中士幌駅
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中士幌駅 | |
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なかしほろ Naka-Shihoro | |
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所在地 | 北海道河東郡士幌町字中士幌 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 士幌線 |
キロ程 | 22.5 km(帯広起点) |
電報略号 | ナシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)12月10日 |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月23日 |
備考 | 士幌線廃線に伴い廃駅 |
中士幌駅(なかしほろえき)は、かつて北海道河東郡士幌町字中士幌に存在した、日本国有鉄道(国鉄)士幌線の駅である。電報略号はナシ。事務管理コードは▲111405[1]。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)12月10日 - 開業。一般駅[2]。
- 1969年(昭和44年)11月28日 - 側線で貨車の脱線転覆事故が発生。士幌駅から暴走してきた貨車7両を受け止めるために、側線に貨車12両を並べて意図的に衝突させたもの。負傷者は発生しなかったが転覆したタンク車から重油が流出、消防車が出動した[3]。
- 1970年(昭和45年)9月10日 - 貨物・荷物の取り扱い(到着小荷物(特別扱新聞、雑誌を除く)を廃止[2][4]。同時に無人化[5][6]。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 新聞、雑誌の取り扱いを廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)3月23日 - 士幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅名の由来
[編集]→「士幌」の由来については「士幌川」を参照
駅構造
[編集]廃止時点では1面1線の単式ホームを有する無人駅であったが、当初は2面2線の相対式ホームを有する列車行き違い可能駅であった。
駅周辺
[編集]- 北海道道596号中士幌停車場線
- 国道241号
- 士幌町立中士幌小学校
- 中士幌郵便局
- 十勝バス、北海道拓殖バス「中士幌待合所」停留所
現状
[編集]現在、駅施設は何も残っておらず、当駅の跡地は草叢と化している。
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中士幌駅跡 (2011年8月16日)
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中士幌駅跡の看板 (2011年8月16日)
脚注
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、235頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、888頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 緊急連絡-貨車七両が暴走 十勝原野を7.5キロ『朝日新聞』昭和44年11月29日朝刊、12版、15面
- ^ 「日本国有鉄道公示第353号」『官報』1970年9月5日。
- ^ JR釧路支社「鉄道百年の歩み」平成13年12月発行。
- ^ 「通報 ●士幌線駒場駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月5日、4面。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、137頁。ASIN B000J9RBUY。