与楽鑵子塚古墳
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与楽鑵子塚古墳 | |
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墳丘 | |
所属 | 与楽古墳群 |
所在地 | 奈良県高市郡高取町大字与楽 |
位置 | 北緯34度27分58秒 東経135度46分47秒 / 北緯34.46611度 東経135.77972度 |
形状 | 円墳 |
規模 |
直径28m 高さ9m |
埋葬施設 | 片袖式横穴式石室 |
築造時期 | 6世紀後半 |
史跡 |
国の史跡「与楽鑵子塚古墳」 (「与楽古墳群」に包含) |
与楽鑵子塚古墳(ようらくかんすづかこふん)は、奈良県高市郡高取町与楽にある円墳。国の史跡に指定されている(史跡「与楽古墳群」のうち)。
概要
[編集]貝吹山の南西丘陵に位置しており、墳丘の直径28メートル、高さ9メートルの円墳である[1]。南に開口した片袖式の横穴式石室が確認されており、玄室の長さは4.15メートル 幅は3.15メートル、高さは4.5メートル以上、また、羨道部の長さは2メートル以上、幅は1.4メートル、高さは1.4メートル以上である[2][3]。
発掘調査がおこなわれていないため、出土品などは確認されていないが、築造時期は6世紀後半の早い時期と考えられている。
きわめて高い玄室を有する特徴が指摘されており、南に200メートルほど行ったところにあるカンジョ古墳と同じきわめて強力な権力を持った氏族の墳墓であると考えられている[4]。
文化財
[編集]国の史跡
[編集]周辺
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 泉森皎; 伊藤勇輔; 河上邦彦『大和の古墳を語る』臨川書店〈臨川選書〉、1993年12月。ISBN 4-653-02593-2。