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ミニゴルフ (コンピューターゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミニゴルフ
Mini Golf
ジャンル ゴルフゲーム
対応機種 MSX
開発元 ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント
発売元 ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)
人数 1 - 2人(対戦)
メディア 32KBROMカセット
発売日 1985年4月6日
デバイス キーボードジョイスティックジョイパッド
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ミニ ゴルフ』 (Mini Golf) は、1985年4月6日にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたMSXパソコン用ゲーム。ナムコットゲームセンターシリーズの第11弾。

概要

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今までは『パックマン』をはじめ、『ボスコニアン』までとする過去10作品はアーケードゲームから移植されたものだった。本作はMSXパソコンならび家庭用ゲーム機初のオリジナルゲームとして発売。

ナムコ初のゴルフゲームでもある。

特徴

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  • 操作がわかりやすく、手順は常にコメントとして画面に表示される。
  • グリーンの芝目が複雑に構成され、より本物に忠実なパッティング感覚が生み出されている。
  • クラブや打球の方向の基準は、コンピュータが指示してくれる。

基本操作

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クラブ選定(SELECT CLUB)
カーソルキーを上下して、クラブを選定。決定したら、スペースキーを押す(途中で変更する場合は、Xキーで取り消すことが可能)。
飛び方向選択(SELECT DIRECTION)
ボールを飛ばす方向を選ぶ。カーソルキーの上下で90度ずつの方向、左右で微妙な方向を調整。決定したら、スペースキーを押す(取り消しは、Xキー)。
パワー調整(SELECT POWER)
ゲーム画面の右側に表示されているインジケーターの目盛りが多いときにスペースキーを押すと、ボールが強く打たれ、遠くまで飛んでいく。
スペースキーを押す前に、カーソルキーでインジケーターの上の矢印を動かすと、 スライスやフック、バック・スピンをかけることが可能(クラブによっては、かからないものもある)。

コンピューターキャディー機能

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プレイ中、クラブや方向に関してコンピュータが選択してくれる。変更可能。

常にコンピュータの指示がベストとは限らないため、ある程度の注意が必要。タイトル画面の時にセレクトキー[1]を押すと、この機能を解除できる。

ゲームモード

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1人用(ONE PLAYER)
  • 1人で18ホールを回るモード。インとアウトが終了すると、総ストローグ数(総打数)が表示される。
ストローグ・プレイ(STROKE PLAY)
  • 2人で18ホールを回り、総ストローグ数を競い合うモード。
  • ボールは、1プレイヤーは白、2プレイヤーは赤。2ホール以降は、前のホールで打数が少ないほうがオーナーとなって、先にティー・ショット(第1打)を打つ。2打目からは、グリーンの遠い方から打っていく。
マッチプレイ(MATCH PLAY)
  • 2人で各ホールごとに勝ち負けを決め、勝ったホール数を競い合うモード。
  • ストローグ・プレイ同様、1プレイヤーは白、2プレイヤーは赤のボールを使用。
  • 『OKボール』という、グリーンに乗ったボールについて、パットしなくても次の1打で入るものと相手プレイヤーが認めるルールがある。

コース構成

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ティーグランド
全てのコースは、ここからスタート。
風見鶏
パーの方向に風が吹いている。風が悪いとショット後のボールに大きく影響する。
バンカー
砂地の部分。サンドウェッジ以外のクラブは全て最悪のコンディションとなる。
フェアウェイ
ティーグランドとグリーンを結ぶの整備された部分。ここでは全てのクラブが最良のコンディションで使用可能。
ラフ
フェアウェイのまわりの芝の整備されていない部分。ここからのショットは距離や方向が狂いやすい。
OB区域
プレイを許されない場所。ここにボールが落ちると、1打追加されて元の場所から打ち直しとなる。
ウォーターハザード
コースにある。ここにボールが落ちると、1打追加されて特定の場所から次のショットとなる。
立木
ボールがに当たると跳ね飛ばされる。枝の下を通過させたり木の上を超えれば大丈夫。
100mの木
この木からグリーンまで約100mを示す。
グリーン
オンすると、グリーン画面に切り替わる。
芝目(グリーン画面)
パットされたボールは矢印の方向に流される。
グリーン拡大画面(グリーン画面)
グリーンのピンの位置、芝目は各ホール、各ラウンドごとに変化する。

コースガイド、標準飛距離

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  • 本作品で行われるゴルフコースは、全部で18のホールから構成されており、各ホールには規定の打数(パー)が定められている。ボールを打ち出す場所(ティーインググラウンド)からカップまでの距離が、1ホールの距離となっている。各ホールの長さやコースの全長は用途によって多様である。
  • 本来のゴルフでは通例として、アメリカ距離単位ヤードを使用しているが、本作品では国際単位系(SI)およびMKS単位系の距離単位・メートル(m)を使用している。
  • 標準飛距離は、使用クラブとその略号、飛距離を表記。
例えば、1番ウッド(ドライバー)は通常「1W」と表わされるが、本作品では「W1」として表記されている。なお、ピッチングウェッジ(PW)、サンドウェッジ(SW)、パター(PT)は通常表記。

脚注

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  1. ^ MSX規格のオリジナルキー。

関連項目

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