リース・ホスキンス
ミルウォーキー・ブルワーズ #12 | |
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フィラデルフィア・フィリーズ時代 (2020年8月25日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州サクラメント |
生年月日 | 1993年3月17日(31歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、外野手 |
プロ入り | 2014年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 | 2017年8月10日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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リース・ディーン・ホスキンス(Rhys Dean Hoskins, 1993年3月17日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント出身のプロ野球選手(一塁手、外野手)。右投右打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。
経歴
[編集]プロ入りとフィリーズ時代
[編集]2014年のMLBドラフト5巡目(全体142位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され[1]、プロ入り。契約後、傘下のA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプロデビュー。70試合に出場して打率.237、9本塁打、40打点、3盗塁の成績を残した。
2015年はA級レイクウッド・ブルークロウズとA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、2球団合計で135試合に出場して打率.319、17本塁打、90打点、4盗塁の成績を残した。オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグのシドニー・ブルーソックスでプレーした。
2016年はAA級レディング・ファイティン・フィルズでプレーし、135試合に出場して打率.281、38本塁打、116打点、8盗塁の成績を残した。
2017年は開幕からAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレー。115試合に出場して打率.284、29本塁打、91打点、4盗塁の成績を残し、前後するが8月30日にはインターナショナルリーグMVPへの選出が発表された[2]。8月10日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、その日のニューヨーク・メッツ戦で「7番・左翼手」で先発出場してメジャーデビュー[3]。8月14日のサンディエゴ・パドレス戦ではメジャー初を含む2本塁打を放った[4]。さらにその後、8月26日のシカゴ・カブス戦で10号本塁打を放ち、メジャー史上最速となるデビュー17試合目で2桁本塁打到達の快挙を達成するなどの活躍もあり[5][6]、8月のルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された[7]。最終成績の18本塁打もMLB史上最速での到達出ると同時に、8月以降にデビューした新人の最多記録となった[8]。試合数が少なかったため、新人王投票では4位に留まった。
2018年は左翼手のレギュラーに定着。6月27日、球団史上最速で通算30本塁打に到達した。120試合で達成し、殿堂入りした外野手のチャック・クラインが保持していた132試合を更新した[9]。7月3日にはまた球団史上最速の124試合で通算100打点に到達した[10]。オールスターゲームには選出されなかったが、ホームランダービーには参加。2回戦では史上初の1ラウンド20本塁打を達成した(しかし、ここで敗退)。8月5日、キャリア151試合目にして、ドン・ハーストを超える球団史上最速で100四球を達成した[11]。最終成績は打率.246、34本塁打、96打点を記録した。 守備では、ナショナルリーグの左翼手の中で失策数が6個と最多だった[12]。
シーズン中の9月10日に2018日米野球のMLB選抜に選出された[13]。オフの11月6日に訪日[14]。2試合連続本塁打を記録した[15]。
2019年は打率.245、29本塁打、85打点を記録し、116四球はリーグトップだった。
2020年10月5日に左肘のトミー・ジョン手術を受けたことを発表し、復帰まで4~6ヶ月かかる見通しであると明かした[16]。
2022年は156試合の出場で打率.246、30本塁打、79打点を記録した。
2023年はスプリングトレーニングで負傷し、その影響で全休した。オフの11月3日にFAとなった[17]。
ブルワーズ時代
[編集]2024年1月26日にミルウォーキー・ブルワーズと2年3400万ドルで契約を結んだ[18]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2017 | PHI | 50 | 212 | 170 | 37 | 44 | 7 | 0 | 18 | 105 | 48 | 2 | 0 | 0 | 2 | 37 | 1 | 3 | 46 | 2 | .259 | .396 | .618 | 1.014 |
2018 | 153 | 660 | 558 | 89 | 137 | 38 | 0 | 34 | 277 | 96 | 5 | 3 | 0 | 5 | 87 | 2 | 9 | 150 | 7 | .246 | .354 | .496 | .850 | |
2019 | 160 | 705 | 570 | 86 | 129 | 33 | 5 | 29 | 259 | 85 | 2 | 2 | 0 | 6 | 116 | 6 | 11 | 173 | 10 | .226 | .364 | .454 | .819 | |
2020 | 41 | 185 | 151 | 35 | 37 | 9 | 0 | 10 | 76 | 26 | 1 | 0 | 0 | 0 | 29 | 0 | 5 | 43 | 4 | .245 | .384 | .503 | .887 | |
2021 | 107 | 443 | 389 | 64 | 96 | 29 | 0 | 27 | 206 | 71 | 3 | 2 | 0 | 2 | 47 | 0 | 5 | 108 | 7 | .247 | .334 | .530 | .864 | |
2022 | 156 | 672 | 589 | 81 | 145 | 33 | 2 | 30 | 272 | 79 | 2 | 1 | 0 | 4 | 72 | 0 | 6 | 169 | 12 | .246 | .332 | .462 | .794 | |
MLB:6年 | 667 | 2877 | 2427 | 392 | 588 | 149 | 7 | 148 | 1195 | 405 | 15 | 8 | 0 | 19 | 388 | 9 | 39 | 689 | 42 | .242 | .353 | .492 | .846 |
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
[編集]- 内野守備
年 度 |
球 団 |
一塁(1B) | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | PHI | 27 | 185 | 18 | 3 | 17 | .985 |
2018 | 17 | 105 | 11 | 0 | 9 | 1.000 | |
2019 | 158 | 1193 | 122 | 9 | 111 | .993 | |
2020 | 40 | 315 | 21 | 4 | 34 | .988 | |
2021 | 103 | 735 | 79 | 4 | 81 | .995 | |
2022 | 151 | 1098 | 103 | 12 | 103 | .990 | |
MLB | 496 | 3631 | 354 | 32 | 355 | .992 |
- 外野守備
年 度 |
球 団 |
左翼(LF) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | PHI | 30 | 44 | 2 | 1 | 0 | .979 |
2018 | 135 | 235 | 5 | 6 | 0 | .976 | |
MLB | 165 | 279 | 7 | 7 | 0 | .976 |
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
[編集]- MiLB
- インターナショナルリーグ最優秀選手賞:1回(2017年)
- MLB
- ルーキー・オブ・ザ・マンス:1回(2017年8月)
背番号
[編集]- 17(2017年 - 2022年)
- 12(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ Joe Davidson (2014年6月6日). “More locals get phone calls from major-league teams in baseball draft” (英語). sacbee.com. The Sacramento Bee. 2017年9月10日閲覧。
- ^ “International League Announces 2017 Awards and Postseason All-Star Team” (英語). MiLB.com. International League of Professional Baseball Clubs, Inc. (2017年8月30日). 2017年9月10日閲覧。
- ^ Ben Harris (2017年8月10日). “No. 6 prospect Hoskins makes MLB debut: Young slugger, normally a first baseman, sees action early in left field” (英語). MLB.com. 2017年9月10日閲覧。
- ^ Matt Gelb (2017年8月15日). “Rhys Hoskins hits two homers, but Phillies lose” (英語). The Philadelphia Inquirer. 2017年9月10日閲覧。
- ^ Ben Harris (2017年8月26日). “Rhys Hoskins fastest player to hit 10 home runs, in 17 games” (英語). MLB.com. 2017年9月10日閲覧。
- ^ “フィリーズ新人ホスキンスが史上最速17戦で10号”. 日刊スポーツ (2017年8月28日). 2017年9月10日閲覧。
- ^ “18本塁打のスタントンら受賞 8月の月間MVP”. 日刊スポーツ (2017年9月4日). 2017年9月10日閲覧。
- ^ “Phillies-Marlins observations: Guess what … Rhys Hoskins homers again in blowout win”. RSN. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “‘It's pretty humbling’: Rhys Hoskins of Sac State and Jesuit makes more history in MLB”. THE SACRAMENT BEE. 2018年6月30日閲覧。
- ^ “Rhys Hoskins”. Twitter. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “Gabe Kapler: Phillies ‘doing pretty good’ despite ESPN snub” (英語). The philadelphia inquirer. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “National League Leaderboards » 2018 » Left Fielders » Fielding Statistics”. www.fangraphs.com. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “2018日米野球 MLBオールスターチーム出場予定選手発表”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. (2018年9月10日) 2018年10月1日閲覧。
- ^ “MLB選抜来日 マッティングリー監督、松井氏へジョーク「日本側についてほしくない」”. スポニチ (November 6, 2018). January 23, 2022閲覧。
- ^ “【日米野球】第5戦はMLBが先制!ホスキンスが2戦連発の豪快2ラン 侍J先発・東浜のカットボールを左中間へ”. ベースボールチャンネル (November 14, 2018). January 23, 2022閲覧。
- ^ “Rhys Hoskins Undergoes Tommy John Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 10, 2023閲覧。
- ^ “Brewers Sign Rhys Hoskins”. MLB Trade Rumors (2024年1月26日). 2024年1月31日閲覧。
関連項目
[編集]- メジャーリーグベースボールの選手一覧 H
- オーストラリアン・ベースボールリーグの選手一覧
- アメリカ合衆国出身のオーストラリアン・ベースボールリーグ選手一覧
- オーストラリアでプレーした経験があるメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Rhys Hoskins stats MiLB.com
- Rhys Hoskins (@rhyshoskins) - X(旧Twitter)
- Rhys Hoskins (@rhystothehoskins) - Instagram