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三菱ふそう・Fシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FP後期型
セミトラクタ・ローマウントキャブ

三菱ふそう・Fシリーズは、1973年から1983年まで三菱自動車工業(現:三菱ふそうトラック・バス)が製造していた大型トラックである。

概要

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それまで型式の数字で車系が異なっていたTシリーズに代わって、本車では基本的な車系がアルファベットのみで表記されるようになった。以降、後継車のザ・グレートスーパーグレートにも車系が受け継がれている。外観はクリスタルカットと呼ばれる直線的なキャブデザインが特徴で、セミトラクタはローマウントキャブとハイマウントキャブの2種類が存在していた。 また、トラックで初めてカスタムグレードを設定した車種でもあり、ファブリックシートやエアコンが装備されるなど、カスタムグレードの先駆けとなった。

なお後継車種であるザ・グレートとともに現代自動車で現地生産されていたようで、MBC公式YouTubeチャンネルのアーカイブ映像においてはグリルに「HYUNDAI」文字エンブレムがあるFシリーズと思しき大型トラックがかなりの数登場している。[1]

歴史

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1979 ふそうFU液化石油ガス(LPG)配送トラック
  • 1983年7月 フルモデルチェンジ。2代目となる新型のFシリーズはザ・グレートと命名され、1996年まで生産される。

ラインナップ

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  • FP(前1軸後1軸・4×2)※セミトラクタは型式の末尾にRが付く。(例:FP112DR)
  • FS(前2軸後2軸・8×4)
  • FT(前2軸後1軸・6×2)
  • FU(前1軸後2軸・6×2)
  • FV(FUの2デフ版)※セミトラクタは型式の末尾にRが付く。(例:FV113HR)
  • FN(FVの低床版)
  • FR(4×4)※除雪車
  • FW(6×6)※除雪車用
  • FX(8×8)※除雪車用

脚注

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関連項目

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