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上杉鷹山生誕250年祭・YOZANフェスティバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上杉鷹山生誕250年祭・YOZANフェスティバル(うえすぎようざんせいたん250ねんさい・ようざんフェスティバル)は、2001年(平成13年)に山形県米沢市にて、上杉鷹山公の生誕250年と、上杉氏の米沢入部400年を記念して開催された博覧会である。

開催概要

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  • 開催理由 - 上杉鷹山生誕250年・上杉氏米沢入部400年記念
  • テーマ - 「なせばなる」こころの21世紀
  • 開催期間 - 2001年(平成13年)9月29日(土)から10月21日(日)にかけての23日間
  • 会場 - 上杉神社隣接・おまつり広場、上杉城史苑、新博物館(米沢市上杉博物館・伝国の杜)
  • 入場料 - 新博物館との共通入場券である。

入場料は下記の通り。

一般 学生 小・中学生
前売り券 1000円 700円 500円
当日券 1500円 1100円 700円

パビリオン

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テーマ館

  • 日本中や世界中からの、上杉鷹山公の250歳の誕生を祝うメッセージの展示。
  • オーディオシアターは和太鼓JU-ZOが奏でる「250年の鼓動」を上映。

鷹山偉業館-1(鯉とかてもの館)

  • 鷹山公が奨励した鯉や「かてもの」(山菜、木の実などのこと)についての展示。
  • 中央の水槽に1メートルを超える巨大野鯉を飼育展示。
  • リボンフラワーで再現された、鷹山公の「かてもの」70数種類の山野草を展示。

鷹山偉業館-2(鷹山おもしろ劇場)

  • 上杉鷹山公の人物像を紹介するパビリオン。
  • エントランスでは、人間・鷹山をユニークに分析したパネルを展示。
  • メインシアターでは、飛び出す巨大絵本劇場を上演。

鷹山偉業館-3(米織館)

  • 米沢の伝統産業である紅花染のファンタスティックな世界を表現。
  • メイン展示では、沢口靖子水野真紀の2大女優による米織ファッションの競演。

おしょうしな館(米沢新産業館)

  • 「おしょうしな」とは米沢の言葉で、「ありがとう」の意味である。
  • メイン展示は、和洋菓子職人の手による、「250年前の米沢」をお菓子で再現したジオラマ。
  • 米沢のハイテク産業を展示する「米沢テクノフェスティバル」を同時開催。

なせばなる・極みの文化芸術館

  • 米沢市民の手による深山和紙の和紙人形行列1000体の「米沢の四季」を展示。和紙で作られた精巧な「米沢の紙甲冑」も展示。
  • 地元の工芸士による陶器、織物、打ち出刃物、将棋の駒、木彫りなどの伝統工芸、創作美術を展示。

お茶室・鷹山庵

こども鷹山塾

  • クラフト教室や民話塾、将棋教室など、11の塾を開設し、子供に楽しんでもらう企画。

米沢・食と技の匠通り

  • 鯉こく米沢牛をつかったメニュー、芋煮、ざるそば、ラーメンなど、米沢の食の店舗が出店。

イベントステージ

新博物館

  • 現在の米沢市上杉博物館・置賜文化ホール(伝国の杜)
  • 常設展示室では、置賜米沢や上杉の歴史と文化を展示。
  • 開館記念特別展示として、「上杉家の至宝」を開催。国宝「上杉本洛中洛外図屏風」をはじめとした、上杉家に伝来した数々の古美術を展示。

参考資料

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  • YOZANフェスティバル・パンフレット各種