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マーク・ムニョス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーク・ムニョス
基本情報
本名 マーク・ケネリィ・ムニョス
(Mark Kenery Muñoz)
通称 ザ・フィリピーノ・レッキング・マシーン
(The Filipino Wrecking Machine)
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1978-02-09) 1978年2月9日(46歳)
出身地 日本の旗 日本
神奈川県横須賀市
所属 キャピタル・シティ・ファイティング・アライアンス
アルティメット・フィットネスジム
→レイン・トレーニング・センター
身長 183cm
体重 84kg
リーチ 180cm
階級 ライトヘビー級
ミドル級
バックボーン レスリング
ブラジリアン柔術 (黒帯)
レスリング NCAAディビジョン1 (王者)
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マーク・ムニョスMark Muñoz1978年2月9日 - )は、アメリカ合衆国の元男性総合格闘家日本神奈川県横須賀市出身。アメリカ合衆国在住。

来歴

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日本横須賀海軍施設で、フィリピン人の両親の下に生まれ、2歳の時に家族とともにアメリカ合衆国カリフォルニア州ヴァレーホに移住。

高校時代はレスリングでカリフォルニア州王座を2度戴冠。オクラホマ州立大学時代はNCAAディビジョン1で2001年に王者となり[1]、オールアメリカンには2度選出された。

WEC

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2008年6月1日、WEC初参戦となったWEC 34でチャック・グリスビーと対戦し、TKO勝ち。

2008年12月3日、WEC 37でヒカルド・バホスと対戦し、TKO勝ち。同大会でWECライトヘビー級が正式に廃止となったため、同じズッファの運営するUFCに移籍した。

UFC

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2009年3月7日、UFC初参戦となったUFC 96マット・ハミルと対戦し、右ハイキックでKO負けを喫した[2]。この試合より後は、階級を一つ下のミドル級へ転向。転向後はUFC 102でニック・カトーネに判定勝ち、UFC 108でライアン・ジェンセンにパウンドでギブアップ勝ちを収め、2連勝を果たした[3]

2010年4月10日、アブダビで開催されたUFC 112ケンドール・グローブと対戦。序盤はテイクダウンを取ることができず、逆にパウンドで劣勢に立たされたが、中盤にグラウンドで上を取るとパウンドを連打し、TKO勝ちによりファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4][5]。8月1日のUFC Live: Jones vs. Matyushenkoでは岡見勇信を相手に接戦の末、1-2の判定負けを喫した。11月20日、UFC 123アーロン・シンプソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[6]

2011年11月5日、UFC 138クリス・リーベンと対戦。カットによる出血を重く見たリーベン陣営のセコンドによりコーナーストップがかけられTKO勝ち。

2012年7月11日、UFC on Fuel TV 4クリス・ワイドマンと対戦し、パウンドでKO負け。この試合で足を骨折したため長期欠場を余儀なくされた。この期間にうつ病にかかり、体重は120kgまで増えたという[7]

2013年7月6日、UFC 162でミドル級ランキング10位のティム・ボッシュと対戦し、3-0の判定勝ち。

2013年10月26日、UFC Fight Night: Machida vs. Munozリョート・マチダと対戦し、左ハイキックでKO負けを喫した。

2014年5月31日、UFC Fight Night: Munoz vs. Mousasiでミドル級ランキング11位のゲガール・ムサシと対戦し、リアネイキドチョークで一本負けを喫した。

2015年4月、カリフォルニア州レイクフォレストで主宰していたレイン・トレーニング・センターを子供たちとすごす時間を増やすために売却[8]

2015年5月16日、引退試合となったUFC Fight Night: Edgar vs. Faberでルーク・バーナットと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

戦績

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総合格闘技 戦績
20 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
14 6 1 7 0 0 0
6 3 2 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ルーク・バーナット 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Edgar vs. Faber 2015年5月16日
× ホアン・"ジュカオン"・カルネイロ 1R 1:40 リアネイキドチョーク UFC 184: Rousey vs. Zingano 2015年2月28日
× ゲガール・ムサシ 1R 3:57 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Munoz vs. Mousasi 2014年5月31日
× リョート・マチダ 1R 3:10 KO(左ハイキック) UFC Fight Night: Machida vs. Munoz 2013年10月26日
ティム・ボッシュ 5分3R終了 判定3-0 UFC 162: Silva vs. Weidman 2013年7月6日
× クリス・ワイドマン 2R 1:37 KO(肘打ち→パウンド) UFC on Fuel TV 4: Munoz vs. Weidman 2012年7月11日
クリス・リーベン 2R終了時 TKO(コーナーストップ) UFC 138: Leben vs. Munoz 2011年11月5日
デミアン・マイア 5分3R終了 判定3-0 UFC 131: dos Santos vs. Carwin 2011年6月11日
CB・ダラウェイ 1R 0:54 KO(左フック→パウンド) UFC Live: Sanchez vs. Kampmann 2011年3月3日
アーロン・シンプソン 5分3R終了 判定3-0 UFC 123: Rampage vs. Machida 2010年11月20日
× 岡見勇信 5分3R終了 判定1-2 UFC Live: Jones vs. Matyushenko 2010年8月1日
ケンドール・グローブ 2R 2:50 TKO(パウンド) UFC 112: Invincible 2010年4月10日
ライアン・ジェンセン 1R 2:30 ギブアップ(パウンド) UFC 108: Evans vs. Silva 2010年1月2日
ニック・カトーネ 5分3R終了 判定2-1 UFC 102: Couture vs. Nogueira 2009年8月29日
× マット・ハミル 1R 3:53 KO(右ハイキック) UFC 96: Jackson vs. Jardine 2009年3月7日
ヒカルド・バホス 1R 2:26 TKO(パンチ連打) WEC 37: Torres vs. Tapia 2008年12月3日
チャック・グリスビー 1R 4:15 TKO(パンチ連打) WEC 34: Faber vs. Pulver 2008年6月1日
トニー・ルバルカヴァ 3分3R終了 判定3-0 PFC 4: Project Complete 2007年10月18日
マイク・ピアース 5分3R終了 判定3-0 Gladiator Challenge 69: Bad Intentions 2007年9月22日
オースティン・アコーン 1R 1:25 TKO(パンチ連打) PFC 3: Step Up 2007年7月19日

獲得タイトル

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  • レスリング NCAAディビジョン1 王者(2001年)[1]

表彰

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  • レスリング NCAAディビジョン1 オールアメリカン(2000年、 2001年)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)

出演

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映画

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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