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ラディスポリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラディスポリ
Ladispoli
ラディスポリの風景
ラディスポリの紋章
紋章
行政
イタリアの旗 イタリア
ラツィオ州の旗 ラツィオ
県/大都市 ローマ
CAP(郵便番号) 00055
市外局番 06
ISTATコード 058116
識別コード M212
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 40876 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 1,572.2 人/km2
文化
住民の呼称 ladispolani
守護聖人 聖ジュゼッペ
(San Giuseppe)
祝祭日 3月19日
地理
座標 北緯41度57分16秒 東経12度04分27秒 / 北緯41.95444度 東経12.07417度 / 41.95444; 12.07417座標: 北緯41度57分16秒 東経12度04分27秒 / 北緯41.95444度 東経12.07417度 / 41.95444; 12.07417
標高 2 (0 - 50) [2] m
面積 26.00 [3] km2
ラディスポリの位置(イタリア内)
ラディスポリ
ラディスポリの位置
ローマ県におけるコムーネの領域
ローマ県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
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ラディスポリ: Ladispoli)は、イタリア共和国ラツィオ州ローマ県にある、人口約41,000人の基礎自治体コムーネ)。

地理

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位置・広がり

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ローマ県西部、ティレニア海沿岸のコムーネ。ローマ中心部から西へ約35kmの距離にある。

隣接コムーネ

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隣接するコムーネは以下の通り。

気候分類・地震分類

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ラディスポリにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona C, 1295 GGである[4]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 3B (sismicità bassa) に分類される[5]

歴史

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ラディスポリのある土地には、古代エトルリアの都市カエレ(現在のチェルヴェーテリ)の港であるアルシウム (Alsiumがあった。アルシウムは、のちにローマの植民地となり、マルクス・トゥッリウス・キケロの文章にもその名が登場している。

アルシウムは、6世紀ゴート戦争中、トーティラ率いる東ゴート族によって破壊された。その後この地域には、パロ(Palo)と名づけられた城砦が築かれた。パロはオルシーニ家の所領で、1693年からオデスカルキ家 (Erba-Odescalchiの所有となった。現代に続くラディスポリの街は、1888年にラディスラオ・オデスカルキ(Ladislao Odescalchi)によって創設され、地名も彼に由来する。

1970年代後半から1990年代はじめにかけて、ラディスポリにはソ連から西側諸国(おもに米国、カナダ、オーストラリア)へと政治的・宗教的な庇護を求めて亡命した人々の難民キャンプが設けられていた。1980年代、旧ソ連から亡命してラディスポリに滞在したユダヤ人の経験は、Maxim D. Shrayerによる彼の文学回顧録 "Waiting for America"(2007年)で描かれている[6]

文化・観光

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映画

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(ラディスポリ周辺の映画)

マリーナ・ディ・サン・ニコーラ

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マリーナ・ディ・サン・ニコーラはティレニア海に面した行楽地で、アウレリア街道でローマから33kmの距離にある。

ローマ時代から海水浴場として使われたが、1960年代には現代住居共同体が生まれた。

ここにはローマ時代の「ポンペイウスの別荘」がある。

行政

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ラディスポリには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Centro Storico, Cerreto, Casermette-Laghetto, Miami, Campo Sportivo, Caerevetus, Marina di San Nicola, Boietto, Olmetto-Monteroni, Palo Laziale

姉妹都市

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脚注

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  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年7月24日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Lazio, Provincia:Roma, Comune:Ladispoli を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Roma(dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年12月1日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale(Kmq) - Roma(dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年12月1日閲覧。
  4. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  5. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。
  6. ^ [1],

外部リンク

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