ロリータ・ゴー・ホーム
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『ロリータ・ゴー・ホーム』 | ||||
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ジェーン・バーキン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | フレンチ・ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | フォンタナ・レコード | |||
プロデュース | Philippe Lerichomme | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジェーン・バーキン アルバム 年表 | ||||
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『ロリータ・ゴー・ホーム』(Lolita Go Home)は、ジェーン・バーキンが1975年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]収録曲のうち4曲は、アメリカ合衆国のスタンダード・ナンバーである[1]。音楽的には、1970年代当時のソウル色が取り入れられている[2]。
ジョン・ブッシュはオールミュージックにおいて5点満点中1.5点を付け「バーキンの歌は、後にキャリアを重ねて上達していくが、この1970年代中期に発表された、お遊びのような作品に関しては、アートワークしか価値がない」と評している[1]。一方、サエキけんぞうは2001年、全体像に関して「歌声に余裕が出始めたジェーンの潤沢な女性らしさを存分に楽しめる」、スタンダード・ナンバーのカヴァーに関して「粋なアレンジでリラックスして楽しめ、出来がなかなかいい」と評している[2]。
タイトル曲は、小林麻美のシングル「雨音はショパンの調べ」(1984年)のB面曲として、小林自身の手による日本語詞でカヴァーされた[3]。また、同曲はカヒミ・カリィのEP「Girly」(1994年)において、オリジナルに基づく歌詞でカヴァーされた[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲は作詞:フィリップ・ラブロ/作曲:セルジュ・ゲンスブール。
- ロリータ・ゴー・ホーム - "Lolita Go Home" - 3:08
- 恋とはどんなものかしら - "What Is This Thing Called Love?" - 2:28
- 作詞・作曲:コール・ポーター
- ベベ・ソング - "Bebe Song" - 2:41
- いつかどこかで - "Where or When" - 3:20
- 作詞:ロレンツ・ハート/作曲:リチャード・ロジャース
- なぐさめ - "Si ça peut te consoler" - 3:04
- ラヴ・フォー・セール - "Love for Sale" - 3:41
- 作詞・作曲:コール・ポーター
- ジャスト・ミー・アンド・ユー - "Just Me and You" - 2:45
- おちゃめな娘 - "La fille aux claquettes" - 2:34
- 作詞・作曲:セルジュ・ゲンスブール
- つまらぬ事 - "Rien pour rien" - 3:06
- フレンチ・グラフィティ - "French Graffiti" - 2:44
- 小さなホテル - "There's a Small Hotel" - 3:05
- 作詞:ロレンツ・ハート/作曲:リチャード・ロジャース
脚注
[編集]- ^ a b Bush, John. “Jane Birkin - Lolita Go Home Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年2月15日閲覧。
- ^ a b 『レコード・コレクターズ』第19巻第4号、ミュージック・マガジン、2000年3月1日、56頁。
- ^ ロニー田中 (2020年2月4日). “80年代のトップアイコン小林麻美、ジェーン・バーキンに寄せた強い意志”. Re:minder. 2023年2月15日閲覧。
- ^ Kahimi Karie - Girly (1994, CD) - Discogs