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一戸剛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一戸 剛

2006年3月
基本情報
誕生日 (1976-06-09) 1976年6月9日(48歳)
出身地 日本の旗 日本
青森県野辺地町
ワールドカップ
シーズン 2003年-2006年
最終更新日:
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一戸 剛(いちのへ つよし、1976年6月9日 - )は、青森県野辺地町生まれのスキージャンプ選手、指導者。アシックス所属。以前はアインズに所属していた。娘の一戸くる実もスキージャンプ選手である。

来歴

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野辺地若葉小学校4年生時よりクロスカントリースキーを始め、野辺地中学校3年生時にノルディック複合に転向。青森県立弘前工業高等学校2年生のとき、全国高校総体で3位入賞。早稲田大学卒業。2000年1月よりノルディック複合・ワールドカップBに出場し、ソルトレイクシティーオリンピック出場を目指していたが、2001年に「100メートル走っただけで腹が痛くなる。貧血で頭がフラフラする」という特定疾患潰瘍性大腸炎という難病を患い医師から引退勧告を受ける。これによりクロスカントリーを含むため体への負担の大きいノルディック複合からスペシャルジャンプに転向した[1]

2004-2005年シーズンに頭角を現し、全日本選手権ジャンプHTBカップ国際スキージャンプ競技大会UHB杯ジャンプ大会札幌オリンピック記念国際スキージャンプ競技大会(兼スキージャンプ・コンチネンタルカップ)で優勝。FISスキージャンプ・ワールドカップの招待選手にも選ばれた。2006年、トリノオリンピック代表に選ばれ、個人ラージヒルと団体ラージヒルに出場。

2006-2007シーズンを目前に控え、2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会を記念して行われた伊藤杯サマージャンプファイナル大会(2006/10/22、大倉山)では1本目で最長不倒の134mをマークし、同じトリノ五輪代表組の葛西紀明(3位)、伊東大貴(4位)、岡部孝信(6位)各選手を抑えて堂々の優勝。

2007年4月6日、自身のブログで現役引退を表明するが、2009年4月1日に国内限定での現役復帰を表明、10月18日伊藤杯サマーファイナル大倉山ジャンプ大会で現役復帰し、10位に食い込む好成績を残した。また、この年より母校早稲田大学スキー部ジャンプ部門のコーチを務めている[2]

2010年2月のくしろサッポロ氷雪国体ではジャンプ成年Bで2位入賞、さらに複合成年Bにも出場し、4位入賞した。

2010年サマージャンプでは妙高大会では、日本選手全選手が出場する中3位の成績。その後の白馬のサマージャンプ大会では同じく全選手参加の中2位。 ワールドカップでもポイントを取れる位置にきている。

2012年2月15日、岐阜県高山市の鈴蘭シャンツェで行われたぎふ清流国体のジャンプ成年男子Bで2位入賞。この大会の出場を以って現役引退。

所属はアシックス

現在 早稲田大学スキー部監督、ジャンプコーチ、学生スキー連盟ジャンプ強化委員長、ジャンプコメンテーターを務めている。

主な競技成績

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冬季オリンピック

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スキージャンプ・ワールドカップ

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その他の大会

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サマージャンプ

脚注

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  1. ^ トリノで輝け読売新聞
  2. ^ 5月9日 ジャンプ部門 一戸 剛コーチ 練習初参加早稲田大学スキー部トピックス2009年5月9日

外部リンク

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