ヨーロッパ特急 (アルバム)
『ヨーロッパ特急』 | ||||
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クラフトワーク の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1976年 Kling Klang Studio | |||
ジャンル |
電子音楽 シンセポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | EMI / Capitol | |||
プロデュース |
ラルフ・ヒュッター フローリアン・シュナイダー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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クラフトワーク アルバム 年表 | ||||
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『ヨーロッパ特急』(ヨーロッパとっきゅう、英語: Trans-Europe Express, ドイツ語: Trans-Europa Express)は、ドイツの音楽ユニット、クラフトワークのアルバム。
作品名はヨーロッパで運行されていた国際特急列車TEE(Trans-Europa Express)にちなむ。
解説
[編集]ローリング・ストーンによるアンケートThe 500 Greatest Albums of All Timeでは238位にランク[1]。彼らの作品中唯一のランクインとなった。また本作のミキシングはロサンゼルスのスタジオで行われた[2]。
表題曲「ヨーロッパ特急」では、鉄道の走行音を再現している。アフリカ・バンバータの「プラネット・ロック」は、この曲をサンプリングしている。なお、歌詞に当時彼らのファンであり、会合もしたデヴィッド・ボウイとイギー・ポップの名が登場する。また、収録曲「ショールーム・ダミー」は、日本では1980年代に三宅一生が出演したサントリー角瓶のCMで使用されたことにより、シングル・カットされた。イギリスのロックバンド、デュラン・デュランが自身のライブでカバーしている。
ドイツ語版のみ「Metal on Metal」が、「Metall auf Metall」と「Abzug」の2曲に分割されて別々の曲名が付けられていたが、2009年のリマスター版で英語版でも分割されるようになった。同作のリマスター版および『THE MIX』の日本発売分においては「Abzug」に対しての邦題は付けられていないが、ライブアルバム『ミニマム・マキシマム』のドイツ語版には同様に分割されている同曲には「アップツァック」の表記が見られる。
楽曲ヨーロッパ特急のCDシングルはallmusicに於いてシングルながら最高評価である5starsを与えられるという同データベース内でも極めて稀な一例となっている[1]。
曲目
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「ヨーロッパ・エンドレス - Europe Endless」("Europa Endlos") |
| Hütter | |
2. | 「鏡のホール - The Hall of Mirrors」("Spiegelsaal") |
| Hütter | |
3. | 「ショウルーム・ダミー - Showroom Dummies」("Schaufensterpuppen") | Hütter | Hütter | |
4. | 「ヨーロッパ特急 - Trans-Europe Express(TEE part1)」("Trans Europa Express") |
| Hütter | |
5. | 「メタル・オン・メタル - Metal on Metal(TEE part2)」("Metall auf Metall") | Hütter | ||
6. | 「ABZUG - Abzug」 | Hütter | ||
7. | 「フランツ・シューベルト - Franz Schubert」 | Hütter | ||
8. | 「エンドレス・エンドレス - Endless Endless」("Endlos Endlos") |
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脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “The 500 Greatest Albums of All Time” (英語). Rolling Stone (2020年9月22日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ パスカル・ビュッシー著『クラフトワーク―「マン・マシーン」とミュージック』P115
参考文献
[編集]- パスカル・ビュッシー著、明石政紀訳『クラフトワーク―「マン・マシーン」とミュージック』水声社 (1994年03月) ISBN 4-891-76297-7