リアリティ・バイツ
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リアリティ・バイツ | |
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Reality Bites | |
監督 | ベン・スティラー |
脚本 | ヘレン・チャイルドレス |
製作 |
ダニー・デヴィート マイケル・シャンバーグ |
製作総指揮 |
ステイシー・シェア ウィリアム・バークレイ・マルコム |
出演者 |
ウィノナ・ライダー イーサン・ホーク ベン・スティラー |
音楽 | カール・ウォリンジャー |
主題歌 | リサ・ローブ |
撮影 | エマニュエル・ルベツキ |
編集 |
リサ・ゼノ・チャーギン ジョン・スペンス |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ UIP |
公開 |
1994年2月18日 1994年12月10日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $11,000,000 |
興行収入 | $33,351,557[1] |
『リアリティ・バイツ』(Reality Bites)は、1994年のアメリカ合衆国の映画。恋愛映画、青春映画。ベン・スティラーの初監督作品。
概要
[編集]1990年代のいわゆるジェネレーションX・MTV世代を描いた映画。原題の "Reality Bites" からも分かる通り、厳しい現実(現実が噛み付いてくる=現実に直面する=厳しい現実)に立ち向かう4人の若者を描いた青春群像劇。
ザ・ナック、ビッグ・マウンテン、U2、レニー・クラヴィッツ、ダイナソーJr.、リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズらの曲が全篇を彩っている。
ストーリー
[編集]大学を総代で卒業したリレイナはTV局の契約社員として働き始めるが、ひょんなことからクビになってしまう。そんな時、同じように仕事をクビになった大学生時代の男友達トロイとサミーが、リレイナと親友のヴィッキーが住むアパートに転がり込んでくる。4人は半ば強引に共同生活を始める。
登場人物
[編集]- リレイナ・ピアース
- 演 - ウィノナ・ライダー、日本語吹替 - 小林優子
- 大学を総代で卒業した優秀な学生だった自分と、現実のつまらない仕事(TV局のAD)の狭間で悩む。ドキュメンタリー制作の仕事を夢見ており、自分たちの生活をビデオカメラで時折撮影している。
- トロイ・ダイアー
- 演 - イーサン・ホーク、日本語吹替 - 関俊彦
- リレイナの男友達。哲学科に在籍していたが、中退してしまう。頭は良いようだが、現実を斜めから見ているひねくれ者。真面目に働くのがバカらしいと感じている。バンドでボーカルをしている。
- ヴィッキー・マイナー
- 演 - ジャニーン・ガラファロー、日本語吹替 - 喜田あゆ美
- リレイナの女友達。リレイナと共同生活をしている。大学卒業後はGAPで働いている。男性経験は豊富だが、真剣な恋愛には無関心。HIVへの感染を心配している。
- サミー・グレイ
- 演 - スティーヴ・ザーン、日本語吹替 - 高木渉
- トロイの男友達。ゲイである自分と両親との関係に悩んでいる。
- マイケル・グレイツ
- 演 - ベン・スティラー、日本語吹替 - 堀内賢雄
- MTVの編集局長。ひょんなことからリレイナと出会う。
- トム・ピアース
- 演 - ジョー・ドン・ベイカー、日本語吹替 - 辻親八
- リレイナの父。
- シャレーヌ・マグレガー
- 演 - スージー・カーツ
- リレイナの母で、トムとは離婚し再婚相手がいる。
- グラント・カブラー
- 演 - ジョン・マホーニー、日本語吹替 - 田原アルノ
- TV番組「グラントのモーニング・ショー」司会者。
- タミ
- 演 - レネー・ゼルウィガー
- トロイの遊び相手。
- ロジャー
- 演 - キース・デイヴィッド、日本語吹替 - 辻親八
- ラジオ局の面接官。
- ルイーズ
- 演 - アン・メイラ
- 新聞社の面接官。
- ホットドッグ店員
- 演 - デヴィッド・スペード(クレジットなし)
- ホットドッグ店のベテランマネージャー。
- シェリル・グッド
- 演 - ジーン・トリプルホーン(クレジットなし)
- TV番組「ヒップ・ファッション」のレポーター。
スタッフ
[編集]- 監督:ベン・スティラー
- 製作総指揮:ステイシー・シェア
- 脚本:ヘレン・チャイルドレス
- 製作:ダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ
- 撮影:エマニュエル・ルベツキ
- 音楽:カール・ウォリンジャー
- 主題歌:リサ・ローブ 「ステイ」
サウンドトラック
[編集]- 「マイ・シャローナ」 - "My Sharona" / ザ・ナック
- "Spin The Bottle" / ジュリアナ・ハットフィールド・スリー
- "Bed Of Roses" / The Indians
- "When You Come Back To Me" / ワールド・パーティー
- "Going, Going, Gone" / ザ・ポウジーズ
- "Stay" / リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ
- 「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」 - "All I Want Is You" / U2
- "Locked Out" / クラウデッド・ハウス
- "Spinning Around Over" / レニー・クラヴィッツ
- "I'm Nuthin'" / イーサン・ホーク
- "Turnip Farm" / ダイナソーJr.
- "Revival" / Me Phi Me
- "Tempted" / スクイーズ
- 「君を求めて」 - "Baby, I Love Your Way" / ビッグ・マウンテン
- 本編ではオリジナルのピーター・フランプトンのヴァージョンが使われている。
- "Rock & Roll (Part 2)" / ゲイリー・グリッター
参考文献
[編集]- ^ “Reality Bites”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年2月6日閲覧。