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レイ・チャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レイ・チャン
Ray Chang
ミネソタ・ツインズ傘下時代
(2012年2月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州カンザスシティ
生年月日 (1983-08-24) 1983年8月24日(41歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手三塁手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
WBC 2009年2013年2017年2023年

レイ・チャン英語: Ray Chang, 本名:レイモンド・ボシュエ・チャンRaymond Bo-shue Chang , 張 宝樹1983年8月24日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

中国人の両親を持つ中国系アメリカ人である。中国名「張宝樹[1][2]

経歴

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プロ入りとパドレス傘下時代

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2005年にアマチュア・フリーエージェントでサンディエゴ・パドレスと契約。

2007年にはAAA級ポートランド・ビーバーズで78試合に出場した。

2008年6月9日に自由契約となった[3]

パイレーツ傘下時代

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2008年6月17日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。この年、MLBクリニック(野球教室)で中国を訪れた際に第2回WBC代表入りを打診され[4]、中国系アメリカ人として、さらにはAAA級所属経験者として初めて中国代表入りを果たした[5]

2009年3月に開催された第2回WBCでは全試合に3番遊撃手として出場し、打率.455(11打数5安打)、1本塁打、2打点を記録した。

レッドソックス傘下時代

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2010年1月20日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ[3]。オフの11月6日にFAとなった[3]

ツインズ傘下時代

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2011年1月11日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[6]

2012年11月2日にFAとなった[7]

レッズ傘下時代

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2013年1月4日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[7]。シーズン開幕前の3月行われた第3回WBC中国代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。オフにFAとなったが、10月8日にレッズとマイナー契約で再契約した。

2015年9月7日にはAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズで出場した試合で、1試合にすべてのポジションを守った[8]

2016年オフの11月7日にFAとなり退団した[7]

引退後

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2017年1月に現役を引退し、MLBの中国事業の責任者となった[9]。ただし、選手として3月に開催された第4回WBC中国代表に選出され、3大会連続3度目の選出を果たした[5]

2023年第5回WBC中国代表にコーチ兼任として選出され、4大会連続4度目の選出を果たした[5]

選手としての特徴

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オープンスタンスからの豪快なスイングが特徴であるが、特筆すべきは守備である。2009年WBCでは初戦の日本戦でミスこそあったものの、日本戦では3回裏1死3塁の場面で稲葉篤紀のショートゴロを一塁に投げる体勢のまま本塁に投げるトリックプレーを見せ、本塁に突っ込んだ青木宣親がタッチアウトとなった。またチャイニーズタイペイ戦ではセンター前に抜けそうな当たりを好捕し、難しい体勢から一回転して一塁に送球してアウトにするなど3戦通じて好守を披露した。さらに同試合では左翼席にダメ押しとなる本塁打も放ち、中国のWBC初勝利に大きく貢献した。

詳細情報

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代表歴

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脚注

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外部リンク

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