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ヤマハゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤマハゼ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : 真正バラ類II Eurosids II
: ムクロジ目 Sapindales
: ウルシ科 Anacardiaceae
: ウルシ属 Toxicodendron
: ヤマハゼ T. sylvestre
学名
Toxicodendron sylvestre
(Siebold et Zucc.) Kuntze (1891)[1]
シノニム
和名
ヤマハゼ(山黄櫨)、ハゼ

ヤマハゼ(山櫨[3]・山黄櫨、学名: Toxicodendron sylvestre)は、ウルシ科ウルシ属落葉小高木。山地に生える。中国名は、木蠟樹(別名:野漆樹)[1]

分布・生育地

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中国台湾朝鮮半島日本本州関東地方以西、四国九州沖縄)に分布する[4]

特徴

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落葉広葉樹の小高木で、樹高は5 - 8メートル (m) になる[3]樹皮は暗灰褐色で、生長するに従って縦に裂け、短冊状に剥がれる[3]。一年枝は太く、枝先に毛が残る[3]は奇数羽状複葉で、小葉は4 - 6対。両面にが散生し、全縁葉軸の上面にも毛が生える。には紅葉する。

花期は5 - 6月[3]雌雄異株で、黄緑色をつける。

果実は黄褐色で目立ち[3]、表面は無毛。

冬芽裸芽で黄褐色の毛が密生する[3]。枝先につく頂芽は円錐状で大きく、先端は不揃いの傾向がある[3]側芽は枝に互生し、卵円形で小さく、側芽から側枝が出ることも多い[3]。葉痕は大きく、心形や半円形で維管束痕が多数つく[3]

近縁種

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脚注

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参考文献

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  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、103頁。ISBN 978-4-416-61438-9 
  • 茂木透 写真、高橋秀男・勝山輝男 監修『樹に咲く花:離弁花 2』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑 4〉、2000年10月、278-279頁。ISBN 4-635-07004-2 

関連項目

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外部リンク

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