ヴァシル・キリエンカ
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2018年ツール・ド・フランスにて | |||||||||||||||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||||||||||||||
本名 |
Васіль Кірыенка ヴァシル・キリエンカ | ||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1981年6月28日(43歳) | ||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ベラルーシ | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 183cm | ||||||||||||||||||||||||||
体重 | 72kg | ||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||
所属 | 引退 | ||||||||||||||||||||||||||
分野 | ロードレース & トラックレース | ||||||||||||||||||||||||||
役割 | 選手 | ||||||||||||||||||||||||||
特徴 |
パンチャー TTスペシャリスト | ||||||||||||||||||||||||||
プロ経歴 | |||||||||||||||||||||||||||
2006 2006 2007–2008 2009-2010 2011-2012 2013-2020 |
OTC・ドールス リエトゥム・バンク ティンコフクレジットシステム ケス・デパーニュ チーム・モビスター スカイプロサイクリング チームスカイ チーム・イネオス | ||||||||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | |||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 ポイントレース(2008),タイムトライアル(2015) ヨーロッパ競技大会 個人TT(2015,2019) ベラルーシ選手権 個人TT(2002,2005,2006,2015,2018) ジロ・デ・イタリア 通算3勝 ルート・デュ・スュド(2011) ブエルタ・ア・エスパーニャ通算1勝 | |||||||||||||||||||||||||||
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最終更新日 2020年1月31日 |
ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ語: Васіль Кірыенка、ラテン文字翻記例: Vasil Kiryienka, Vasili Kiryienka、1981年6月28日- )は、ベラルーシ・リチェザ出身の元自転車競技選手。
来歴
[編集]ロードレースとトラックレースの両方で実績を残した。トラックレースでは2008年にマンチェスターで開催された世界自転車選手権のポイントレースにおいて、フランスのクリストフ・リブロンの終盤の猛追を1ポイント差退けて優勝。同種目の北京オリンピック出場権を獲得した。
ロードレースにおいては、タイムトライアル系での実績が目立つが、最近では山岳レースでも活躍しており、標高1828mのデル・ヴィヴォーネ峠などを越えるコース設定が施された、2008年のジロ・デ・イタリアの第19ステージを制し、同レースの山岳賞部門ではエマヌエーレ・セッラに次いで2位に入った。
2007-2008年はティンクオフ・クレジットシステム所属。
2009年からアミーカチップス・クナウフに移籍すると見られていたが、2008年12月にケス・デパーニュ(現 モビスター)への移籍が発表された。
2011年のジロ・デ・イタリアではフィネストレ峠やセストリエーレ峠が組み込まれた第20ステージで勝利し、 5日前に不慮の事故で命を落としたチームメートのシャビエル・トンドにその勝利を捧げた。
2013年、チーム・スカイに移籍。
2019年3月、スクリーニング検査により心臓疾患が見つかったことを発表[1]。しばらくレースから離れていたが、4月のツール・ド・ロマンディで復帰。
2020年1月30日、心臓疾患に関する医学的アドバイスを受け、現役引退[2]。
主な戦績
[編集]2002年
[編集]- ベラルーシ国内選手権 個人タイムトライアル(ITT)優勝
2005年
[編集]- ベラルーシ国内選手権 ITT優勝
- トラックワールドカップ(マンチェスター) ポイント優勝
- コッパ・デッラ・パーチェ 優勝
- ジロ・デル・カセンティーノ 優勝
2006年
[編集]- ベラルーシ国内選手権 ITT優勝
- トラックワールドカップ(シドニー) スクラッチ優勝
- 世界選手権ポイントレース 3位
2007年
[編集]- チームタイムトライアル・アイントホーフェン2位
- エトワール・ド・ベセージュ 総合2位
- ティレーノ〜アドリアティコ 山岳賞部門3位
- ステル・エレクトロトゥール 区間1勝(第3)
- ブエルタ・ア・ブルゴス 区間1勝(第5)
2008年
[編集]- 世界選手権ポイントレース優勝
- ジロ・デ・イタリア山岳賞部門第2位、第19ステージ優勝
- ステル・エレクトロトゥール 総合2位
- グラン・プレミオ・チッタ・ディ・カマイオーレ 2位
2010年
[編集]- ツール・ド・フランス第10ステージ2位
2011年
[編集]- クリテリウム・アンテルナシオナル 総合2位 ポイント賞部門第1位
- バスク一周 総合10位 & 区間1勝(第2)
- ジロ・デ・イタリア第20ステージ優勝
- ルート・デュ・スュド 総合優勝
2012年
[編集]- クリテリウム・デュ・ドフィネ 総合6位
- ロンドン五輪・ITT 12位
- 世界選手権・ITT3位
2013年
[編集]- ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ優勝
- 世界選手権・TTT 3位
- 世界選手権・ITT4位
2014年
[編集]- Settimana Internazionale di Coppi e Bartali第1bステージ (TTT)優勝
- Bayern-Rundfahrt総合3位
- 世界選手権・TTT4位
- 世界選手権・ITT4位
2015年
[編集]- ジロ・デ・イタリア第14ステージ優勝
- ヨーロッパ競技大会男子個人タイムトライアル優勝
- ベラルーシ国内選手権 個人タイムトライアル(ITT)優勝
- 世界選手権・ITT優勝
- クロノ・デ・ナシオン優勝
2016年
[編集]2018年
[編集]- ベラルーシ国内選手権 個人タイムトライアル(ITT)優勝
2019年
[編集]- ヨーロッパ競技大会 個人タイムトライアル(ITT)優勝
脚注
[編集]- ^ “Kiryienka diagnosed with 'cardiac anomaly'”. cyclingnews (2019年3月15日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ “Kiryienka retires due to recurring 'cardiac issues'”. cyclingnews (2020年1月30日). 2020年1月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- ヴァシル・キリエンカ - サイクリングアーカイヴス
- ヴァシル・キリエンカ - Olympedia
- ヴァシル・キリエンカのプロフィール - ProCyclingStats