アップミンスター駅
アップミンスター駅 Upminster station | |
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アップミンスター駅の主な建物 | |
グレーター・ロンドンの地図上でのアップミンスター駅の位置 | |
所在地 |
アップミンスター RM14 2TD 北緯51度33分33秒 東経0度15分04秒 / 北緯51.55917度 東経0.25111度 |
行政区 | ハヴァリング・ロンドン特別区 |
運営 | c2c |
所有者 | ネットワーク・レール |
路線 |
ディストリクト線 ロンドン・ティルベリー・アンド・サウスエンド線 ロムフォード-アップミンスター線 |
駅構造 | 地上駅 |
駅コード | UPM |
ホーム数 | 7 |
バリアフリー | 対応 (6番線は除く)[1][2] |
ゾーン | 6 |
地下鉄年間乗降員数 | |
2004 | 3.338百万人 |
2007 | 4.569百万人[3] |
NR年間乗降員数 | |
2004–05 | 3.438 百万人[4] |
2005–06 | 3.331 百万人[4] |
鉄道会社 | |
開設時の所属会社 | ロンドン・ティルベリー&サウスエンド鉄道 |
グループ化前 | ミッドランド鉄道 |
グループ化後 | ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道 |
歴史 | |
1885年 | 開業(LT&SR) |
1902年 | ディストリクト線開業 |
1905年 | ディストリクト線廃止 |
1932年 | ディストリクト線再開業 |
その他 | |
外部リンク | |
WGS84 | 北緯51度33分32秒 東経0度15分04秒 / 北緯51.559度 東経0.2511度座標: 北緯51度33分32秒 東経0度15分04秒 / 北緯51.559度 東経0.2511度 |
アップミンスター駅(アップミンスターえき、英語: Upminster station) は、イギリスのロンドン東部、ハヴァリング・ロンドン特別区アップミンスターにある鉄道駅である。
概要
[編集]ロンドン地下鉄ディストリクト線およびロンドン・オーバーグラウンド、ナショナル・レールのc2cが運行する列車の発着がある。
この駅はロンドン地下鉄で最も東の駅であり、フェンチャーチ・ストリート駅から下り側に東に15マイルのところにある。
トラベルカード・ゾーン6に属していて、駅の営業はc2cが行っている。
歴史
[編集]この駅は1885年にロンドン・ティルベリー&サウスエンド鉄道 (LT&SR) により、ティルベリーを迂回してロンドンとサウスエンドとを直結する新しいルートの駅として開業した。
1902年、ホワイトチャペル・アンド・ボウ鉄道の開業によりメトロポリタン・ディストリクト鉄道の列車がLT&SRの線路まで運行することが可能になった際に、この駅はディストリクト線の東の終点として運行されるようになった[5][6]。もっとも1905年、ディストリクト線が電化された際に、ディストリクト線の運行はイースト・ハム駅まで(さらに後にはバーキング駅まで)短縮された。
1932年、ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道 (LMS) が第三軌条方式電化がなされたバーキング駅から線路を複線化 (constructed an additional pair of tracks from Barking) した際に、ディストリクト線の東の終点として再延伸された[5]。
同年、この駅はLMSにより大幅に拡張され、中心駅舎・2つの跨線橋および残りのプラットホームは典型的な1930年代のスタイルで建設された。ロムフォードへの運行のための更なるホームは後に追加された。「Station Road」およびタクシー乗り場へのアクセスを与える駅舎は近代的に拡張・再開発され、W H Smith・cobblers/dry cleanersおよびタパスレストランとして現在使用される3棟を含めた。
1番線に残る、元々のビクトリア調の駅構造物 (The original Victorian station structures) は改装され、現在は第2切符売場・公衆トイレおよび、「Station Approach」・駅の駐車場への出口を備える待合室として用いられている。
この駅のホーム東端にはロンドン地下鉄の信号所、および駅の数百ヤード東にはc2cの全ての列車運行についての近代的な信号統括センター (signal control centre) が存在する[7]。
列車の発着
[編集]この駅には7番線までホームがある。1A番線はOckendon駅を経由する当駅始発または終点のリミテッド・サービスが発着する頭端式ホームである。1番線は大抵フェンチャーチ・ストリート行きの本線列車が、2番線はグレイズやシューベリネス行きの列車が発着する。3番線と4番線はディストリクト線の列車が発着する。6番線はロンドン・オーバーグラウンドが運行しているロムフォード行きの列車が発着する。
日中の列車本数は以下の通り。(本数は1時間あたり)
- ナショナル・レール
- c2c(ロンドン・ティルベリー・アンド・サウスエンド線)
- 6本 フェンチャーチ・ストリート駅行き
- 4本 バジルドン駅経由シューベリネス駅行き
- 2本 Ockendon経由サウスエンド・セントラル駅行き
- c2c(ロンドン・ティルベリー・アンド・サウスエンド線)
- ロンドン交通局
切符売り場・発券
[編集]この駅には2つの切符売り場 (Ticket Offices) があり、共にc2cにより営業されている。主駅事務室は本道 (main road) に面しており、第2事務室は駅駐車場に至る脇道 (side road) に面している。
この駅はほとんどTRIBUTE発券システムを使用しているが、しかしオイスター・カード (Transport for London Oyster Cards) の発売ができるようにする必要があり、2007年3月23日まで2台のAPTIS発券機がcoincidentallyであった(これらは全てのナショナ・レールの路線網で使用され続けている最後に残るAPTIS機であった)。 c2cはFasTISと呼ばれる、TRIBUTEに似た、完全にコンピューターベース (fully computer-based) ながらオイスター・カードの発売も可能である、新しいシステムの試験中である。このシステムはオイスター・カード設備が必要となるトラベルカード・ゾーンのエリア内の他のナショナル・レールの駅(たいていはGunnersbury駅やウィルズデン・ジャンクション駅のようなナショナル・レールとロンドン交通局路線の接続駅)における使用をすでに認可されている。もしc2cの試験が成功すれば、このシステムはc2cの路線網に拡大されるだろう。
バス路線
[編集]ロンドンバスの248、346、347、370系統とスクールバスの646、648、652系統が当駅から発着する[10]。
隣の駅
[編集]- ロンドン交通局
- ロンドン地下鉄
- ■ディストリクト線
- アップミンスター・ブリッジ駅 - アップミンスター駅
- ■ディストリクト線
- ■ロンドン・オーバーグラウンド
- ロムフォード-アップミンスター線
- エマーソン・パーク駅 - アップミンスター駅
- ロムフォード-アップミンスター線
- ナショナル・レール
- ■c2c
- ロンドン・ティルベリー・アンド・サウスエンド線
- バーキング駅 - アップミンスター駅 - ウェスト・ホーンドン駅またはOckendon station
- ロンドン・ティルベリー・アンド・サウスエンド線
脚注
[編集]- ^ “Step free Tube Guide” (PDF). Transport for London. 3 June 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。9 August 2020閲覧。
- ^ Our route - Upminster
- ^ “Multi-year station entry-and-exit figures” (XLS). London Underground station passenger usage data. ロンドン交通局 (2014年). 2015年3月31日閲覧。
- ^ a b “Station usage estimates”. Rail statistics. Office of Rail Regulation. 2015年3月31日閲覧。 注記:統計手法は年により異なる場合がある。
- ^ a b Rose, D., The London Underground: A diagrammatic history, (1999)
- ^ Wolmar, C., Subterranean Railway, (2004)
- ^ c2c - Train name unites c2c and Network Rail
- ^ a b “District line timetable: From Upminster Underground Station to Upminster Bridge Underground Station”. Transport for London. 16 March 2015閲覧。
- ^ a b Clive's Underground Line Guides - District line
- ^ “Upminster”. ロンドン交通局. 2016年8月20日閲覧。