リナワールド
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リナワールド LINA WORLD | |
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園内入口 | |
施設情報 | |
前身 | 山交ランド |
キャッチコピー | 東北最大級の遊園地 |
管理運営 | 株式会社リナワールド |
開園 | 1969年6月15日 |
所在地 |
〒999-3101 山形県上山市金瓶字水上108-1 |
位置 | 北緯38度10分34.1秒 東経140度18分30.4秒 / 北緯38.176139度 東経140.308444度座標: 北緯38度10分34.1秒 東経140度18分30.4秒 / 北緯38.176139度 東経140.308444度 |
公式サイト |
www |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒990-2492 山形県山形市鉄砲町二丁目13番18号 |
法人番号 | 6390001002546 |
代表者 | 代表取締役 髙橋 茂 |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
▲4402万6000円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
1億8260万9000円 (2023年3月期)[1] |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | ヤマコー |
特記事項:2024年1月1日、ヤマコーに吸収合併。 |
リナワールド(LINA WORLD)は、山形県上山市にあるヤマコー系列の遊園地。山形県で唯一の遊園地で、年間の入場者は15万人から16万人ほど[2]。11月下旬から翌3月中旬の冬季間は営業を休止する。
概要
[編集]- 山形交通(現ヤマコー)系列のゴルフ場の隣接地にて温泉が湧出したことをきっかけに1968年に温泉浴場と食堂からなるレストハウスを開業[3]、その後山形交通バスの顧客増加を図るべく遊園地の開発も進め[3]、1969年6月15日に「山交ランド」(やまこうランド)としてオープン[4]。当初は山形交通の子会社・山形観光が経営主体となり[3]、山形県内初の本格的遊園地として総工費1.5億円をかけゴーカート、温泉プール、釣り堀、バラ園、ティーカップ、メリーゴーラウンド、観覧車などを設置した[4]。その後1975年までに遊園地の体制を整えた[3]。
- 1989年に開園20周年を迎え若年層をメインターゲットとした総工費28億円のリニューアル工事に着手、1990年4月に現在の「リナワールド」に名称変更した[5]。「光・風-豊かな自然 水をテーマにした様々な夢のある空間」をコンセプトに[6]、名称はLIGHT(光)の「LI」、NATURE(自然)の「NA」に、WIND(風)・WATER(水)の「W」の頭文字と「WORLD」をかけ合わせたもの[5]。パステル調のテーマカラーを基調とした園内整備や噴水を中心とした洋風庭園などを設けた[5]。
- 1993年、年間入場者数がピークとなる約45万人を記録[2]。
- 1999年4月、ヤマコーがリナワールド事業部を分社子会社化し、株式会社リナワールドとなる。
- 2024年1月1日、ヤマコーが株式会社リナワールドを吸収合併し、リナワールド事業部を設立[7]。
- TVCMのナレーションは山本麻里安。
アトラクション
[編集]ジョイフルゾーン
[編集]- カイトフライヤー
- 魔女のパンプキンツリー
- 宝島
- カチンコチン
- 妖怪寺
- Magicミラーワールド夢幻
エキサイトゾーン
[編集]- 立体迷路DOSAIDA? - としまえんにあった立体迷路「トリックメイズ」を移設し2021年4月29日に開業。名称は8月16日に決定した。
- 急流すべり
- VRシアター
- ドキドキ!からくり道中
- ジャンピングスター
- ウエールズエクスプレス
- サイクルモノレール - 泉陽興業製[5]
- アモーレエクスプレス
- バイキング
- シナモロールのイルミネーションファンタジー
- ウォーターショット
- ゴーカート - 全長800m[5]
- ジェットコースター ディスカバリー
- トロッコ
- コイン式乗り物
ハローキティ&フレンズ メルヘンランド
[編集]サンリオキャラクターが使用されているテーマランド。特にハローキティをデザインした観覧車は日本初。
- ストロベリーカフェ
- フェアリーキティカルーセル - サノヤス・ヒシノ明昌製、1994年「二層カルーセル」として導入、外径13m[8]。
- ハローキティの観覧車 - 高さ35m、ゴンドラ20基、豊栄産業製、1990年「スカイホイール」として導入[5]。
- スカイファン
- メロディトレイン
- エンジェルコースター
- バッテリーカー
- チャイルドコーナー
過去のアトラクション
[編集]- 飛行塔 - 日本ケーブル製、1969年導入[3]
- ムーンサルト - 明昌特殊産業製、1990年導入[5]。
- トリックゴルフ[5]
- アストロスインガー - 豊永産業製、1988年導入[5]
- フライングカーペット - 豊永産業製、1987年導入、最高高度8.7m、定員24名[9]。
- テレコンバット - 豊永産業製、1988年導入[5]
- パラトルーパー - 豊永産業製[5]、1978年導入[3]
- ロックンロール - 豊永産業製[5]、1982年導入[3]
- シミュレーションシアター - オムニ社製、1992年導入[6]。後に4Dシアター、VRシアターに改装。
- アニメのれるランド - 朝日エンジニアリング製、1993年導入、全長50m、2人乗り2台のSL形ミニ鉄道[10]。
- 森のどうぶつたち - 朝日エンジニアリング製、1993年導入、電磁誘導カート2人乗り2台[10]
- ウェーブスインガー - ジーラー製、1993年導入[10]
- アイスアートミュージアム - 1994年開設[8]
- スクランブルコースター - サノヤス・ヒシノ明昌製、1994年導入、全長250m、2人乗り車両4台。スーパーコースター内をすり抜ける形のコース設計とした[8]。
- スーパーコースター - 豊永産業製、全長約500m[5]、4人乗り4両編成[3]、1980年導入[11]、2022年に乗客の骨折事故により休止[12]、老朽化と共に客席の安全性強化が困難と判断され廃止[11]。
園内施設
[編集]- イベントホール
- ジョイフルショップ
- アーケードゲーム
- リナビーチ(大型屋外プール、日本アルミ製)[5]
- 流水プール
- チューブスライダー
- プラザステージ
- 手作り体験夢工房
- ふれあい動物広場
- 休憩所よしづ
交通手段
[編集]- 鉄道の場合
- 車の場合
- バスの場合
- 宮城交通・山交バスの高速バス仙台 - 上山線 リナワールド前下車
- 新潟交通の都市間バスZao号 リナワールド前下車
- JR奥羽本線(山形新幹線) かみのやま温泉駅からバス利用、約5分
- JR奥羽本線(山形新幹線) 山形駅から徒歩10分の山交バス十日町角バス停からバス利用、約20分
所在地
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 株式会社リナワールド 第24期決算公告
- ^ a b 『朝日新聞デジタル』「リナワールド50周年 家族連れら集う」、2019年6月16日付。
- ^ a b c d e f g h 遊園地訪問 蔵王のふもとの総合レジャーランド山交ランド - アミューズメント産業1986年9月号(アミューズメント産業出版)
- ^ a b 725山交ランドきょう開園 - 山形県史資料編22(山形県 2001年)912頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 話題 水と緑と遊戯機械 ヤング、女性にアタックすべく山交ランドが完全リニューアル『リナワールド』誕生!!そして盛況 - アミューズメント産業1990年10月号(アミューズメント産業出版)
- ^ a b 水と光をテーマにした注目のレジャーランド リナワールド - とうほく財界1993年1・2月号(東日本出版)
- ^ 組織再編に関するご案内 - ヤマコー
- ^ a b c 《リナワールド》、3遊戯施設と飲食施設導入で地域密着型遊園地をアピール - アミューズメント産業1994年5月号(アミューズメント産業出版)
- ^ 山交ランドに「フライングカーペット」登場 - アミューズメント産業1987年6月号(アミューズメント産業出版)
- ^ a b c 『リナワールド』、園内のファミリー化を強化するため、今年は幼児向け施設を中心に導入 - アミューズメント産業1993年5月号(アミューズメント産業出版)
- ^ a b 当園ジェットコースターの現状ならびに今後の運行について - リナワールド
- ^ 「リナワールド」で客が骨折する事故相次ぐ 県が現地調査
関連項目
[編集]- ヤマコー - ユトリアグループの中核企業
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」 - 1991年の第13回から山形メイン会場として利用している。
- 仙台ハイランド・八木山ベニーランド - 南東北遊園地協議会加盟している。
- 西武園ゆうえんち - サンリオキャラクターのテーマランドであるメルヘンタウンがある。2020年終了。メルヘンタウンにあった一部のアトラクションは、2021年のリニューアル時に新アトラクション内に流用された。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン - サンリオキャラクター(ハローキティとボーイフレンドのディアダニエル)を使用している。