ルーキー (馬)
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ルーキー(牝馬:1982年4月8日 - 2020年6月14日)は、駿ホースクラブに繋養されていたサラブレッドである。牝馬としての軽種馬・サラブレッドの日本国内最高齢記録を持つ。
父グレンターレツト、母アイアムラツキー。競走名ラツキーシラギクという名で、1984年から1988年まで名古屋競馬にて出走していた。JBISによると、全成績は57戦8勝、獲得賞金は1028.5万円とある。名古屋競馬でもC級に終わっており、競走馬では成功しなかった。唯一名古屋競馬出身の名馬ジュサブローについて語られる際に本馬が出てくることがあり、ジュサブロー側から見ると名古屋競馬場時代の対戦相手の1頭という程度の扱いではあるが、ジュサブローの成績表には、1985年6月19日4歳選抜の2着馬として「ラツキーシラギク」と記録されている。
引退後、山梨県の小須田牧場にて、名前をルーキーと改名し乗馬となった。その後、軽井沢プリンス乗馬クラブに移り、1995年より駿ホースクラブにて繋養されていた。
2018年4月9日、ウラカワミユキ(ナイスネイチャの母)が36歳と0日で保持していたサラブレッド牝馬の長寿記録を更新[1]。翌2019年8月には、国内最高齢だったシャルロット(牡40歳・競走名:アローハマキヨ)が死去したため[2]、この時点で当馬が最高齢の存命馬となっていたが、2020年6月14日に老衰のため死亡した。38歳と67日であった[3]。
シャルロットの記録は抜けなかったものの、マリージョイ(競走名スインフアニー)が持っていた最高齢軽種馬牝馬としての記録は更新している。
参考文献
[編集]- 小さな、小さな、ふれあい牧場:元競走馬リスト -駿ホースクラブ
- 競走馬成績と情報:JBISサーチ
脚注
[編集]- ^ “本庄の元競走馬「ルーキー」、サラブレッド牝馬の国内最高齢に 今も足取り軽く”. 産経新聞 (2018年5月18日). 2018年7月7日閲覧。
- ^ “国内最高齢の元競走馬シャルロットが死亡、40歳”. netkeiba.com (2019年8月5日). 2019年8月10日閲覧。
- ^ shunhorseclubの投稿(1334156826773898) - Facebook
関連項目
[編集]- シャルロット(軽種馬・サラブレッド最長寿)
- マリージョイ(サラブレッドを除く軽種馬最長寿)
- モクモク(ルーキーの次の存命中軽種馬・サラブレッド最長寿)
- アレックス(実際には違ったが、ルーキーの次の存命中軽種馬・サラブレッド最長寿と目されていた馬)
- ウラカワミユキ(軽種馬・サラブレッド繁殖牝馬最長寿。元々はカネケヤキの次でルーキーの前のサラブレッド牝馬最長寿)
- メインキャスター(JRA重賞優勝牝馬最長寿)