コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

レベル7 (宮部みゆき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レベル7
著者 宮部みゆき
発行日 1990年9月
発行元 新潮社
ジャンル サスペンス
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 397
公式サイト www.shinchosha.co.jp
コード ISBN 978-4106027222
ISBN 978-4101369129文庫本
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

レベル7』(レベルセブン)は、宮部みゆきサスペンス小説である。

新潮社のレーベルである"新潮ミステリー倶楽部"の収録作として、書下ろしで刊行された。

1994年関西テレビで、2012年TBS系でテレビドラマ化された。

あらすじ

[編集]

男はあるマンションの一室で目を覚ました。隣には見知らぬ女が寝ている。てっきり深酔いして記憶が曖昧なだけかと思ったが、何故か二人とも記憶をなくしていた。そしてその二人の腕には「level7」という不思議な文字が残されていた。見覚えのないその部屋には、札束がぎっしり詰まったスーツケースと拳銃と血の付いたタオルがあった。自分たちは事件を起こした犯人なのか?記憶をなくした男と女が記憶を捜して奔走する。一方、「レベル7まで行ったら戻れない」という謎の言葉を残して女子高生・貝原みさおが突然失踪した。

書誌情報

[編集]

テレビドラマ

[編集]

1994年版

[編集]

1994年3月28日に、関西テレビ制作の月曜夜10時のドラマ枠『愛と疑惑のサスペンス』にて放送された。主演は浅野ゆう子。タイトルは『レベル7 -空白の90日-』。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

2012年版

[編集]

2012年5月28日TBSの『月曜ゴールデン』枠でTBSスペシャルドラマ企画 『宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー』の最終夜として放送された。主演は玉木宏[1]

原作では失踪した女子高生をカウンセラーが捜すが、ドラマでは孫娘が失踪した祖母を捜したり、祐司と明恵の父親の職業が医者など、キャスト設定やストーリーなどに改案がなされている。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「月曜ゴールデン」枠で4週にわたり、宮部みゆきの名作ミステリーをドラマ化!”. 宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 企画意図. TBS. 2017年3月2日閲覧。
  2. ^ 宮部みゆき4週連続極上ミステリー「レベル7」”. ドラマ. ドリマックス・テレビジョン. 2017年3月2日閲覧。

外部リンク

[編集]