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ミネルバ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミネルバ
93 Minerva
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1867年8月24日
発見者 J. C. ワトソン
軌道要素と性質
元期:2010年1月4日 (JD 2,455,200.5)
軌道長半径 (a) 2.753 AU
近日点距離 (q) 2.362 AU
遠日点距離 (Q) 3.144 AU
離心率 (e) 0.142
公転周期 (P) 4.57
軌道傾斜角 (i) 8.56
近日点引数 (ω) 275.28 度
昇交点黄経 (Ω) 4.08 度
平均近点角 (M) 103.80 度
衛星の数 2
物理的性質
直径 141.55 km
質量 2.9 ×1018 kg
表面重力 0.0394 m/s2
脱出速度 0.0745 km/s
自転周期 5.982 時間
スペクトル分類 CU / C
絶対等級 (H) 7.70
アルベド(反射能) 0.0733
表面温度 ~168 K
色指数 (B-V) 0.685
色指数 (U-B) 0.315
Template (ノート 解説) ■Project

ミネルバ[1] (93 Minerva) は、小惑星帯に位置するC型小惑星の一つ。主に炭素化合物でできており、暗い。ケレス族またはミネルバ族に含まれると考えられていたこともあるが、スペクトル分析によって違うことがわかった。

アメリカ合衆国天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンによりミシガン州アナーバーで発見された。ローマ神話の知恵の女神ミネルウァにちなみ命名された。

1982年11月22日にフランス、スペイン、アメリカ合衆国で、2008年5月18日に九州で掩蔽が観測された[2][3]

2009年8月31日に、直径4kmと3kmの2個の衛星が発見されたことが発表された[4]。2013年12月17日に、この衛星がAegisGorgoneionと名付けられた事が発表された[5]

脚註

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  1. ^ 天文年鑑編集委員会『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 
  2. ^ The occultation of AG+29°398 by 93 Minerva. R. L. Millis, L. H. Wasserman, E. Bowell, O. G. Franz, R. NyeW. OsbornA. Klemola
  3. ^ Observed minor planet occultation events, version of 2005 July 26
  4. ^ (93) Minerva, S/2009 (93) 1, and S/2009 (93) 2 Johnston's Archive
  5. ^ Minor Planet Circulars 85917–86284 Minor Planet Center

関連項目

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外部リンク

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