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上野矗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上野 矗(うえの ひとし、1937年9月26日[1] - 2022年6月13日[2])は、日本心理学者大阪教育大学名誉教授。

経歴

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長野県長野市出身。東北大学文学部心理学科卒業、1967年、同大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学、白梅学園短期大学講師。1969年弘前大学養護教諭養成所助教授。1973年、大阪教育大学助教授。1983年、教授。1992年「病気との和解実現の方途を探って-体験学習におけるグループ受容体験をモデルとして」で久留米大学医学博士[3]。2003年定年退官、名誉教授、大阪樟蔭女子大学教授。2008年退職。2017年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[4]

著書

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  • 『話の聴ける看護婦になるために 対人・対話関係の技術』医学書院 1978
  • 『患者理解の臨床心理学-100項 実りある患者への援助的理解の実現』日本総研出版 1981
  • 『カウンセリングのすすめ方』1983 ぎょうせいヘルス・ライブラリー
  • 『看護臨床における話す・聴く ケアを実らせるポイントとその実際』医学書院 1993
  • 『患者に対する精神的援助に関する研究 現象学的方法による"病気との和解"の方途を探って』風間書房 1994
  • 『「私」の心理 日常生活に寄与できる心理学の視角』風間書房 1999
  • 『病床の臨床心理学』フィリア 2006

共編著

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翻訳

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脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 上野矗氏死去 大阪教育大名誉教授”. 信濃毎日新聞デジタル (2022年6月21日). 2022年6月30日閲覧。
  3. ^ 博士論文データベース
  4. ^ 平成29年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月28日閲覧。

参考

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