マンション・ハウス駅
マンション・ハウス駅 Mansionhouse station | |
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キャノン・ストリートにある出入り口 | |
セントラル・ロンドンの地図上でのマンション・ハウス駅の位置 | |
所在地 | マンション・ハウス |
行政区 | シティ・オブ・ロンドン |
運営 | ロンドン地下鉄 |
路線 |
サークル線 ディストリクト線 |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム数 | 3 |
ゾーン | 1 |
改札外乗換 |
ブラックフライアーズ駅 [1] キャノン・ストリート駅 |
地下鉄年間乗降員数 | |
2005 | 4.221百万人 |
2007 | 5.11百万人[2] |
歴史 | |
1871年 | ターミナル駅として開業(MDR) |
1872年 | アウター・サークル運行開始(NLR) |
1872年 | ミドル・サークル運行開始(H&CR/MDR) |
1884年 | インナー・サークル完成、東に延伸 |
1900年 | ミドル・サークル運行終了 |
1908年 | アウター・サークル運行終了 |
1949年 | サークル線運行開始 |
1989年 | 立て直しのため閉鎖 |
1991年 | 再開業 |
WGS84 | 北緯51度30分44秒 西経0度05分39秒 / 北緯51.5122度 西経0.0941度座標: 北緯51度30分44秒 西経0度05分39秒 / 北緯51.5122度 西経0.0941度 |
マンション・ハウス駅(マンション・ハウスえき、英語: Mansion House station)はロンドンのシティ・オブ・ロンドンにあるロンドン地下鉄の駅である。
サークル線とディストリクト線が発着する。この駅はトラベルカードゾーン1 (Travelcard Zone 1) 内にある。
概要
[編集]クイーン・ヴィクトリア・ストリートとキャノン・ストリートの交差点の地下にある地下駅である。
シティ・オブ・ロンドンの市長官邸であるマンション・ハウスに近いが、実際にはバンク駅の方がより近い。
歴史
[編集]この駅は1871年7月3日にメトロポリタン・ディストリクト鉄道(MDR、現在のディストリクト線)が路線をブラックフライアーズ駅から延伸した際に開業した。この駅はMDRの新しい東側の終着駅となった。
MDRはメトロポリタン鉄道(MR、現在のメトロポリタン線)とサウス・ケンジントン駅でつながっており、両鉄道はライバルであったが、「内環状線」(インナー・サークル)というそれぞれの列車が相手の路線に直通する運転を行った。
1872年2月1日、MDRの北方面支線がアールズ・コート駅からアディション・ロード駅(Addison Road station、現在のケンジントン・オリンピア駅)まで開業し、West London Extension Joint Railway(WLEJR、現在のウェスト・ロンドン線)と接続するようになる。この時からアウター・サークル(Outer Circle、外環状線)系統がMDRの路線を経由して運行されるようになった。この系統はノース・ロンドン鉄道(NLR)により同鉄道の終着駅ブロード・ストリート駅(かつてシティにあったが現存しない)からウィルズデン・ジャンクション駅までノース・ロンドン線を、そこからアディション・ロード駅までウェスト・ロンドン線を、そしてそこからMDRをマンション・ハウス駅までを運行する、という形態であった。
1872年8月1日より、ウェストミンスターを通過するミドル・サークルもまた運行を開始した。この系統はムーアゲートからインナーサークル北側のMRの路線をパディントンまで走り、そこからラティマー・ロード駅までハマースミス&シティ鉄道(Hammersmith & City Railway、H&CR、現在のハマースミス&シティ線)を走り、そこからMDR線をマンション・ハウス駅まで運行するというものである。この系統はH&CRとMDRが共同で運行した。
1884年10月10日、MDRとMRはマーク・レーン駅(現在は廃止)まで路線の東側を延伸し、これによりインナー・サークルが環状線として完成した。
1900年6月30日、ミドル・サークル系統はアールズ・コート駅とマンション・ハウス駅の間の運行を取り止め、1908年12月31日にはアウター・サークルも運行を取り止めた。
1920年代に、この駅の入口はチャールズ・ホルデンの設計で再築された。1924年から1926年に延伸したシティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道(現在のノーザン線)の駅同様の彼特有の駅デザインで建設された。
1949年、メトロポリタン線の運行するインナーサークル系統は、路線図において「サークル線」として記載されるようになった。
1989年10月29日、駅は新しい入口とリニューアルのために閉鎖し、その後1991年2月11日に再開している。
トリビア
[編集]この駅はしばしばクイズの問題に登場する。すなわち、ロンドン地下鉄の中で名称に5つの母音すべてを含む駅は2つあるが、それはどこか、というものである。正解のもうひとつの駅は、サウス・イーリング駅である。
バス路線
[編集]ロンドンバスの11、15、17、23、26、76、100、172、388、521系統とヘリテージルートの15H、ナイトバスのN11、N15、N21、N26、N76、N199、N550、N551系統が当駅を経由する。
隣の駅
[編集]- ロンドン交通局
- ロンドン地下鉄
- ■サークル線
- ブラックフライアーズ駅 - マンション・ハウス駅 - キャノン・ストリート駅
- ■ディストリクト線
- 本線
- ブラックフライアーズ駅 - マンション・ハウス駅 - キャノン・ストリート駅
- 本線
- ■サークル線
脚注
[編集]- ^ “Out of Station Interchanges” (XLS). ロンドン交通局 (May 2011). 2012年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月13日閲覧。
- ^ “Multi-year station entry-and-exit figures” (XLS). London Underground station passenger usage data. ロンドン交通局 (2014年). 2015年3月31日閲覧。