ミレニアム・トロフィー
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ミレニアム・トロフィー | |
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スポーツ | ラグビーユニオン |
創設 | 1988年 |
チーム数 | 2 |
国 |
アイルランド イングランド |
最新優勝 | イングランド (2024) |
最多優勝 | イングランド (21回) |
関連大会 | シックス・ネイションズ |
ミレニアム・トロフィー(Millennium Trophy)は、1988年から始まったラグビーイングランド代表とラグビーアイルランド代表とのラグビーユニオンの定期戦である。翌年1989年からシックス・ネイションズの一環として行われている。
概要
[編集]ミレニアムトロフィーの第1回は、アイルランドの首都ダブリンの公式ミレニアル祝賀(アイルランド建国・首都誕生1000年記念)の一環として1988年に行われた[1]。翌年からはシックス・ネイションズで実施されている。
アイルランド政府は、988年にヴァイキングがダブリンに入植し、後にダブリン市となったと定めている[2]。勝者に授与されるミレニアム・トロフィーは、ヴァイキングの角の生えたヘルメットの形をしている[1][3]。
結果
[編集]第1回(1988年)は、ファイブ・ネイションズとしては行われなかった。第2回(1989年)以降は、シックス・ネイションズ内で実施。
2024年までに37回対戦し、イングランド21勝、アイルランド16勝。引き分けの場合は、どちらも勝者にはならない。
回 | 年 | 開催日 | 勝者 | 得点 ホーム対アウェー |
会場 | レポート |
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1 | 1988 | 4月23日 | イングランド | 10–21 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [4][1] |
2 | 1989 | 2月18日 | イングランド | 3–16 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [5] |
3 | 1990 | 1月20日 | イングランド | 23–0 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [6] |
4 | 1991 | 3月2日 | イングランド | 7–16 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [7] |
5 | 1992 | 2月1日 | イングランド | 38–9 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [8] |
6 | 1993 | 3月20日 | アイルランド | 17–3 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [9][10] |
7 | 1994 | 2月19日 | アイルランド | 12–13 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [11] |
8 | 1995 | 1月21日 | イングランド | 8–20 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [12] |
9 | 1996 | 3月16日 | イングランド | 28–15 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [13] |
10 | 1997 | 2月15日 | イングランド | 6–46 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [14] |
11 | 1998 | 4月4日 | イングランド | 35–17 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [15] |
12 | 1999 | 3月6日 | イングランド | 15–27 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [16] |
13 | 2000 | 2月5日 | イングランド | 50–18 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [17] |
14 | 2001 | 10月20日 | アイルランド | 20–14 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [18] |
15 | 2002 | 2月16日 | イングランド | 45–11 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [19] |
16 | 2003 | 3月30日 | イングランド | 6–42 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [20] |
17 | 2004 | 3月6日 | アイルランド | 13–19 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [21] |
18 | 2005 | 2月27日 | アイルランド | 19–13 | ランズダウン・ロード(ダブリン) | [22] |
19 | 2006 | 3月18日 | アイルランド | 24–28 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [23] |
20 | 2007 | 2月24日 | アイルランド | 43–13 | クローク・パーク(ダブリン) | [24] |
21 | 2008 | 3月15日 | イングランド | 33–10 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [25] |
22 | 2009 | 2月28日 | アイルランド | 14–13 | クローク・パーク(ダブリン) | [26] |
23 | 2010 | 2月27日 | アイルランド | 16–20 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [27] |
24 | 2011 | 3月19日 | アイルランド | 24–8 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [28] |
25 | 2012 | 3月17日 | イングランド | 30–9 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [29][30] |
26 | 2013 | 2月10日 | イングランド | 6–12 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [31][32] |
27 | 2014 | 2月22日 | イングランド | 13–10 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [33][34] |
28 | 2015 | 3月1日 | アイルランド | 19–9 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [35][36] |
29 | 2016 | 2月27日 | イングランド | 21–10 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [37][38] |
30 | 2017 | 3月18日 | アイルランド | 13–9 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [39][40] |
31 | 2018 | 3月17日 | アイルランド | 15–24 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [41][42] |
32 | 2019 | 2月2日 | イングランド | 20–32 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [43][44] |
33 | 2020 | 2月23日 | イングランド | 24–12 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [45][46] |
34 | 2021 | 3月20日 | アイルランド | 32–18 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [47] |
35 | 2022 | 3月12日 | アイルランド | 15–32 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [48][49] |
36 | 2023 | 3月18日 | アイルランド | 29–16 | アビバ・スタジアム(ダブリン) | [50][51] |
37 | 2024 | 3月9日 | イングランド | 23–22 | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) | [52][53] |
38 | 2025 | 2月1日[54] | アビバ・スタジアム(ダブリン) | |||
回 | 年 | 開催日 | 勝者 | 得点 ホーム対アウェー |
会場 | レポート |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “Six Nations: What is the Millennium Trophy? | RugbyPass” (英語). www.rugbypass.com. 2024年3月15日閲覧。
- ^ McDonald, Frank (8 January 2010). “From the Archives: 8 January 1986: 'Bogus' selection of date to mark Dublin's millennium”. Irish Times 21 August 2019閲覧。
- ^ “The Scrum.com trophy guide - Part One”. ESPN scrum 22 August 2018閲覧。
- ^ “England v Ireland”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “England v Ireland”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “England v Ireland”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England: Where history can be won or lost” (英語). The Irish Times. 2024年3月15日閲覧。
- ^ “England v Ireland”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “England v Ireland”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland v England”. ESPN scrum. 2024年3月19日閲覧。
- ^ Donahue, Bob (6 April 1998). “England Stops Ireland, 35-17, to Take 2d Place : France Crushes Wales For Grand Slam, 51-0”. The New York Times 5 April 2020閲覧。
- ^ “England see off Irish challenge”. (6 March 1999) 5 April 2020閲覧。
- ^ “England off to record start”. (7 February 2000) 5 April 2020閲覧。
- ^ “Ireland spoil England's day”. (20 October 2001) 5 April 2020閲覧。
- ^ “Awesome England brush Ireland aside”. (16 February 2002) 5 April 2020閲覧。
- ^ “Awesome England clinch Grand Slam”. (30 March 2003) 5 April 2020閲覧。
- ^ “England 13-19 Ireland”. (6 March 2004) 5 April 2020閲覧。
- ^ “Ireland 19-13 England”. (27 February 2005) 5 April 2020閲覧。
- ^ “England 24-28 Ireland”. (19 March 2006) 5 April 2020閲覧。
- ^ Standley, James (24 February 2007). “Ireland 43-13 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ Gordos, Phil (15 March 2008). “England 33-10 Ireland” 5 April 2020閲覧。
- ^ Jackson, Lyle (28 February 2009). “Ireland 14-13 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ Standley, James (27 February 2010). “England 16-20 Ireland” 5 April 2020閲覧。
- ^ Standley, James (19 March 2011). “2011 Six Nations: Ireland 24-8 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (17 March 2012). “Six Nations: England 30-9 Ireland” 5 April 2020閲覧。
- ^ “ウエールズが4年ぶりに6カ国対抗全勝優勝 2015W杯へ大きな自信 - ラグビーリパブリック” (2012年3月18日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (10 February 2013). “Six Nations 2013: Ireland 6-12 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ “イングランドが10年ぶりにダブリン勝利 欧州6カ国対抗トップへ - ラグビーリパブリック” (2013年2月11日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (22 February 2014). “Six Nations 2014: England 13-10 Ireland” 5 April 2020閲覧。
- ^ “アイルランドはトリプルクラウンならず スコットランドは劇的DGで初勝利 - ラグビーリパブリック” (2014年2月23日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (1 March 2015). “Six Nations 2015: Ireland 19-9 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ “アイルランドがイングランドねじ伏せ10連勝! 欧州6か国対抗連覇に前進 - ラグビーリパブリック” (2015年3月2日). 2024年3月19日閲覧。
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- ^ “イングランド 今季負けなし3連勝! アイルランドは3連覇の可能性消滅 - ラグビーリパブリック” (2016年2月28日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (18 March 2017). “Six Nations 2017: Ireland 13-9 England” 5 April 2020閲覧。
- ^ “グランドスラムを賭けたイングランド、アイルランドの前に夢潰える。 - ラグビーリパブリック” (2017年3月19日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (17 March 2018). “Six Nations: Ireland beat England 24-15 to win Grand Slam” 5 April 2020閲覧。
- ^ “グランドスラム達成。アイルランド、トゥイッケナムでイングランドに勝つ。 - ラグビーリパブリック” (2018年3月18日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (2 February 2019). “Six Nations: England beat Ireland 32-20 in Dublin” 5 April 2020閲覧。
- ^ “優勝候補筆頭のアイルランド、本拠地ダブリンでイングランドに敗れる波乱。 - ラグビーリパブリック” (2019年2月2日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ Fordyce, Tom (23 February 2020). “Six Nations 2020: England end Ireland's Grand Slam hopes and reignite title hopes” 5 April 2020閲覧。
- ^ “【6か国対抗】アイルランド撃破。イングランド、優勝への望み繋ぐ - ラグビーリパブリック” (2020年2月23日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Ireland 32-18 England: Hosts impress as they stun dismal England despite Bundee Aki red card”. BBC Sport. 12 March 2022閲覧。
- ^ “England 15-32 Ireland: Six Nations – as it happened”. The Guardian. 12 March 2022閲覧。
- ^ “14人のイングランド粘るも、アイルランドが優勝への望みを残す勝利 - ラグビーリパブリック” (2022年3月13日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ “Ireland v England - 2023 Six Nations”. Six Nations Guide (2023年3月18日). 2024年3月15日閲覧。
- ^ “W杯イヤーに欧州を制したのはアイルランド! 5年ぶりにグランドスラム達成 - ラグビーリパブリック” (2023年3月18日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ “England v Ireland - 2024 Six Nations”. Six Nations Guide (2024年3月9日). 2024年3月15日閲覧。
- ^ “イングランドが首位アイルランドの全勝止めた! 劇的ドロップゴールで逆転勝ち - ラグビーリパブリック” (2024年3月9日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ “2025 GUINNESS MEN'S SIX NATIONS MATCHES ANNOUNCED - Guinness Men's Six Nations” (英語). www.sixnationsrugby.com (2024年3月10日). 2024年3月15日閲覧。