レノバ
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種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒104-0031 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン18階 |
設立 | 2000年5月30日 |
業種 | 電気・ガス業 |
法人番号 | 7011001037180 |
事業内容 | 再生可能エネルギー発電所の開発・運営 |
代表者 |
川名浩一(取締役会長) 木南陽介(代表取締役社長CEO) |
資本金 |
24億500万円 (2024年3月期)[2] |
発行済株式総数 |
7927万5400株 (2024年3月期)[2] |
売上高 |
連結:447億4800万円 (2024年3月期)[2] |
営業利益 |
連結:50億1700万円 (2024年3月期)[2] |
経常利益 |
連結:118億6400万円 (2024年3月期)[2] |
純利益 |
連結:88億5000万円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
連結:1056億9800万円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
連結:4653億9900万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 |
連結:287人 (2024年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人(2020年6月19日選任) |
主要株主 |
木南陽介 18.74% 住友林業 9.28% 千本倖生 6.85% 辻本大輔 6.30% 日本マスタートラスト信託銀行 (信託口)5.65% ミツウロコグループホールディングス4.89% 本田大作 2.70% 鈴与商事 1.89% 日本カストディ銀行(信託口)1.80% STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.12% (2024年3月31日現在) |
主要子会社 |
株式会社レノバ・アセット・マネジメント 100.0% 株式会社水郷潮来ソーラー 68.0% 株式会社富津ソーラー 51.0% 株式会社菊川石山ソーラー 63.0% 株式会社菊川堀之内谷ソーラー 61.0% 九重ソーラー匿名組合事業 100.0% 那須塩原ソーラー匿名組合事業 100.0% 大津ソーラー匿名組合事業 100.0% 四日市ソーラー匿名組合事業 100.0% 那須烏山ソーラー匿名組合事業100.0% 軽米西ソーラー匿名組合事業100.0% 軽米東ソーラー匿名組合事業100.0% 軽米尊坊ソーラー匿名組合事業55.0% 人吉ソーラー匿名組合事業100.0% ユナイテッドリニューアブルエナジー株式会社 69.2% 徳島津田バイオマス発電所合同会社64.4% 合同会社杜の都バイオマスエナジー60.0% 合同会社石巻ひばり野バイオマスエナジー51.0% RENOVA Renewables Asia Pte. Ltd 100.0% 他 (2024年6月現在、出資比率) |
関係する人物 |
小川知一 (取締役) 山口和志 (取締役) 島田直樹 (社外取締役) 山崎繭加 (社外取締役) 高山健 (社外取締役) Rajit Nanda (社外取締役) |
外部リンク | https://www.renovainc.com/ |
株式会社レノバ(英: RENOVA, Inc.)は、東京都中央区に本社を置く再生可能エネルギー発電施設の開発・事業運営会社。
概要
[編集]太陽光・バイオマス・風力・地熱・水力などの再生可能エネルギー発電所を自社で開発・運営する会社。2000年5月に創業して以来、一貫して環境・エネルギー分野での事業を展開。2012年より再生可能エネルギー事業に本格参入した。また、2022年にはGX(グリーントランスフォーメーション)本部を新設し、国内での小規模分散型太陽光、蓄電池事業、陸上風力など、脱炭素化に資する新たなグリーン事業の開発も推進している。また、海外事業はPathway Power Holdings LCCへの投資を皮切りに、新たに米国事業にも取り組んでいる。[3]
公表されている運転中・建設中・開発中の事業は全国28箇所に及び、発電容量は計1.6ギガワット(1,600MW)。また、シンガポール・韓国・ベトナム・フィリピン・インドネシアの5か所にオフィスを設置し、海外事業開発は一層本格化している。
社名の由来
[編集]社名である「RENOVA」は、「ReNew」のラテン語(Renovarent)に由来する。また、再生可能な社会(Renewable society)の実現をリードする、新しい星(Nova)でありたいという想いも込められている。
沿革
[編集]- 2000年(平成12年)5月 - 東京都港区赤坂に株式会社リサイクルワン設立。
- 2001年(平成13年)7月 - 本社を東京都渋谷区桜丘町に移転。
- 2006年(平成18年)5月 - 関連会社として株式会社エコスファクトリー、株式会社グリーンループを設立。
- 2008年(平成20年)
- 1月 - 株式会社エコスファクトリー、株式会社グリーンループのリサイクル工場操業を開始。
- 6月 - 本社を東京都渋谷区渋谷に移転。
- 2012年(平成24年)10月 - 関連会社として株式会社水郷潮来ソーラー、株式会社富津ソーラー、株式会社菊川堀之内谷ソーラー、株式会社菊川石山ソーラーを設立。
- 2013年(平成25年)12月 - 商号を株式会社レノバに変更。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2月 - 菊川堀之内谷ソーラー・菊川石山ソーラー発電所が運転開始。
- 5月 - 九重ソーラー発電所が運転開始。
- 9月 - 那須塩原ソーラー発電所が運転開始。
- 2016年(平成28年)
- 4月 - 大津町ソーラー発電所が運転開始。
- 7月 - 秋田バイオマス発電所が運転開始。
- 8月 - 保有するプラスチックリサイクル子会社3社(エコスファクトリー、グリーンループ他1社)の株式を売却。
- 2017年(平成29年)2月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 3月 - 四日市ソーラー発電所が運転開始。
- 5月 - 那須烏山ソーラー発電所が運転開始。
- 7月 - 軽米西ソーラー発電所が運転開始。
- 12月 - 軽米東ソーラー発電所が運転開始。
- 2020年(令和2年)5月 - ベトナム・クアンチ陸上風力発電事業への参画を決定[4]。
- 2021年(令和3年)
- 6月 - 苅田バイオマス発電所が運転開始。
- 10月- 軽米尊坊ソーラー発電所が運転開始。
- 10月- クアンチ陸上風力発電事業が運転開始。
- 2022年(令和4年)
- 4月-GX(グリーントランスフオーメーション)本部を新設。
- 8月-初のNon-FIT太陽光発電所の電力販売契約(PPA)を東京ガス株式会社と締結。
- 2023年(令和5年)
- 3月-南阿蘇湯の谷地熱発電所が運転開始。
- 5月-初のバーチャルPPAを株式会社村田製作所と締結。
- 6月-人吉ソーラー発電所が運転開始。
- 8月-出光興産、長瀬産業、SMFLみらいパートナーズと合同会社を設立し、初の系統用蓄電池事業を開始。
- 11月-仙台蒲生バイオマス発電所が運転開始。
- 12月-徳島津田バイオマス発電所が運転開始。
- 2024年(令和6年)
- 1月-米国カリフォルニア州・サンディエゴに本社を置くPathway Power Holdings LLCに投資決定。
- 3月-石巻ひばり野バイオマス発電所が運転開始。
- 4月-東京ガス株式会社と資本業務提携契約を締結。[5]
- 9月-仙台蒲生バイオマス発電所内『蒲生なかの郷愁館』が「震災伝承施設」に登録
主な発電所
[編集]現在運転中
[編集]- 水郷潮来ソーラー(茨城県潮来市、15.3 MW)
- 富津ソーラー(千葉県富津市、40.4 MW)[6]
- 菊川石山ソーラー(静岡県菊川市、9.4 MW)[7]
- 菊川堀之内谷ソーラー(静岡県菊川市、7.5 MW)[7]
- 九重ソーラー(大分県玖珠郡九重町、25.4 MW)[8]
- 那須塩原ソーラー(栃木県那須塩原市、26.2 MW)[9]
- 大津ソーラー(熊本県菊池郡大津町、19.0 MW)[10]
- 四日市ソーラー(三重県四日市市、21.6 MW)
- 那須烏山ソーラー(栃木県那須烏山市、19.2 MW)
- 軽米西ソーラー(岩手県九戸郡軽米町、48.0 MW)
- 軽米東ソーラー(岩手県九戸郡軽米町、80.8 MW)
- 軽米尊坊ソーラー(岩手県九戸郡軽米町、40.8 MW)
- 人吉ソーラー(熊本県人吉市、20.8 MW)
- 秋田バイオマス(秋田県秋田市、20.5 MW)[11]
- 苅田バイオマス(福岡県京都郡苅田町、75.0 MW)
- 仙台蒲生バイオマス(宮城県仙台市、約75.0 MW)[12]
- 徳島津田バイオマス(徳島県徳島市、74.8 MW)[13]
- 石巻ひばり野バイオマス(宮城県石巻市、約75.0 MW)
- 南阿蘇湯の谷地熱(熊本県南阿蘇村、約2.0MW)
- クアンチ陸上風力(ベトナム・クアンチ省、144.0MW)[14]
建設中
[編集]- 御前崎港バイオマス(静岡県御前崎市、75.0 MW)
- 唐津バイオマス(佐賀県唐津市、49.9MW)
- 阿武隈陸上風力(福島県、約150 MW)
- 苓北・天草陸上風力(熊本県天草郡、54.6MW)
- キアンガン水力(フィリピン・イフガオ州、8.3MW)
開発中
[編集]関係会社
[編集]- 株式会社レノバ・アセット・マネジメント
- RENOVA RENEWABLES ASIA PTE. LTD.
- RENOVA Renewables Korea Co., Ltd.
- RENOVA VIETNAM COMPANY LIMITED
- RENOVA Renewables Philippines Inc.
- PT RENOVA RENEWABLES INDONESIA
- 第一太陽光発電合同会社
- 株式会社水郷潮来ソーラー
- 株式会社富津ソーラー
- 株式会社菊川石山ソーラー
- 株式会社菊川堀之内谷ソーラー
- 九重ソーラー匿名組合事業
- 那須塩原ソーラー匿名組合事業
- 大津ソーラー匿名組合事業
- 軽米西ソーラー匿名組合事業
- 軽米東ソーラー匿名組合事業
- 四日市ソーラー匿名組合事業
- 那須烏山ソーラー匿名組合事業
- 軽米尊坊ソーラー匿名組合事業
- 人吉ソーラー匿名組合事業
- ユナイテッドリニューアブルエナジー株式会社
- 苅田バイオマスエナジー株式会社
- 徳島津田バイオマス発電所合同会社
- 合同会社御前崎港バイオマスエナジー
- 合同会社石巻ひばり野バイオマスエネジー
- 合同会社杜の都バイオマスエナジー
- 合同会社唐津バイオマスエナジー
- 苓北風力合同会社
- 福島復興風力合同会社
- 株式会社南阿蘇湯の谷地熱
- Lien Lap Wind Power Joint Stock Company
- Phong Huy Wind Power Joint Stock Company
- Phong Nguyen Wind Power Joint Stock Company
- KIANGAN MINI HYDRO CORPORATION
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル ガイアの夜明け “ゴミ”の電器がカネになる~テレビ・パソコン…潜む“金脈”~(2007年2月13日、テレビ東京)[15]。- 日本がレアメタルを確保する最前線を取材。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 組織図 - 株式会社レノバ
- ^ a b c d e f g h “2024年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)”. 株式会社レノバ (2024年5月8日). 2024-0817-閲覧。
- ^ “米国Pathway Power Holdings LLCへの投資に関するお知らせ | 株式会社レノバ”. www.renovainc.com. 2024年8月17日閲覧。
- ^ “ベトナム社会主義共和国クアンチ省における陸上風力発電事業への参画に関するお知らせ”. 株式会社レノバ. 2020年8月25日閲覧。
- ^ “東京ガス、レノバに13%出資 178億円で第2位株主に”. 日本経済新聞 (2024年4月1日). 2024年8月17日閲覧。
- ^ “株式会社レノバ 千葉県富津市における関東最大のメガソーラー発電所 竣工式を執り行いました”. 財経新聞 (2014年8月6日). 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月24日閲覧。
- ^ a b レノバ、静岡県菊川市で合計約17MWのメガソーラー運転開始
- ^ レノバ、大分県九重町で25MWのメガソーラー
- ^ レノバ、那須塩原市に25MWのメガソーラー
- ^ レノバ、熊本県大津町で19MWのメガソーラー稼働
- ^ 東北最大級のバイオマス発電
- ^ “津波で失われた古里を語り継ぐ場に 仙台に「蒲生なかの郷愁館」開設”. 河北新報オンライン (2024年3月4日). 2024年8月17日閲覧。
- ^ “津田のバイオマス発電所、営業運転を開始 出力は四国最大級7万4800キロワット|経済|徳島ニュース|徳島新聞デジタル”. 徳島新聞デジタル (2024年8月17日). 2024年8月17日閲覧。
- ^ “レノバ、クアンチ風力事業が商業運転開始 - NNA ASIA・ベトナム・公益”. NNA.ASIA. 2024年8月17日閲覧。
- ^ “ゴミ”の電器がカネになる~テレビ・パソコン…潜む“金脈”~ - テレビ東京 2007年2月13日