コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

両角友佑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
両角 友佑
カーリング選手
Yusuke Morozumi
基本情報
出生国 日本の旗 日本
出身地 長野県北佐久郡軽井沢町
生年月日 (1985-01-16) 1985年1月16日(39歳)
身長 177cm
チーム
所属 TM軽井沢[1]
スキップ 両角友佑
サード 松村雄太
セカンド 宿谷涼太郎
リード 岩井真幸
所属歴
2005–2019 SC軽井沢クラブ
2018– 中部電力カーリング部 (コーチ)
2019– TM軽井沢
オリンピック
4人制
出場大会
最高成績 8位
世界選手権
4人制
出場大会
最高成績 4位
パシフィックアジア選手権
4人制
出場大会
最高成績 11位 金メダル (2016)
日本選手権
4人制
優勝
獲得メダル
カーリング
日本の旗 日本代表
パシフィックアジア選手権
金メダル - 1位 2016 義城郡 4人制
銀メダル - 2位 2008 ネイズビー 4人制
銀メダル - 2位 2009 軽井沢 4人制
銀メダル - 2位 2012 ネイズビー 4人制
銀メダル - 2位 2013 上海 4人制
銀メダル - 2位 2014 軽井沢 4人制
銀メダル - 2位 2015 アルマトイ 4人制
銅メダル - 3位 2017 エリナ 4人制
アジア冬季競技大会
銀メダル - 2位 2017 札幌 4人制
ウィンターゲームズ英語版
金メダル - 1位 2013 ネイズビー 4人制
パシフィックアジアジュニア選手権
銀メダル - 2位 2006 北京 4人制
2024年2月17日現在
テンプレートを表示

両角 友佑(もろずみ ゆうすけ、1985年1月16日 - )は、日本カーリング選手[2]2018年平昌オリンピック男子カーリング日本代表。弟は同じく平昌オリンピック男子カーリング日本代表の両角公佑。既婚。

経歴

[編集]

長野県北佐久郡軽井沢町出身。軽井沢中学校1年の時に軽井沢町で行われた1998年長野オリンピックカーリング競技の会場内飲食店で母が働いていたこともあり、弟共々毎日のように試合を観戦し、カーリングへの興味を持つ[3]。翌1999年には長岡はと美コーチと共にSC軽井沢クラブの前身であるカーリングクラブチーム「AXE」設立に関わった[4]

長野県岩村田高等学校金沢大学教育学部スポーツ科学課程卒業[5]。2005年にSC軽井沢クラブを結成する[6]と、日本カーリング選手権大会5連覇をはじめ8度の制覇を経験した。

世界カーリング選手権で2016年4位・2017年7位に入り、2年間の総合成績により2018年平昌オリンピックに出場した[7]。 10月2日、SC軽井沢クラブより新体制の発表があり、当面所属チームはなく、来季以降に向けて新チーム結成を目指すこととなった[8]

2018年12月、女子カーリングチーム中部電力のコーチに就任、コーチ業と並行して選手活動も継続していくこととなった[9]

2019年5月、新チーム「TM軽井沢」の発足を発表した[10][11]

人物・プレースタイル

[編集]

甘いものと日本酒を好む[12]。趣味は漫画を読むこと[12]

カナダ出身のスキップであるランディ・ファービーに憧れ、彼が執るような攻撃的なカーリングのスタイルを貫いている[12]

チーム

[編集]

4人制男子

[編集]
シーズン スキップ サード セカンド リード リザーブ 主な大会
2002–03 柏木寛昭 柳沢和人 中里陽一 両角友佑 佐藤恵太 WJCC 2003英語版[13]
2003–04 両角友佑 佐藤正徳 中里陽一 藤巻圭策 小林一也 WJCC 2004英語版[14]
2005–06 両角友佑 山口剛史 佐藤正徳 中里陽一 両角公佑 PJCC 2006[15]
2006–07 両角友佑 佐藤正徳 中里陽一 山口剛史
両角友佑 山口剛史 佐藤正徳 清水徹郎 荻原諒 WUG 2007[16]
2007–08 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 松村雄太 PCC 2007英語版[17]
2008–09 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 佐藤恵太 PCC 2008英語版[18], WMCC 2009英語版[19]
2009–10 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 佐藤勇人 PCC 2009英語版[20]
2010–11 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑
2011–12 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑
2012–13 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 清水芳郎 PCC 2012英語版[21], WMCC 2013英語版[22]
2013–14 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 阿部晋也 PCC 2013英語版[23], OQE 2013[24],WMCC 2014英語版[25]
2014–15 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 松村雄太 PCC 2014英語版[26], WMCC 2015英語版[27]
2015–16 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介
谷田康真
PCC 2015英語版[28], WMCC 2016[29]
2016–17 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介 PACC 2016[30], AWG 2017[31], WMCC 2017[32]
2017–18 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介 PACC 2017[33], OG 2018[34]
2019–20 両角友佑 岩井真幸 宿谷涼太郎 両角公佑 [35]
2020–21 両角友佑 岩井真幸 宿谷涼太郎 両角公佑 JCC 2021
2021-22 両角友佑 岩井真幸 宿谷涼太郎 両角公佑 PACC 2021[36]
2022-23 両角友佑 松村雄太 宿谷涼太郎 両角公佑 岩井真幸 JCC 2023
2023-24 両角友佑 松村雄太 宿谷涼太郎 岩井真幸 JCC 2024

主な成績

[編集]

日本代表

[編集]

クラブチーム

[編集]

ワールドカーリングツアー

[編集]

グランドスラム

[編集]

ワールドカーリングツアーにおける最高峰の大会シリーズであるグランドスラムの成績。

略語の説明
C 優勝
F 準優勝
SF ベスト4
QF ベスト6・ベスト8
R16 ベスト16
Q 予選敗退
T2 ティア2(2部)出場
DNP 大会不参加
N/A 開催せず
大会 / シーズン 13-14 14-15 15-16 16–17 17–18 18–19 19–20 20–21
ナショナル Q DNP DNP DNP DNP DNP DNP N/A
チャンピオンズカップ N/A N/A DNP Q DNP DNP N/A

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 第13回大会及び第14回大会

出典

[編集]
  1. ^ 出場チーム”. どうぎんカーリングクラシック. 札幌カーリング協会. 2019年7月2日閲覧。
  2. ^ 中部電力 選手・コーチ・スタッフ紹介 両角 友佑
  3. ^ “夢舞台、世界と戦った カーリング両角兄弟”. 中日新聞. (2018年2月22日). http://www.chunichi.co.jp/article/olympics/pyeongchang2018/news/CK2018022202000241.html 2018年2月24日閲覧。 
  4. ^ “SC軽井沢ク、前身「AXE」から19年 長岡コーチ「力出せた」”. スポーツニッポン. (2018年2月22日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/22/kiji/20180222s00039000047000c.html 2018年2月24日閲覧。 
  5. ^ カーリング リーグ突破へ一丸.毎日新聞.2018年2月7日配信。
  6. ^ 五輪に挑むきょうだい選手=平昌まで100日.時事通信社.2017年11月1日配信。
  7. ^ 日本チームとしても開催国枠で出場した長野大会以来20年ぶり。“SC軽井沢ク、平昌五輪出場へ カーリング男子で20年ぶり”. 日本経済新聞. (2017年4月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK40482_W7A400C1000000/ 2018年2月22日閲覧。 
  8. ^ 両角友佑、新チーム結成目指す カーリングSC軽井沢ク新体制に.日本オリンピック委員会.2018年10月17日閲覧。
  9. ^ 両角友佑選手の新たな挑戦! | スポーツコミュニティー軽井沢クラブ|軽井沢町|スポーツ.2018年12月20日閲覧。
  10. ^ @TMKaruizawa (2019年5月24日). "新チーム「TM軽井沢」を発足". X(旧Twitter)より2019年7月1日閲覧
  11. ^ カーリング男子「TM軽井沢」が発足”. 軽井沢ウェブ. 軽井沢新聞 (2019年5月24日). 2019年7月2日閲覧。
  12. ^ a b c 両角友佑が貫き続けた「攻めのカーリング」の誇り “ぽっちゃり野球小僧”から念願のメダルへ.VICTORY.2018年2月9日配信。
  13. ^ a b World Junior Curling Championships 2003”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  14. ^ a b World Junior Curling Championships 2004”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  15. ^ Pacific Junior Curling Championships 2006”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  16. ^ a b Torino Winter Universiade 2007. Result Book: Curling”. FISU (2007年1月18日). 2019年8月30日閲覧。
  17. ^ Pacific Curling Championships 2007”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  18. ^ Pacific Curling Championships 2008”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  19. ^ Ford World Men's Curling Championship 2009”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  20. ^ Pacific Curling Championships 2009”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  21. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2012”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  22. ^ Ford World Men's Curling Championship 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  23. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  24. ^ Olympic Qualifying Event 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  25. ^ CPT World Men’s Curling Championship 2014”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  26. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2014”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  27. ^ Ford World Men’s Championship 2015”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  28. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2015”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  29. ^ a b World Men's Curling Championship 2016”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  30. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2016”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  31. ^ a b 8th Asian Winter Games Sapporo 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  32. ^ Ford World Men's Curling Championship 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  33. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  34. ^ XXIII. Olympic Winter Games 2018”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  35. ^ カーリング男子「TM軽井沢」が発足” [Men's Curling, "TM Karuizawa" is Launched] (Japanese). Kawuizawa web. Karuizawa Newspaper, Inc. (2019年5月24日). 2019年5月29日閲覧。
  36. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2021”. World Curling Federation. 2022年5月22日閲覧。
  37. ^ World Junior Curling Championships 2001”. results.worldcurling.org. 2019年8月30日閲覧。
  38. ^ 2013 Winter Games NZ”. NZ Curling Association (2013年8月24日). 2019年7月3日閲覧。
  39. ^ Winter Games New Zealand 2013”. World Curling Federation (2013年8月23日). 2019年7月3日閲覧。
  40. ^ 2019 ADVICS CUP 試合経過・結果”. 常呂カーリング倶楽部 (2019年8月12日). 2019年8月21日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]