上関寺駅
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上関寺駅 | |
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かみせきでら KAMISEKIDERA | |
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右は大津駅 | |
所在地 | 滋賀県大津市逢坂1丁目 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | 京津線 |
キロ程 | 9.7 km(三条起点) |
駅構造 | 地上駅(停留場) |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月15日 |
廃止年月日 | 1971年(昭和46年)8月15日 |
上関寺駅(かみせきでらえき)は、滋賀県大津市逢坂1丁目にあった京阪電気鉄道京津線の停留場。
京阪電気鉄道京津線と滋賀県道558号高島大津線(旧・国道161号)が踏切で交差する地点に位置した。現在も上り・下りとも踏切手前の線路敷がやや広くなっており、ホームの位置を推測することができる。
沿革
[編集]- 1912年(大正元年)
- 1925年(大正14年)2月1日:会社合併に伴い京阪電気鉄道京津線の停留場となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日:陸上交通事業調整法により、京阪電気鉄道が阪神急行電鉄と合併し、京阪神急行電鉄が発足。京阪神急行電鉄の停留場となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日:京阪神急行電鉄から分離譲渡により京阪電気鉄道が再発足、京阪電気鉄道の停留場となる。
- 1950年(昭和25年)12月25日:上りホームのかさ上げが行われる。
- 1971年(昭和46年)8月15日:廃止。
停留場構造
[編集]千鳥式配置の2面2線のホームを持つ地上駅。踏切北側に三条方面のりば、南側に浜大津方面のりばを有していた。
停留場周辺
[編集]付近には東海道本線(旧線)の遺構(※隧道跡およびレンガ壁の橋台跡)があり、停留場跡から少し南へ下った所にある逢坂一丁目交差点で国道1号と滋賀県道558号線(旧・国道161号)が分岐する。名神高速道路はその南側を通り、国道1号と立体交差するが、同高速道路はその前後をトンネルに挟まれている[注釈 1]。三条方面へ向かう京津線の列車は国道1号と立体交差するが、同線はトンネルを経由する。そのトンネルを抜けた列車は大谷駅に到着する。なお、駅跡から西へ約300メートル離れた所には琵琶湖乗馬倶楽部があるが、同施設へ直通する道は整備されていない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- 大津市歴史博物館(大津の古写真)
- まちづくり大津
- 『大津駅周辺を探検! 大津に鉄道がやってきた頃』京阪電車京津線編 by.yume(※営業当時の構内写真がある)