ロージー (アルバム)
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『Rosie』 | ||||
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フェアポート・コンヴェンション の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1972年7月~8月 | |||
ジャンル | フォーク・ロック | |||
レーベル | ||||
プロデュース | トレヴァー・ルーカス | |||
フェアポート・コンヴェンション アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
オールミュージック | [1] |
『ロージー』(Rosie)は1973年にリリースされたフォークロックグループ、フェアポート・コンヴェンションによる8枚目のスタジオアルバム。
オーストラリア人シンガーソングライター兼ギタリストのトレヴァー・ルーカスとアメリカ人リードギタリストのジェリー・ドナヒューをフィーチャーした最初のアルバムとなる。二人は以前、短命に終わったフォザリンゲイでルーカスの配偶者である元フェアポートのサンディ・デニーとともにプレイしていた。サイモン・ニコルが元メンバーであるアシュリー・ハッチングスのアルビオン・バンドに参加するためにフェアポートから脱退し、1976年に再加入するまでの間は創立メンバー無しの状態が続いた。
ドラマーのデイヴ・マタックスもしばらくの間アルビオン・バンドに参加していたが、『ロージー』の制作中に復帰した。マタックスは全10曲中4曲のみの演奏となる。他の曲ではティム・ドナルドとジェリー・コンウェイが交互にドラムを担当した。ドナヒューやルーカスと同様にコンウェイも元フォザリンゲイであり、1998年にフェアポートのメンバーとなって今日に至っている。
トラックリスト
[編集]サイド1
[編集]- 「ロージー」(デイヴ・スウォーブリック)
- 「マタイ、マルコ、ルカ&ヨハネ」(デイヴ・ペグ、スウォーブリック)
- 「ナイツ・オブ・ザ・ロード」(トレバー・ルーカス、ピーター・ロシュ)
- 「ペギーズ・パブ」(ペグ)
- 「プレインズマン」(作詞:ピーター・ロッシュ/作曲:トラディショナル、アレンジ:トレバー・ルーカス)
サイド2
[編集]- 「ハンガリアン狂詩曲」(ペグ)
- 「マイ・ガール」(スウォーブリック)
- 「ミー・ウィズ・ユー」(スワーブリック)
- 「ヘンズ・マーチ・スルー・ザ・ミドン&ザ・フォー・ポスター・ベッド」(トラディショナル、フェアポートコンベンション編曲)
- 「ファーズ・アンド・フェザーズ」(スウォーブリック)
2004年のアイランド版には以前のトラックに加えて1973年4月23日にロンドンのハウフでライブ録音された以下のボーナストラックも収録された。
- 「マタイ、マルコ、ルカ&ヨハネ」(ペグ、スウォーブリック)
- 「ヘンズ・マーチ・スルー・ザ・ミドン&ザ・フォー・ポスター・ベッド」(トラディショナル、フェアポートコンベンション編曲)
- 「ロージー」(リミックス)
- 「クロウ」(ジェリー・リード)
- 「ファーズ・アンド・フェザーズ」(スウォーブリック)
パーソネル
[編集]フェアポート・コンヴェンション
[編集]- デイヴ・スウォーブリック:ボーカル、フィドル、ヴィオラ、マンドリン(4)、アコースティックギター(7)
- トレヴァー・ルーカス:ボーカル、6弦および12弦のアコースティックギター
- ジェリー・ドナヒュー:ギター、バッキングボーカル
- デイヴ・ペグ:ボーカル、ベース、マンドリン(4)
- デイヴ・マタックス:ドラムス(4,9,10)、パーカッション(8)、ピアノ(6)
追加パーソネル
[編集]- リチャード・トンプソン:エレクトリックおよび12弦ギター(「ロージー」)
- サンディ・デニー:バッキング・ボーカル(「ロージー」)
- リンダ・ピーターズ:バッキングボーカル(「ロージー」)
- ジェリー・コンウェイ:ドラムス(「ロージー」、「道の騎士」、「平原」)
- ティム・ドナルド:ドラムス(「マシュー、マーク、ルーク&ジョン」、「ハンガリーのラプソディ」、「マイガール」)(1946年9月29日生まれ、 サマセット ブリストル )
- ラルフ・マクテル:アコースティックギター(「ミー・ウィズ・ユー」)
脚注
[編集]- ^ Eder, Bruce (2011年). “Rosie - Fairport Convention | AllMusic”. allmusic.com. 28 July 2011閲覧。